幸せの上に胡座をかいて
目が覚めることの当然
衣食住に困らない当然
嫌いなことをしていても
ちゃんと生きられる当然
そんな幸せの上に
ボクら毎日と併走していく
なにが贅沢でなにが貧相なの
貴方になんか決められたくない
それでどうこう言われる覚えもない
自分の物差しで測るんだ
貴方とはめちゃくちゃズレているかもだけど
これが自分の尺度で角度です
誰かにとっての幸福は
誰かにとっての不幸で
爆笑確定の喜劇だって当事者になれば
目を背けるような悲劇だったりする
ああなんて面倒くさいのだろう
いっそみんなが他人に無関心であったら良いのに
でもそれはやっぱ寂しいから
僅かな甘さを相互に期待する
自由を奪われない当然
声を上げられることは当然
好きなことだけしていても
ちゃんと生きられる当然
そんな幸せの上に胡座をかいて
ボクら日々と併走していく
「一般論」て良い言葉だよね
「正義」よりもカジュアルなのにフォーマル
立っても精々さざ波だしさ
気がつけばボクも使い切っている
自分の意見なんて見もせずに
誰かにとっての勝利は
誰かにとっての降伏で
時には虹を見逃してまでも
泥の水溜まりを見る必要があったのかもしれない
いっそ自分が自由気ままに振る舞っても
見捨てられない保障があったらいいのに
僅かなトゲに指を立てる
当然と思えるような事も
別世界では違っていたりする
「常識なんて少年時代の偏見」
そう言う学者のように
舌を出せたら良いのに
無駄に近いような考え事で
貴重なハズの時間を消費して
そんな幸せの上に胡座をかいて
更に何かを得ようと藻掻く
それで良いじゃん
なにが悪いの
違反と違法をしなけりゃ
基本はok
そんな屁理屈をこねつつ
ボクら人生を走っていく
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