レンジ魔法と食材召還 番外編 スープの素が無いときのスープ麺

@dokusya2015

最終話だと・・・ 貧乏性は・・・

「何作ってるんだ?」


「スープの素を切らしたときのスープ麺」


「だから~食材召還はただなんだろ?」

「貧乏性は、生き様か?」


「貧乏性は悪だな」


「そか」


「うむ」

鰹節に醤油をかけて、水入れてチンか、

お湯かけるだけ。

なんちゃってにゅう麺のスープ。

冷やせばソーメンつゆとしても可。


玉ねぎみじん切りにして塩コショウして水入れてチン。

おこのみで醤油追加で和風。


「その小さな魚の容器のは何だ?」


「弁当に付いてくる醤油だ」

一人暮らし始めて醤油買ってないから召還できないんだよなぁ。


「弁当って何だ?」

食いもんかな?


ぬかった、いらんことを言ってしまった。

めんどくさくなる。え~と。

「家主様が狩りのときに持っていく材料のことだ」


「ふ~ん」

なんか裏がありそうだな。


さっさと、ながそう。

いつもの野菜を準備して、

「チン」


麺を準備して、

「チン」

お湯を捨てて。


「ほい、貧乏浸け麺だ」


「貧乏付けるなよ」

「つけめん?」


「スープに浸けて食うもんだから」


「ところでかつおぶしぱっくっていうやつは高級品だと思うのだが」


「確かに貧乏な品ではないが、麺つゆより安いんだよなぁ」


「お前のいた世界の食いもんの値段はいろいろわからんなぁ」



ふぇーど、あうとぉー




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