2022/10/21 ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第7節 Day1

●ウメハラ配信

 今日は配信はなかった。

 夜はSFLに出場する。昨日までの体調不良は問題ないのか、ウメハラは試合に出るのか出ないのか。

 体調不良リザーブの読み合いもSFLではたまに行われる。名古屋OJA序盤でナリ君が新型コロナ罹患もあったし、去年は新型コロナワクチン接種の関係でカワノが下がって代わりにキチパが出たこともあった。

 世の中コロナ絡みで相変わらず色々ある。とりあえず20時を待つ。


https://twitter.com/CAPCOM_eSports/status/1583412815158616064


 ついに折り返しのSFL7節目。第一戦は、魚群対名古屋。アウェーの魚群はもけを控えに回した。なおこの段階で、ウメハラは画面にいる。のどが痛いのか喋ってはいない。

 以下、アウェー側が出した選手とキャラ、ホーム側がかぶせた選手とキャラ。戦績も書いておく。


 まちゃぼーネカリにふ~どポイズンをかぶせ、2-1まちゃぼー勝利。

 水派コーディーにあきらキャミィをかぶせ、2-1水派勝利。

 マゴルークにナリ君あきらをかぶせ、3-1マゴ勝利。


 まちゃにふ~ど、既にこの段階で意外だった。コーディーかルークに行きそうなのにネカリにかぶせに行く。そして順当に勝つ。

 と思いきや、負けたまちゃぼーから噂のセカンドキャラが出てきた。ルシアだ。元々ルシアを使っていたまちゃぼー、先日のカワノルシアによるふ~どポイズン奇襲を見て、ルシアの牙は当然研いでいた。このルシアが連勝にてふ~どを倒す。ルシアがポイズンに刺さることが別プレイヤーの間でも証明された。折り返しで大きな課題ができてしまった。

 続いては水派にあきら。この組み合わせも意外ではあったが、予想通りのキャミィのガン攻めと、一瞬で切り返すコーディー火力のあわせ技で、攻め合戦になっていた。火力対低体力は厳しそうに見えてしまう。いい勝負だったが水派が勝利。

 ラストはウメハラの体調に問題があるのか、ルークとやり続けていたウメハラを下げてまで勝てる目算があったのか、ナリ君が登場。辛くも勝利した一本。それ以外は終始マゴのムードで、後半は完全にトッププロの手のひらという感じだった。

 どうしても届かない、善戦できても勝てないこの差。他のチームでもよく見る構図で、果たしてこの差は埋まるんだろうか。いつか歓喜のときは来るんだろうか。がんばっているのは嫌というほど伝わってくる。だが対人戦は、がんばっても報われるとは限らないのが難しいところ。

 ともあれ本日、接戦も多かったのに結果はアウェーの魚群が40点。名古屋0点。

 

 第二戦はシノビズム対DNG。アウェーのシノビはジョニィを控えに回した。

 藤村ルークにうりょローズをかぶせ、うりょ2-0勝利。

 ヤマグチルークに板橋ザンギエフアビゲイルをかぶせ、2-1ヤマグチ勝利。

 ももちコーディーに竹内ジョンコーディーをかぶせ、3-2ももち勝利。


 アウェーで大将戦に出て勝つわ、延長戦でCAぶっぱなすわ、やりたい放題街道を進んでいるうりょがまた出てきて、藤村を完封した。危険でも通る技を出すのを優先して功を奏しているスタイルなので、うりょ専用の読みと対策が必要なのかも。

 ヤマグチには板ザンがアビゲイルでかぶせ。先日のボンちゃんサガットといい、おじプレイヤーの旧キャラを「若い子はこういうの知らんだろ」とかぶせられて面食らう役割がヤマグチに回っている。

 なのに勝つ。立ち回りがどっしりして落ち着きすぎている。ひぐちのような若くて老獪なスタイルになっている……。シノビズムはどういう育成でこういう若手を生み出しているんだ。シノビの秘術おそるべし。

 大将戦、かぶせられたももち自身が語っていたのと、同じことを思ってコールを待っていた。「うりょも板ザンも大将に来ないってことはコーディーに何をかぶせるんだ? もしかしてナウマンララとか隠し持ってるのか?」そう訝しんでララトレモをやって待っていたというももち。読み合いの末出てきたのは竹内ジョンコーディー。大将戦で同キャラやろうぜという、ある意味一番当てにくいオーダーで来たDNG。こういう奇策もある。

 同キャラ戦は通常避ける。なのでかぶせないだろうと思わせておいて、同性能の同キャラで戦うなら事前に準備して練習していた側が勝つんじゃないかという作戦だ。

 この手は実は第3節Day1でシノビが魚群にやっている。ルークにルークを、コーディーにコーディーをかぶせて勝つという、同キャラ特化戦法。逆にこれをジョンにやられた格好になった。

 始まってみると異常にジリジリとしたタイムアップ勝負。たまに強烈なコンボで体力を奪うも、いつの間にか時間間際のドット戦になっている。こうした試合を制するのがジョンのほう。準備をしてきた一日の長があるのか、2-0でジョンがももちを追い詰める。

 一旦インターバルを取ったももち。後に語っていたことだが、この段階でももちはキャラをあきらに変えようと思い、チームメイトにもその確認をした。ところがヤマグチが「やってる動きにおかしなところはないんで行けると思います、自分を信じてください」と後押しをしたのだそうだ。「ヤマがそう言うなら行けるんだろう」と、考えを変えたももち、キャラはそのままコーディーで続投し、ここから逆3タテ。

 コーディー同キャラ対決は、裏でそうしたドラマも起こりつつ、ももちが勝った。


 シノビズムというチームに感じる独特の連帯感、若手の育成、意見の拾い上げ。SFLで目立つこれらがとてもいい。ヤマグチもそう、ジョニィもそう、去年までであればひぐちもそうだし、今年参加していない大谷もそう。

 友人の立川をスパーリングパートナーとして引き入れたグッパチの強さとは、似て非なるものを感じるシノビのチーム力。名古屋が負けたこともあって2位に浮上してきた。


 今日のSFLの話はここまで。ついでにこれも貼っておく。

 カプコンeスポーツアカウントがSFLの試合切り抜きを連日上げていて、選手の裏の声なんかも入っていて、こっちはこっちで見どころが多い。

 うりょが大将で出てきて突っ走った試合の切り抜きで、スタンコンボからの設置からのフレーム消費からの中段でとどめを刺すという、あのうりょらしいプレイ。食らった餅が「それは見えないっ……!」と悶絶していたり、チームメイトのナウマンが「そういうのが見たかった!」と喜んでいたり、いいシーンになっている。


https://twitter.com/CAPCOM_eSports/status/1583382591633252353


●日記

 お仕事を少しやって、明日に備えて鍋など作って過ごした。

 鍋食い動画勢おじさんとして土曜日は過ごす予定。

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