神様の気分と気候

第1話

この世の中、気候というものがあるじゃないか。

僕は気候が神様の気分だと思うんだ。

神様の広く暗く明るい心の中に、

大きな宇宙は広がっている。そこに僕達はいる。

そう。君と僕もね。悪く思わないでくれたまえ。

深い意味は無い。

神様は情緒が不安定なんだ。

｢不思議。 今、足元が揺れているよ。。」

心が揺れてしまったのだろうか？。

神様は泣くんだ。そしてたくさん息を吸うのだろう

風が吹く。

泣いて泣いて疲れて水を一口。

静かに波のようなものが押し寄せて、

僕達を包み込む。

｢恐怖を覚える。」

神様はきっと起きたのだろう。

はちみつののど飴を舐める。

「お、太陽がでてきたね。」

喉が渇いたのだろう。水を沢山飲んでいる。

｢ふふっ。飲み過ぎだよ」

お腹が痛いらしい。

神様は風という名のうめき声をあげた。

神様。ありがとう