読み終わった。

蘇える金狼の野望編が終わってすぐに読み始めた完結編がひとまず読了となりました。一応簡単な説明をしておきますと、著者は大藪春彦。ハードボイルドの先駆けなどと言われたらしい。松田優作の映画をご存じな方もおられるかもしれません。完結編も野望編同様に字が小さくてページ数も500頁を超える。なかなか読み応えのある本でした。連載開始が1962年というからだいぶ昔で、表現などにも時代を感じさせてくれます。「済みません」「お芽出とうございます」


カタカナ表記なんかだと、スウィッチ。シフト・レヴァー。ヴィタミンC。読んでいてもちょっと新鮮です。体重などは何貫目ですし、身長は尺ですから、ピンと来ませんね。ただ、道路などは三百メーターとか書かれているんですよね。あの頃はこういう使い分けだったのかもしれませんね。いずれこの本もビブリオ📚レビューにて紹介する予定ですので、暇を見て少しずつ書き始めようと思っています。

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