応援コメント

第9章-⑦ ブリュールの患い」への応援コメント

  • まさにドイツが過去の世界大戦で陥ったような状況ですね。雪を砂塵に変えて描かれている辺りは面白いです。かのドイツ総統も同じように怒り、焦っていたのでしょうか。
    失敗はいろいろ要因がありそうですが、個人的には南部戦線を甘く見積もったことかなと思います。東部は最大の戦果を挙げられそうな戦場になっていましたから、南の攻城を早く切り上げ、東部に集中するべきだったのでは……大軍を分割することに益はありませんね。

    作者からの返信

    umiさん、コメントありがとうございます!

    ヘルムス総統は外見のモデルはかのドゥーチェ、内面はかの総統に寄せていることもあって、戦争指導も似たような感じになっています。前線の将軍や兵士は有能だが、戦力配分や作戦目標に誤りがあり、四方に敵を抱えて結局、自滅の道を歩みそうな様相を呈しているのが、この段階になります。
    色々と分析しつつお読みいただけていて、うれしい限りです。

    次章は、主に同盟領に退避した教国軍の動きや、ラドワーン王、イシャーン王といった同盟の人物たちの思惑にもフォーカスして描きます。
    ぜひ、引き続きよろしくお願いいたします!