Twitch配信復帰、散歩で青森

2023/4/7~4/17 ウメ散歩

●ウメハラ配信

https://www.mildom.com/playback/10467370/10467370-cggmq9h2vqfd2qlcf0l0


 2023/3/27のミルダム配信でのアーカイブをまずは貼っておく。本題に入るのは、上記リンクの1時間25分付近から。

 この日、ウメハラとアールと折笠の三名で企画されたウメ散歩。当初は東京から青森までを歩くつもりのウメハラだったが、二人の強い引き止めにより現実的なラインとして、「仙台から青森まで」と距離が半分に縮められた。車班の帯同なども勧められている。

 その10日後に実際にスタートしたこの散歩企画は、ツイッタートレンドになり、ネットニュースになり、平日昼でも視聴者5000人ほどを維持し、10日間連日朝から晩まで配信され続け、最終的には視聴者1万人を超えた。歩いているだけなのに。

 参加者はウメハラ、アール、ハンサム折笠、えいた、Shuto、だんご、96cafeの7名に、車班の総師範KSKを足して総勢8名。

 車班のKSKは散歩組のサポート係のため歩いていないが、ついでにチャレンジ企画として、この企画中は常にホテルに泊まらず車中泊をしている。


https://www.twitch.tv/daigothebeastv

https://www.twitch.tv/shuto_fgc

https://www.twitch.tv/eitanotwitch

https://www.twitch.tv/soushihan0728


 配信のアーカイブは、外配信の電波の都合でしょっちゅうブツ切れになっているので、上記の各自配信アドレスから遡ってほしい。

 散歩中の期間、常に誰かが配信していた。車班になったKSKに至っては、車中泊で寝ている間も配信していた。異常な物量のアーカイブがある。

 見どころのまとめはそれぞれのTwitchでのクリップ、もしくはツイッターでのまとめがわかりやすい。ファンアートや非公式PVなどもあって、良いまとめ。名場面をリアルタイムでピックアップした、俺のふざけたツイートもいくつか入っている。

 Togetterまとめの人、ありがとう。おかげで振り返りが楽しかったです。


「2日目にして心が壊れ始めている」格ゲー界の王ウメハラによる狂人ピクニック企画『仙台-弘前300kmウメ散歩』Day2までの記録

https://togetter.com/li/2121338


 ウメ散歩アーカイブの一番最初、スタート地点の仙台まで車で移動するシーンを今になって振り返ると、面白いやりとりがある。この散歩のために万全の装備を整えてきたアールと、ウメハラのやり取りだ。

 この二人はプロゲーマーやプロ実況者になる前からの友人であり、20年前に思いつきで友人たちで箱根まで歩いた際の、ラスト走者たちだ。なお20年前は、山に次ぐ山で結局箱根には着かなかったらしい。


ウメハラ「今回のアールの装備が完璧すぎて引く」

アール「俺は10日間でゴールするためのシミュレートをして来た。おめーみてーに、まあ行けるだろってナメて来てねーからよ」

ウメハラ「なんかもうそれ、上等な料理にハチミツをぶちまける思想だよな」

アール「最後にお前と俺が歩き切った後にもう一度言ってほしいね、そのセリフを」

ウメハラ「俺は靴以外を何も用意していない、この原始人装備で勝ちたいね」


 ウメ散歩を見ていた人たちにとっては、この後の結果は明白だ。

 装備を整えてきたアールは最後まで余力を残して歩き切り、ウメハラは「ダセーから禁止」と自ら言っていた杖に頼り、「足がいてえ!」と何度も漏らしながら歩き切った。

 だがこの惨憺たる結果についても、散歩後半にウメハラアールの二名が話すシーンで触れられていた。「俺は体験主義」と言い張るウメハラに、アールが「想定できる状況については事前準備をしても良くないか?」と聞いた場面だ。

 ウメハラは「それでも自分で体験してからにしたい。杖は必要だったけど、これだけの距離を歩いた上で『杖は必要だ』ってわかってから使うのと、最初から杖を使っているのは違う」と返していた。

 配信をよく見ているので、この人は徹頭徹尾こう言う人だというのは視聴者目線でもわかっている。今回の散歩に限らず、本業の格ゲーでも「この戦法は弱い」と言われていることをあえてやってみて何日も攻略した上で「これ弱いわ」と判断することがある。コメントに「だからやる前に言ったじゃん」とツッコまれても、どこ吹く風だ。

 よく言えば考えが柔軟、悪く言えば頑迷かつ意見がコロコロ変わる。身近で振り回されるようになったら、面白いが大変だろう。それがわかった上で周りのメンバーも皆、ついてきているように見えた。


 たぶんずっとこう言うことをやってきた上で、今のウメハラがあるのだと思う。「無駄だ」とか「やらなくてもわかる」とかの意見を真っ向否定して物事にあたって、自力で同じ結論に至る。

 そこに魅力があり、今の強さがあり、普通ならやらないような企画を行って成功を引き寄せる理由があるんじゃないだろうか。


 なおこのウメ散歩、終了翌日にはKSKの運転で700キロの道のりを戻り、各自を家に送っていく配信もあった。なんとその運転時間、一日で15時間。KSK一人でこれを行っている。

 疲れている散歩メンバーは、えいた以外ほとんど無言だったり車中で寝たりして、家に送られるのを待っていた。そこでウメハラから出た言葉。


「車で寝るの体がいてえ……。家に帰って布団で寝てえ……」


 さんざん「お前は何も苦労してない」といじり続けていたKSKが、この車中泊を続けていた苦労を最後に体験したウメハラだった。またも体験主義。

 ウメ散歩メンバー皆さんお疲れ様でした。とても面白かったです。


●日記

 366日のウメハラ配信記録をやって一旦途絶えてから、ウメ散歩記録のためにもう一度書いてみた。

 この状況で俺個人の日記がどうこうとか、もう全く機能していない。一ヶ月半ぶりだし。

 一ヶ月半の間にあったことと言えば、仕事のために色々準備していたら現在先行き不透明になったので、とても困っていることぐらいだ。

 シナリオや記事などのライティング仕事を目下探している。歩き続けた人たちに、鼓舞されながら。

 話が書きたい。散歩を見終えたら、今年で一番の創作意欲が芽生えてきた。

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