崇徳院と仲良しだったと言われている西行…。
情熱的な歌を詠まれていますね。
爽やかな歌も詠んでいたと思いますが。多才です。
頼朝さんの歌は知らなかったので新鮮です。
誠実そうな雰囲気の歌ですね。
作者からの返信
内藤ふでばこさん、コメントありがとうございます!
崇徳院と西行法師にまつわる人間関係は、興味深いですね。おっしゃられるとおり、配流後に四国に会いにいっているくらいですから、確実に仲はよかったことでしょう。
興味ぶかい点としましては……
・西行は、崇徳の母・待賢門院に恋をしていた? 西行22歳、待賢門院40歳。この失恋が西行出家の動機となったという説。真偽は不明です。……年の差が気になりますが……。
・その待賢門院の娘、統子(皇后・上西門院。崇徳・後白河の同母姉妹)に、頼朝は12~13歳の二年間、仕えていた。
挙兵後の頼朝が、恐るべき朝廷を相手に、非常に賢く立ち回れたのも、この二年間の宮廷経験とコネクションが大きかったからだと思います。
>西行
いろいろな側面をもった、興味ぶかい人ですよね。西行の歌を見ると「旅に洗われた」ヌケ感のようなものがあるように思います笑
>誠実そうな雰囲気の歌ですね。
意外と、素直でまっすぐな歌ですよね!
富士山に噴火した過去があると知ってはいても、うっすらと煙が上がっている様子なんて想像もしていませんでした。
歌に残っているとリアルに感じられますね。
噴火の炎を恋の炎にかけますか。いいですね~
「よだけき恋を するがへぞ行く」は、恋をするぞ、と駿河の地名がかかってるんですね。
作者からの返信
れんさん、コメントありがとうございます!
そう、「恋をする」と「駿河」で……ダジャレですな(*´艸`)
「よだけき恋」という、あまり聞きなれぬ言葉が、この歌の重要ポイントで、よい点に注目してくださいました。
「よだけき」は語源的には、「いよいよ猛き」で、「火」や「争う」というワードと響き合っているんですね。まさに、「マグマのような恋」笑
西行法師がほんとうにそんなマグマ恋をしていたのかはわかりませんが、こういう熱烈な恋歌でもさらっと書いちゃうのが、西行法師の魅力ではあります 😄