第403話 天災であれ人災であれ
現在、最終戦争は休戦中ですが、かつての神戸の震災から29年経った本日なお、去る年明けの能登の震災に今なお苦しむ人たちがたくさんおられます。
地震は基本的に天災ですが、人の営みが意図するでもなく作用して人災の要素を持つこともままあるものです。
その逆が、戦争。これは明らかに、ひとの心から生れ出てきたもの。
差別というのも、これと同じ。
これらは人災というべきもの。
だが、そこに天災が加われば、どんな結果を招くか。
考えたくも想像したくもないですが、現実に起こり得る話。
天災であれ人災であれ、人の人生を狂わせる元凶になるという点は同じです。
そんなことをふと考えるに、養護施設という場所に完全に親族から切り離された状態で幼少期の12年を過ごさせられたということは、私に言わせれば「人災」以外の何物でもありませんでした。
その人災を大きくこじらせたのは、その養護施設の職員の述べる「家制度」をベースにした家庭論でした。
私が結婚せず独身を貫いているのは、その「家制度」に基づく結婚生活というものを全否定しなければならないからです。
そうしないと、いざという時の決心が鈍りますからね。
先日も、なぜ結婚しないのかという話になりかけたとき、私は、こんなことをその大先輩に申し上げました。
業務妨害者を自ら取込むような真似などできませんよ。
これまでも相当なことを言って縁談らしきものを持ち込もうとした人間をボコボコにした「前科」もありますから、このくらい言っても今さら程度のものではありますが、我ながらよくこんな言葉が出てきたものかなと。
一見関係ないようなことをまとまりがないかのように書いていますが、実は今ここでの話、今後の最終戦争に何らかの形で確実に影響を与えて参ります。
ふと思いまして、久々に更新いたしました。
業務が落ち着き次第、最終戦争も再開いたします。
2024年1月17日
与方藤士朗 拝
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