耳鼻科に行った(1)
耳鳴りだと気がついた私は次の日すぐに近くの耳鼻科へ行った。
聴力検査や鼓膜の弾力を量ったが、大きな問題は見つからなかった。
多少右の耳が低音を聞き取りが悪くなっていると言われた。
そのせいで低音を探しているのだろうと言われた。
耳が悪くなるとその無くした音を人は探そうとするらしい。
(ただ、お医者さんは時に病名をつけてくれず、そういう可能性もあるとしか教えてくれない)
とりあえず私がネットで調べてこれかなと思ったのは↓
※ ※ ※
【 低音障害型感音難聴】
・「低音障害型感音難聴」は、突発性難聴と同じように急におこる感音難聴で、低音だけに障害がおこる。
・難聴とはいっても、「蝸牛型メニエール」とも呼ばれ、めまいを伴わないメニエール病といえる。
・内耳には内、外の二つのリンパ液があるが、低音障害型感音難聴は、蝸牛に内リンパ液がふえすぎておこると考えられている。
・メニエール病は平衡感覚と関係する前庭でもリンパ液がふえ、めまいをおこしますが、低音障害型感音難聴では蝸牛だけでふえ、めまい症状はない。
・メニエール病と同じく、20~40代の比較的若い女性が多く発症する。
・突発性難聴のように急激に聞こえが悪くなる場合もありますが、なんとなく耳が詰まった感じがする、軽度の低音の耳鳴りがするなど、症状が軽く、聴力検査で気づくケースも多いようです。
・急性の難聴なので、突発性難聴と間違われることもありますが、突発性難聴が一度しか発症しない(ただし、聴力が戻らないケースはある)のに対し、低音障害型感音難聴は、メニエール病と同様に何度も発作をくり返す。
・突発性難聴よりも聴力は元に戻りやすいので、発作の時期だけ治療を受けるなど、病気と上手につき合っていけばよい。
・メニエール病と同じく、疲れやストレス、睡眠不足などが発症の引き金になるので、発症を抑えるには、規則正しい生活、十分な睡眠、ストレス解消を心がけることが大切です。
【知っておきたい低音障害型感音難聴の特徴】
・低音の耳鳴りがしたり、低音(低い周波数の音)が聞こえにくい
・耳が詰まったような感じがする
・一度完治しても、疲れやストレスなどがあると、くり返しおこる
※ ※ ※
とりあえず薬をだされ、二日間後また来てくださいと言われた。
しかし二日後全く耳鳴りは改善されていなかった。
そうすると、後遺症が残るといけないので大きな病院を紹介しましょうと言われた。
ネットでも、耳鳴りを調べると、2週間以内だと治りやすいが、それをすぎると、後遺症が残るようなことが書かれていた。
すでにこの時点で1ヵ月ほどたっていたので、次の日に大きな病院に行くことにした。
そこでは全く同じ聴力検査をやった。
その結果同じように少し右の低い音が聞き取りにくくなっていると言われたがここの先生は、ただ一言「音を気にしないでください」と言った。
「薬は?」と聞くと。
「薬飲んでもあまり意味ないです」と言われた。
前の病院で出された薬を見せると
「あぁ、飲まなくても大丈夫です」
前の病院では「早く治した方がいい」「後遺症が残らないように」と言ったのに、この先生は「薬は飲まなくていい」と言う
ネット上では2週間以内に治さないと慢性化してしまうと書いてあるのに
この先生はきっとそこまでひどいものでないという判断なのか?
結局薬で耳鳴りはなおるものでないということなのか?
もうどうしていいのやら(ノД`)・゜・。
その時は私はストレスのピークになっていた。
寝ようとしても、意識が落ちてガクンとなって目覚めるように、目が覚め、寝たくても音が頭の中で響いて寝れず、(薬を飲んだせいなのか、ストレスで進化したのか)耳鳴りは頭鳴りに変わっていた。
うつらうつらと夢見てたと思って二時間おきに目が覚める状態、ほぼ寝れずにいたので、朝も頭が痛いし、気持ち悪い。
薬も何も出さずに帰らせようとする医者に、せめて睡眠薬をくださいと要求した。
ただその日は土曜日だったので、地元の薬局にいったら既に閉まっていて月曜日までまた耐えることに。
家の中は耳鳴りがして辛いので、外に出て休んだりしてました。
外では休めるので本当に低周波被害もまだ疑ってました。
マジで実家に帰って別居生活が頭をよぎる。
そして睡眠薬を飲んでようやく、少し眠ることができるようになった。
それから大病院を紹介してくれた病院に、薬でなかったと伝えに行くべきか、どうするか悩んだが未だに行けていない。
だが、その病院では治らないと思いそこを紹介したのだろうから、いっても意味はないのだろうし、大病院の先生には薬を見て意味ないと言ってたし。
じゃあ、意味ある薬をくれと思ったが、大病院の先生は、薬でなく、「音を無視するしかないと」いう感じだし、とくに病名もなく、こいつ本当にちゃんとみてくれてるのかと疑いたくもなる。
後は脳神経外科に行くしかないようだが、耳鳴りは原因不明のことが多いらしい。
そして、病院はわからないことは、だいたいストレスと更年期の枠組みでくくってポイ捨てされてしまう。
確かに、ストレスと更年期は原因不明の体調不良の代名詞だが、それでくくられた患者はどうすればいいのだ、せめて、この検査とこの検査したから、この異常はないから安心してくださいとかいってくれてもいいじゃないか、どこまで安心で、どこまで心配していいのかすらわからない。
第三の医者に行くべきか悩んだが、また同じ検査されるだけの気もする。
それに薬はできればあまり私も飲みたくなかった。
違うかもしれないが、薬飲んでから頭鳴りに移行して、夜中よけい寝付けなくなった気もするかだ。でもとりあえず出してもらった6日分は飲んだ。しかし全く変わらずなので、やはり薬では治らないのかもしれない。
それから寝る前に音楽をかけることによって耳鳴りから気をそらすという、「ためしてガッテン」を試すことにした。
耳鳴りの音を聞くと耳鳴りがひどくなるという悪循環の話があり、音楽を聴くと良いとあったからだ。
しかしもともと、静かに寝たい私は、音楽が気になって寝れない。
それでも頭鳴りに比べればマシと、自分に合った音楽を探すことに。
うちの旦那はAmazon Primeの会員だったので毎月500円払って無駄だなぁと思っていたが今回そのおかげでアマゾンミュージックにいろんな曲があったのでそれを試すことができた。
リラックスする曲やα波を流す描く
耳鳴り改善と言う曲もあった
ホワイトノイズと言う音も良いと書いた
しかしなぜかみんなどの曲も高い音が鳴るものが多く、起きてる時にはいい感じだと思っても、いざ眠ろうとすると、私は高い音が”ピン”と鳴るたびに目が覚めてしまう。
ホワイトノイズも雑音のようで寝苦しい。
結局川のせせらぎとか、雨音。音に変化がないものがいいんじゃないかと言う結論にたっした。
あと余談だが、とりあえず、使い方がわからない間、音楽を流しっぱなしで寝ていたらAmazon Musicは近い音楽を勝手に流してくれる機能があり、自然音を流してると、突然雷が鳴り響いたり、びっくりすることがあったので、使う時は一つをずっとリピートさせることにした。
ただこの時でも、私の中で家の中だけで耳鳴りがして家の外では耳鳴りがしないので耳鳴り以外の低周波被害もぬぐいされない。
低周波も感じる人と感じない人がいると言うのでこれも区別が付きにくくて厄介である。
でも低周波は疑っても、突き止めることは出来なさそうだし、また精神的においこまれそうなので、とりあえず、私は全力で、音を無視す努力をすることにした。
ここまでが、私が耳鳴りだと気がついて病院に行った結果である。
全く改善されず、それどころか耳鳴りは頭鳴りになり、大病院の先生は特に良いアドバイスはくれなかったので、精神的に一番つらかったと気かも。
次回からは、「音を無視してください」と言われた私は自分なりに頑張って音を無視し、自分なりに精神状態を安定させていく過程を書いていきます。
ちなみにこの時出された薬は
・セフジトレンボキシル錠100mg
・アデホスコーワ顆粒10%
・テプレノンカプセル50mg
・プレドニゾロン錠5mg
余談だがこの時期、耳栓を買った。
で耳栓したらやはり音がしたのでやはり耳鳴りなんだとわかったが、低周波も耳栓では防げないとネットに書いてあったので、心のどこかで耳鳴りをまだこの時は疑っている(多分自分も家族も先生もなにも信じられない精神状態だったと思う)
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