2022/12/2 ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第13節 Day1

●ウメハラ配信

https://twitter.com/CAPCOM_eSports/status/1598632894154477568


 ウメハラの個人配信は今日もなし。

 20時からのSFLで、プレーオフへの大事な一戦に挑む。


 第一試合、広島iXA対名古屋OJA。アウェーの広島はクラッシャーを控えに回した。

 以下、アウェー側が出した選手とキャラに、ホーム側がかぶせた選手とキャラ。勝敗も合わせて書いておく。


 ガンファイトアレックスにあきらキャミィをかぶせ、2-1あきら勝利。

 稲葉ベガにふ~どミカをかぶせ、2-0ふ~ど勝利。

 ストーム久保アビゲイルにウメハラガイルをかぶせ、3-2ウメハラ勝利。


 名古屋全勝。40-0。しかしこの道は、数字で表せられるほどの楽な道ではなかったように思う。

 まずあきらキャミィがガンファイトアレックスにパーフェクト負けから始まった。2ラウンド合わせても40カウント程度しか時間が流れていない、最速のぶっ壊し。「これが俺たちの見たかったガンファイトだ!」を見せつける試合。

 一度インターバルを取って気を取り直したあきら。「勝算があるから自分が出たのにあの負け方をして、怖くてチームメイトの目が見れなかった」と、裏話を後に語っていた。

 当たったときの一発がでかい肉弾戦キャラ同士、なのにキャミィは低体力でアレクは高火力と、意外に相性が悪いのかもと思えたが途中から電光石火が復活。あきらがもりもり攻め込んでガンファイトに勝利。

 次鋒戦はふ~どミカの進撃再びという感じで、こちらは盤石に感じた。一度どぐら戦でミカベガ対決を見せたせいか、どぐらよりも稲葉のほうが押し返して対抗は出来ていたかもしれない。にしてもEXデビリバで上から降ってきたベガに、撫子が更に上から降ってきて勝ったのは笑った。サイコパワーより撫子パワー。


 これで大将戦。ガイル対アビゲイルはウメハラいわく、「スト5で一番キャラ相性が悪いかもしれない対戦」とのことで、以前からガイル有利を言い続けていた。久保も不利は承知でアビゲイルを置いているのだろうから、ウメハラを引き付けて負けてからキャラを変更して本番という形になるのかと思っていた。

 ところが久保アビゲイルが強い! 普通に強い。ウメハラの動きもあまりよくなく、後にインタビューで語ったところによると珍しく緊張していたそうだ。これでプレーオフ進出が決まるかもしれない試合で、相手は有利キャラ。ミスらなければ行けるはず。こういう場面で緊張するのはよくある。

 逆に久保側は、もうリーグの順位は関係ない位置に来ているし、相手は不利なキャラ。背負うものが少なくなった分、強気に立ち回れているんだろうか。とにかく久保が久保らしさをぶん回して戦っている。帰ってきた嵐を呼ぶ男、13節で本格復帰。

 終止ガイル側がアビゲイルを飛ばせて落とす有利な展開なのに、最後はアビゲイルに巻き返され、久保リードで試合が進む。

 後半、インターバル中にチームメイトに助言を求めに行ったウメハラ。インターバルを取るのも珍しいし、助言をもらうのも珍しい。自身の珍しい緊張に即座に対応できているわけで、こういうのはベテランっぽい。「もう少し前に出ても良いんじゃ」と助言をもらい、前に出始めてから逆転、攻勢。なんとか久保を倒した。

 SFL後半戦のウメハラ好調ぶりから、久保アビにこれほど追い詰められるとは、皆思わなかったんじゃないだろうか。存外にヒリヒリした良い試合だった。

 なお、試合終了後に出たスタッツで、ウメハラガイルの対空率94%(32回のジャンプを30回落としている)にコメント欄がざわついていた。落としすぎだろ。アビの飛びなんて食らったら死ぬジャンプなのに、ガードしないでちゃんと落としに行ってるのも偉いというか何というか。


 そして第二試合、魚群対グッパチ。これもプレーオフ枠の争いにおいて非常に重要な試合だった。

 アウェー側の魚群はもけを控えに回した。


 マゴルークにカワノコーリンをかぶせ、2-0マゴ勝利。

 水派コーディーにどぐらベガをかぶせ、2-1どぐら勝利。

 まちゃぼーベガにぷげらバイソンをかぶせ、3-0ぷげら勝利。


 開幕マゴが、「不利キャラのコーリンなのに俺に戦績良いからってかぶせてくるのはナメてるんじゃないの?」と口プロレスを仕掛けるも、「いやマジで行くしかないんですって」と本気で困っている様子のカワノ。あっさり負けてしまい、勝利後インタビューでも「いまだかつてない4連敗中でして……」と覇気がなかった。

 SFLでは貧乏くじを引かされている印象で、SFL前までの戦績ほど振るわないように見えるカワノ。だがルシアの件もあるし、まだまだ何か起こしそうな存在だ。強いやつが連敗してくすぶったあと、だいたい何か起こす。

 次鋒戦の水派コーディーは、ゴリゴリに攻めてどぐらを圧倒。インターバルで一度引き、チームメイトから「今日の水派めちゃくちゃ前のめりですよ」とアドバイスを受けて下がって受ける形に変えて、どぐら巻き返し勝利。先程のウメ久保と逆のアドバイスで勝っていた。この手の話を聞くと、「そもそもアドバイスされて一瞬で動き変えれるのがすごいな」と感心する。

 大将はまちゃぼーベガ置き。このSFLで仕上げて出てきたまちゃぼーベガを、アウェーで大将に置くのは度胸がある。マゴルーク大将を避けすぎているんじゃないかというきらいもあるが……たらればの話を試合後にしてもしょうがない。

 結果としては3-0でぷげらが勝った。危うく首位陥落だったグッパチ、ここでも崩れない。


 これで点数は魚群がFAVと同じ265点で、得失点差により6位に。FAVが次の試合で1点も取れずに終わっても、魚群は5位には入れない。プレーオフ進出に厳し目の点数となった。

 その伸び悩みのお陰で、DNGは一応プレーオフ進出の望みがまだあるようだ。

 グッパチと名古屋は30点差で首位争いになった。次の試合でシノビもこれに割り込んでくるはずで、3すくみの首位争いは楽しみ。

 1位になればグランドファイナル進出確定なので、通しチケットを買う意味が上がって嬉しい。グランドファイナル進出確定したらプレーオフは出ないから通しチケじゃなくてもよくなる可能性。


 名古屋OJA及びウメハラ応援勢としては、一山抜けたので安心したいところだが、実は本当の正念場はこの翌日にすぐに回ってくる。

 ワールドウォリアー日本大会5、決勝トーナメントに進む8名が決まる最後の予選が続けて行われる。この大会で最低でも3~4位には食い込まないと、ウメハラはもうカプコンカップに出られない。ハリウッドの現地当日予選で優勝するしか、出場権を得る方法がなくなる。

 昨年も一昨年もカプコンカップの切符を取り、だがコロナ禍でカプコンカップ自体が中止になって参加できなかったウメハラ。来年のスト6を前にしての最後のスト5のお祭りに、ウメハラがいるのかどうか。それが決まる。


●日記

 気が重い作業でストレスを貯めている間に一日が終わった……。

 書きたいものがあるのにストップ。乗っているときに気持ちよく書きたかったが、無理。こういうのが多い。こういうときでもなんとかしたい。

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