第2話 「ほ・う・にょ・う!!」
「ぁあああああああ!!!!」
後ろが騒がしい、この青い大空が台無しだろうが・・・・
マリーがなにやらヒステリックに叫んでいる、意味はよくわからない。心は清浄だ。
バンッと扉が開かれ、黒髪に眼鏡の出来そうなお姉さんが入ってきた、また、メイドのようだ・・・ああ、鳴動
「うるさいわね(キリっ)、このワタクシ、ヨイチロウ様専属筆頭メイドのエリザベスが来ましたよ。ベスとお呼びなさい!マリーどうしたの?」
「えーーーと、絵里さん、実はですね・・・・」
「ベス、ベス、ベス、べすべすべすべすべすぅぅ、、、、ブツワヨ!!!」
「は、はい、すみません、ベスさん、あの、実はですね・・・・」
「そう、それでいいのよ、この由緒正しい、鴨志田侯爵家のご長男、与一郎様、筆頭メイド、ああ、素晴らしいわ、なんて、格好いいの、私、す・て・き」
「絵里さん?」
ビシッ
マリーが頭を押さえて蹲る、
ゲシッ
マリーの腹に足が入る
「お、おい、ちょっと・・・」
僕は驚いた。いや、本当に、マジでマジでイボ痔でさ、えっへへへ
「あのーー、絵里さん?」
「あ、はい、ヨイチロウさま、ビシッ」
なにか、分からない、やっちゃいけない敬礼をしてくる絵里。
それやったら、シオニストがやってきちゃうよ、ダメだよ、絵里・・・・・まぁ同盟国の・・うーーーーん
僕は悩まざる得ない、言うべきか言わざるべきか、ああ、どうしよう。
「それで、マリー、どうしたの、騒いで」
涙目で震えたマリーが、口を必死に動かそうとしている。
「エリザベス様、あの、えーと、あの、うんと、あ、パンツ、そして、放尿なんです」
「な、なんですって、なんて下品な、あなた、この栄光ある鴨志田家のメイドとしての誇りはないの?、ああ、嫌だ、そんな、汚らわしい、パンツ?パンツですって、しかも、放尿、、、あんた、そんな、素敵なプレイをヨイチロウ様と・・・・ウラヤマけしからん・・・・・・・・・」
マリーが僕を指さす。
当然フルチンの僕が仁王立ちしているわけなのだが、無論勃起はしていない。僕は誇り高きインポだからな、ははは、僕は、前髪を払った・・・
「あのーー、エリザベス様」
また、知らないメイドが部屋に入ってくる。
黒髪お下げ、根暗そうな女だ。いや、少女か、まぁ、どっちでもいいのだが・・・・
「ちょ、朝食の準備が出来ました・・・(敬礼)」
「うむ、ちょっと待ってくれ(キリッ)、マリー、ヨイチロウ様を早く食堂まで連行しなさい、ユリは、その援護、抵抗したら、スタンガンの使用を許可します。かかれ!」
「「はい!!」」
少女たちが、スタンガンを持ってやってくる、来る、ああ、なんか、すごく興奮する、
「こい!!」
僕は、泣き叫ぶまで、スタンガンをあてられた。痛みの中にある快感が僕の眠気を奪っていった・・・
今日という日は、こうして、始まったのだ。
私の歴史に名を遺すであろう、栄光への一里塚は、こうして、たぶん、こうして・・・
ああ、もう嫌だよママーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます