2022/10/22 CPT2022ワールドウォリアー日本大会3 優勝はひぐち

●ウメハラ配信

 今日は配信はなかった。

 配信はなかったが、13時からはワールドウォリアー日本大会3。全5回のオンライン大会での上位入賞者にポイント配布、トップ8は年末に決勝トーナメントに参加。最終的に優勝したものはカプコンカップの切符を手にするという、あまりに長期間で過酷なスト5蠱毒。

 前日までの喉の問題などが残っているのか、ウメハラは配信なしで大会に参加していた。にゃんぴを破ってマゴを破ってひぐちに負けて大分人を破って、ルーザーズからトップ8にまで来た。

 前日のSFLでは実現しそうでしなかった、ウメマゴ対決。今回はウメハラの勝ち。この試合は配信で見たかった。

 18時からはトップ8が公式配信で行われる。公式配信のウメハラの初戦は、同じくルーザーズから上がってきたときど。せめてこれが配信で見れてよかった。金が取れるカードが成立してしまった。


https://www.youtube.com/watch?v=d_jofnrZb64


 トップ8はウィナーズがぷげらひぐちShutoヤマグチ、ルーザーズがマゴ藤村ウメハラときどと、世代交代を匂わせるように上下が分かれた。

 ひぐちとShutoが特に目立って強い。ひぐちは毎度のことながら盤石。「不遜」と呼ばれる無茶も時折やってくるので厄介。リバスピ連発とかやってくるしリバスピガードさせEXサマーがいくらなんでも不遜。あれはキレる。

 Shutoは吹っ切れた動きでこれも強い。理にかなった読みをもとに延々暴れまわっているような感じで、見ていて面白いプレイをするのがとてもいいと思う。

 おじたちも負けず劣らず。先程書いたウメハラときどでは、CA削りフィニッシュを読んで回避不能な段階になる前にVリバを出しCA前の昇龍をスカらせて最大反撃で逆転するという、ウメハラらしいプレイで視聴者を喜ばせる。

 久々に思えたこの対決は、しかしときどの攻めの前にウメハラガイルの守りが崩されるといった形で、ときどに軍配が上がった。


 試合が進むに連れて、気づけばトップ4に残っているのはウィナーズ側にいた4名だけになっていた。ウメハラときどマゴ藤村がいなくなっている。

 若手同士のつぶしあいの結果、ウィナーズでグランドファイナルに進んだのはひぐち。ルーザーズでグランドファイナルに進んだのはShuto。前回大会の優勝者がルーザーズからグランドファイナルに上がってくるという、第2回ワールドウォリアーの竹内ジョンと同じ展開になってしまった。

 ウィナーズでひぐちに負けたときに「帰ってくるんでグランドファイナルでもう一回やりましょう」と言っていたShutoが実際に戻ってきて決着をつける。ふたりともSFLでは再春館熊本Solに所属するチームメンバーだ。同じロゴの入ったジャージを着て対戦。ふたりでしょっちゅう練習しているんだろうなと思わせる慣れた動き。

 新たなライバル関係としてひぐちガイルとShutoユリアンがシーンを牽引していくんだろうか。グランドファイナル、20歳を超えたばかりとは思えぬような落ち着きで、今回は3-0でひぐちが勝った。

 ワールドウォリアー日本大会3、優勝はひぐち。


 印象的だったのは、プール抜けの段階でひぐちはウメハラにガイル同キャラで勝っていて、トップ8ではヤマグチがときどにルーク同キャラで勝っている。

 格ゲー界の象徴とも言えるウメハラときどが、頭角を現しつつある若手と同キャラで敗退している。同キャラ戦にはそれ専用の対策が求められるため、必ずしも「同キャラで負けたほうが格下」とはならないものの、感じ入るものがあった。

 たまたま勝ったというわけでもなく、普通に若手が勝っていたのも良かった。時折若手がトッププロを食って上がってくるようなケースではなく、もう同じ線上におじと若手がいる。

 そして空恐ろしいのが、この話で引き合いに出しているひぐちとヤマグチが、どちらもシノビズムで育てられた若手だということだ。ももちがオーナーのシノビズム。プロ忍者養成機関シノビズム。

 ももち自身は今年のCPT日本大会に既に優勝して、カプコンカップへの切符を手にしている。スト5ラストイヤーは、シノビに支配されるんだろうか。


●日記

 休みと決めていた。一日おやすみ。

 昼から酒飲んで配信を見て、配信終わったらオンラインボドゲを遊んで、おしまい。いい休日。

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