2022/6/3 TOPANGAチャンピオンシップAリーグ6日目、順位決定最終日

●ウメハラ配信

https://www.youtube.com/watch?v=CqSd_AnQ6hY

https://www.twitch.tv/videos/1316529556


 トパンガチャンピオンシップ順位決定最終日、初めから終わりまで面白さギッシリで頭がおかしくなりそうな一夜だった。

 解説実況のなないが、「面白すぎて家で見てても疲れますもん」と開始前に言い、終了後にも「ここまで見ていたみなさんも本当にお疲れさまでした」と言っていたのもうなずける内容。

 しかし誰より疲れているのは、参加したプレイヤー18名なのは明白だろう。ひりつく戦いをこんなに続けて、お疲れ様でした。無情にも彼らの順位が決まる。


 カワノ(コーリン)対様式美(キャミィ)、3-0カワノ。

 ふ~ど(ポイズン)対Shuto(ユリアン)、0-3Shuto。

 ウメハラ(ガイル)対水派(コーディー)、3-1ウメハラ。


 Shutoの快勝、ふ~どに3-0。

 なんとか4位以内に食い込むことが可能だったShutoが、昨年SFLで「ふ~どの家に飼われていた」と言われるほど付きっきりでユリアン対策をして完全攻略されたあのふ~どと対戦して、3-0で勝った。

 Bリーグに入るための予選から危ない橋をわたり続けて、ここまで来たShutoが、最後に大金星をあげた。ウメハラふ~どのビースト二人を倒しているのは彼だけだ。

 同じく4位に入る可能性がまだ残されている水派は、ウメハラと対戦。

 水派のアグレッシブな戦いと、ウメハラがそれを受けて立つかのように前に出る姿勢で、やたらとインファイトが多い試合だった。特にウメハラの投げ。空中投げ連続で画面端から出さなかったり、歩いて投げたり、スタン直前の起き上がりに小パンチを食らってるのにそのまま前に歩いて投げたり。近距離の混戦で投げを連打するのは初心者あるあるだが、3周ぐらい回ってそれが正解になっていた。

 結果、ウメハラの勝利。敗れた水派も、ウメハラが負ければ繰り上がりが見えていたShutoも、4位入りがなくなった。本当に二人とも強かった。


 板橋ザンギエフ(G)対まちゃぼー(ネカリ)、3-0板橋ザンギエフ。

 ときど(ルーク)対NISHIKIN(ブランカ)、3-0ときど。

 ガチくん(ラシード)対ひぐち(ガイル)、2-3ひぐち。

 マゴ(ルーク)対sako(カゲ)、3-1マゴ。


 ガチくんひぐちの戦いは、今日のベストバウトに挙げる人も多そうだ。やれることをお互いにやりきったように見えた。

 2本取られて後がなくなったあとにインターバルを取ってからの、ガチくんの強さは毎回保証されている。あれはなんなんだろうか。しかし遅れてきたヒーローが今回は届かず、ひぐちがベテランのような立ち回りの緩急で勝った。

 成績上位以外にも、大事な試合はあった。今回のリーグで下位3名に入ると次回はBリーグからの参加になる。あの地獄のBリーグを勝ち上がってこないといけない。マゴ対sakoの試合はマゴのB落ちがかかった試合で、得失点的にマゴ3-0勝利がAリーグ残留の条件となっていた。

 マゴ、2-0勝利からsakoに1を取られて3-1で勝利。Bリーグ降格決定。今回のBリーグ最終日にもけが一喜一憂していた、「一番しょうもないスコア」で勝ち上がってしまった。いや勝ち上がってない。勝ったけど水派の下なので、降格。

 次回はsakoさんと仲良くBから来てほしい。どちらもきっと戻ってこれる。


 ふ~ど(ポイズン)対カワノ(コーリン)、3-0ふ~ど。

 ウメハラ(ガイル)対ぷげら(ポイズン)、3-2ウメハラ。


 レッドサイドはウメハラふ~どカワノの4位蹴落としあいが白熱、「俺が3-0で勝ってウメハラさんも勝てば、ウメふ~両方3位以内ってことっすよね?」と理想のルートを語るふ~ど。だが相手はカワノ、今回のトパチャンで0-3負けなんて一度もしたことないどころか、唯一の負けでも2-3で、得失点を稼いでから負けている。

 ところが、ふ~ど有言実行。3-0でカワノに勝利。今の仕上がりのカワノに3-0つけられるプレイヤーはいないと俺は思っていた。「チームが関わると強い」とウメハラに評されるふ~ど、これでまた証明してしまった。

 直後に問題のウメハラの試合。ぷげらバイソン対策をバキバキに仕上げてきたのにポイズンを出される。昨日までのこの記録にも書いてあるが、ウメハラは「ポイズンはいいでしょ」と対戦候補から外し、事前対策を全くしていない。遡って調べてみると、24日のふ~ど戦前までが一番やっていて、25日に一回たいがーきっずとやったのみ、少なくとも配信上では10日ほどポイズンをやっていない。余談だが、ふ~どと戦ったときはミカを出されたので実質ポイズン対策はずっと空振り。やらなくて良い時にやって、やるべき時にやれていない。

 ウメハラのポイズン対策練度と、ぷげらポイズンの仕上がりが噛み合って、この試合はかなりの接戦になった。ウメハラの執拗なVリバ追い返しと、画面端閉じ込めが功を奏し、なんとか3-2で勝利。

 フルセットフルラウンドの最終盤で、なないが「ウメハラがぁ!」と叫んだときのイントネーションがウメハラ電波実況のそれになってしまい、しかも画面端で攻めを継続していたので「画面端ぃ!」とハメコが続け、そのままぷげらをスタンさせて勝ってしまったので「まだ入るぅ! ウメハラがぁ! 決めたぁ~!」まで電波実況をやりきったのも笑った。日本有数の解説実況たちにて再現される電波実況。貴重。


 ときど(ユリアン)対ももち(コーディー)、3-0ときど。

 竹内ジョン(コーディー)対ひぐち(ガイル)、3-0竹内ジョン。

 ガチくん(ラシード)対ボンちゃん(かりん)、3-1ガチくん。


 ぷげらポイズンにウメハラが裏切られたその直後、ももちが今度はときどユリアンに裏切られていた。「コーディーよりもルークが強いって言ってたじゃん!」と笑われながら、全然現役ユリアンの動きでももちに3-0で勝利。ルークもバイソンもユリアンもめちゃくちゃに強い。

 いつの間にか3キャラを最強に仕上げているときど、ブルーサイドを1位で抜けた。本日6-0で一度も負けていない。

 こうして0-3で負けたにも関わらず、周りの得失点の関係で何故かももちも3位以内が確定。「一勝もしてないのに抜けたんだが?」と自分の配信で歌ったり踊ったりしていた。

 ももちが勝ち抜けた理由には、抜け忍ひぐちが負けたからというのもある。ひぐちと竹内ジョンの試合は、ジョンが3-0全勝。

 Bリーグでウメハラ対策のためにジョンと一番やっていたひぐち、コーディー戦を最もわかっているガイルとしてウメハラも参考にしていたひぐちが、この大事な場面でジョンコーディーになすすべもなく破れてしまった。

 そして本日の最終戦、ガチくん対ボンちゃん。この時点でボンちゃんはもう4位以内に入れなくなっているというモチベの低い試合になってしまったが、この試合にはもうひとつ大きな波乱があった。ボンちゃんの勝ち数によっては、ガチひぐちジョンの得失点と直接対決勝敗が並ぶため、一先三つ巴戦がこの3人で行われる。

 条件を満たすには、3-2でガチくんが勝つしかない。三つ巴が起きるか、それともガチくんが負けて順位が入れ替わるかと、ボンちゃん自身の進退には関係のない周りの視線が集まる中、3-1でガチくんが勝利。

 またもやBリーグもけ一喜一憂「一番しょうもないスコア」の、再現が行われてしまった。しかしこれでガチくんは無事に自力勝ち抜け、全員の順位も確定した。


・RED SIDE

1位、ぷげら

2位、ウメハラ

3位、ふ~ど

4位、カワノ

5位、Shuto

6位、水派

7位、マゴ

8位、sako

9位、様式美


・BLUE SIDE

1位、ときど

2位、ガチくん

3位、ももち

4位、竹内ジョン

5位、ひぐち

6位、ボンちゃん

7位、板橋ザンギエフ

8位、NISHIKIN

9位、まちゃぼー


 決勝リーグ進出者6名は、両サイドの3位まで。

 ぷげら、ウメハラ、ふ~ど、ときど、ガチくん、ももち。

 残りの1枠は4位同士の7先で決定される。4位はカワノと竹内ジョン。20代なかばの若手で成績を上げている二人が、しのぎを削る形になった。

 振り返ってみると意外な人が上がって、意外な人が落ちた。ウメハラが2位につけているのも不思議だし、カワノとジョンが4位で決定戦をすることも、ひぐちが4位にすら残れなかったことも驚きだ。

 残り1枠を取り合う若手7先は、6月8日に行われる。これが終われば7名の選手による決勝リーグが、6月17日から3日間オフラインで行われる。

 決勝リーグまでの間には、今年日本で唯一のCPTオンライン予選もある。スト6の来年発売も発表された今、円熟期のスト5がまだ熱い。


●日記

 アウトプットにはインプット。

 久々の映画を見たり家で漫画を読んだりしていたらアイデアが浮かんできたので、今日はそれをまとめていた。必要な要素を洗い出してプロットを組む。

 ついでに放置していた過去作のプロットを読み直して再構築を試みる。「自分だけわかれば良い」という目的で書かれたまま年単位で放置された昔のプロット、内容がよくわからない。もとより整理しきれないプロットをアイデアメモでまとめていたものなのでしょうがないところもあるが、「頭を使わないと頭が悪くなるな-」と思いながら、過去の自分のやりたかったことを解読しようとしていた。

 ある程度型が出来てきた頃に配信が始まったのでそちらに移動、あとは上の記録に書いた通り。

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