まさにドイツが過去の世界大戦で陥ったような状況ですね。雪を砂塵に変えて描かれている辺りは面白いです。かのドイツ総統も同じように怒り、焦っていたのでしょうか。
失敗はいろいろ要因がありそうですが、個人的には南部戦線を甘く見積もったことかなと思います。東部は最大の戦果を挙げられそうな戦場になっていましたから、南の攻城を早く切り上げ、東部に集中するべきだったのでは……大軍を分割することに益はありませんね。
作者からの返信
umiさん、コメントありがとうございます!
ヘルムス総統は外見のモデルはかのドゥーチェ、内面はかの総統に寄せていることもあって、戦争指導も似たような感じになっています。前線の将軍や兵士は有能だが、戦力配分や作戦目標に誤りがあり、四方に敵を抱えて結局、自滅の道を歩みそうな様相を呈しているのが、この段階になります。
色々と分析しつつお読みいただけていて、うれしい限りです。
次章は、主に同盟領に退避した教国軍の動きや、ラドワーン王、イシャーン王といった同盟の人物たちの思惑にもフォーカスして描きます。
ぜひ、引き続きよろしくお願いいたします!
南に東に、そして近郊ブリュールに三方悪しとなった帝国側……(-ω-)
木を見て森を見ずでは無いですが、大局の見えていない司令部に、実働部隊が引っ張り回されている状態ですねぇ(´・ω・`)
ここで世に名が知られることとなったグティエレス将軍ですが、驕らず冷静に臣下の声に耳を傾ける姿勢を見せていれば、幾分かはマシな状況になっていたのかも?(-ω-;)
いずれにせよ、帝国側には手痛い反撃ですね(・ω・)
ここから、教国軍はどう動いていくのか!?(゚Д゚)クワッ
いつもながら細やかな説明と人間模様の描写にぐんぐん引き込まれます(´∀`)
作者からの返信
お返事大変遅れてしまい申し訳ありません。。
いつもコメントありがとうございます!
帝国は優秀な指揮官も多くいるのですが、方針を立てる司令部が総統の直接影響下にあることもあり、戦略的な動きができないんですよね。
お褒めいただきありがとうございます。うれしいです!
次回から教国目線に戻るので、引き続きお読みいただけたらうれしいです!