2022/6/1 TOPANGAチャンピオンシップAリーグ5日目

●ウメハラ配信

https://www.youtube.com/watch?v=iLeZE2YQ6jE

https://www.twitch.tv/videos/1314761388


 トパチャン5日目、実況はおなじみハメコ。相方の解説役プロゲーマーはネモ。

 Bリーグで板ザンが解説役に呼ばれた際には、いつもお互いバチバチにやりあっているネモを適宜いじって、場を沸かせていた。

 一方本日のネモは、板ザンが活躍すると静かになるというあえて何も言わないスタイルで煽り返し。しかし板ザンアビゲイルの読みが通って逆転勝利のシーンでは、大きくため息をつくことで「仲の良さ」をアピールしていた。「解説中にこんなため息つくことある?」とハメコ。


 ももち(コーディー)対まちゃぼー(ネカリ)、3-0ももち。

 ボンちゃん(サガット)対板橋ザンギエフ(アビゲイル)、3-2ボンちゃん。

 竹内ジョン(コーディー)対ガチくん(ラシード)、1-3ガチくん。

 sako(カゲ)対カワノ(コーリン)、1-3カワノ。

 様式美(キャミィ)対Shuto(ユリアン)、2-3Shuto。

 マゴ(かりん)対ぷげら(バイソン)、0-3ぷげら。

 まちゃぼー(ネカリ)対NISHIKIN(ブランカ)、1-3NISHIKIN。

 ももち(コーディー)対竹内ジョン(コーディー)、3-1ももち。

 ときど(バイソン)対ひぐち(ガイル)、3-2ときど。

 ふ~ど(ミカ)対様式美(キャミィ)、3-2ふ~ど。

 カワノ(コーリン)対水派(コーディー)、3-2カワノ。

 ウメハラ(ガイル)対sako(カゲ)、3-1ウメハラ。


 様式美対Shutoの全力の殴り合いに見応えがあった。一勝が欲しいのはどちらも同じだが、せめて一勝が欲しい様式美と、確実に一勝を取らないと下位決定のShuto。微妙に思い入れが違う中、Shuto自身も「初めてやった」と試合後ツイートしているしゃがみ中パンチの13フレヒット確認CAが炸裂。様式美側も「そう言うの出来るなら最初から言っといて!」とリプライを返していた。追い詰められると新たな扉が開くこともある。どちらも勝利にまっすぐに向かっていていい試合だった。

 ももちと竹内ジョンの同キャラ対決も良かった。こちらは上位勢同士の蹴落としあいで、しかも今シーズン強いと言われるキャラ同士のぶつかり合い。競り合うと常にももちがギリギリで勝ち、普段はやらない手をここぞというところで打ってきて試合を決めるなど、年季とセンスを感じる勝ち方で、ももちが上に立った。

 ひぐち対ときどは、まさかのときどバイソン登場。SFLで隠し玉のバイソンをウメハラにぶつけてときどが勝った、あの試合の再現のようだった。ひぐちはバイソン戦が苦手なことを公言している。ときどが流れを完全に持っていってあっけなく終わり……かと思ったのだが、ひぐちのねばりでフルセットまでもつれ込んだ。結果としてときど勝利とはいえ、3-2まで持ち込めたのは得失点的に重要。


 今日は試合中の回線切断で星が動く試合が2試合あった。

 まちゃぼー対NISHIKINと、カワノ対水派だ。いかなる理由であってもラウンジから退出した側の負けとルールで決められているため、勝てそうな試合でも負けに、逆に負けそうな試合が勝ちになることもある。

 同時間帯に行われていた、ウメハラなるおのカゲ対策配信(なるおのみが配信)でもトパチャンと同時に切断が起きたので、おそらく選手の誰かの回線の問題なのではなく、スト5のサーバー自体に不調が発生していたのかもしれない。

 なお、なるおとの直前カゲスパーではウメハラは3先2戦を2-0で勝っていた。


 この流れで始まった最終戦、ウメハラ対sako。このトパチャン記録でも以前に書いた、最も場を盛り上げて試合を魅せてくれているプロゲーマーは今回sakoさんなのではという思いがそのまま画面に現れたような、sakoカゲエンタメ試合だった。

 コンボや動きの新鮮みもさることながら、ウメガイルの前歩き投げを中パンチからのコンボで最大に咎めるなど、わかってる同士で裏をかく読み合いがこまめに発生している。このレベルでやり会える対戦相手がいたら、お互い本当に面白いだろう。

 どうしてもキャラパワーが一歩及ばずと言った様子で、倒れていたのはまたもカゲの方だったけれど、sakoカゲの魅力は充分に発揮された試合だったように思う。

 はじめちゃん、カゲ(勝てへんけど)いけるで。


 トパチャンも残すところ、総当たりはあと一日。順位がはっきりしてくるはずなのに未だにごちゃごちゃしていて、最終日まで誰が抜けるかわからない。

 レッドサイドはぷげらが3位以内確定、あとはふ~どカワノウメハラが3位以内の席を取り合っている構図で、上位がごちゃった時にShuto水派のどちらかが食い込めるように構えている。

 ブルーサイドは混沌中の混沌。板ザンNISHIKINまちゃぼーの下位3名は、もう4位以内に入れないことが確定していて、それ以外の6人は誰が4位以内に入るかまだわかっていない。あと最終日しかないのに。

 こうなってくると、両ブロック4位同士の決定戦も何が起こるかわからない。前回決勝のカワノひぐちのリベンジマッチだって、ウメハラときどのライバル対決だって、なんでも起こりうる。

 順位が確定するトパチャン6日目は、6月3日19時半から。


●日記

 シンウルトラマンを見てきた。

 子どもの頃は怪獣や怪人が大好きだったが、世代的にはウルトラマンの空白世代に辺り、昔のシリーズは古すぎるしティガやダイナに入ってくると特撮との距離はもう離れていたといった感じ。近年の怪獣映画の波にも、介護などで外出できずに乗れなかった。

 今日は時間的にも身の自由的にも見れそうだったので、見てきた。

 大スクリーンで動く怪獣たちをちゃんと見れたのは、これが初めてに近いかもしれない。前のめりで興奮して見た。大好きだった怪獣が暴れているのもそうだし、「庵野秀明も怪獣や特撮が大好きだっただろうに今やこれを撮る機会を与えられている。その興奮ってすごいだろうな」と考えると、目も潤んでくる。

 内容も「そう、これがウルトラマン」と明瞭で正しい解釈のもとに作られていて、ウルトラマンと言う話の各要素や怪獣や星人を物語のギミックとして組み直し、自分なりの新しいウルトラマン像を作り出しているのが見事だった。

 それでいて過去のウルトラマンを否定せずにいる。ウルトラマンであり、シンウルトラマンになっている。

 いい映画だった。シン仮面ライダーにも期待します。

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