ポワ~ッという感覚。

夢見心地という言葉が相応しいのか分かりませんが、身体が少しばかり浮いてるんじゃないかって思える体験を過去に二度ほど味わったことがあります。状態を例えるなら題名にあるポワ~ッ!ですかね。最初は20代。初めて自分の書いたものが雑誌に載ったのを目にした時でした。忘れもしないとあるコンビニの本のコーナーで、出てるかな~と確認がてら雑誌を開いた瞬間、まさにそのポワ~ッに襲われました。身体が固まったように動かなくなって、身体じゅうが緩んだような感覚です。


全国誌に書いた文と自分の写真まで出てるわけですから。もちろん買いましたよ。帰ってからまた見直しました。二度目は、新聞に初めて掌編が載った時です。新聞を開いた瞬間、やってきました。ポワ~ッです。二回目の時も嬉しかったですけどね。さすがに二度目だと例の感覚にはならない。初めてっていうのが重要なんでしょう。


今回の掲載は、ポワ~ッよりもホッとした感じでした。

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