第9話

私は本が好きです。

小説を書くのも好きです。

何か考えるのも好きです。

今日は、朝から色々また勝手に考えていますが…

この間、沖縄の首里図書館に行った時、図書館に入る入り口に、棚があって5冊まで無料で持ち帰り出来る本が置いてあった。本好きの私はその中の3冊頂いてきた。

国の機関も断捨離は大切だと思った。

図書館の書庫の誰も借りないもう古い物は、誰か、読んでくれる人や、子供達にあげたらなって思ったの。

同じ題名で昔の物語は何人もの人が絵本や本を出していて、それは大切な本なんだけど。

壊れても、ボロボロになっても、誰かが読んでくれる事で、初めて本なのだから。

しまっておくのも大切だけど、字もわからない子供達でも絵を見ながら次のページ、次のページとめくっていって、物語は大体わかるし。

もちろん絵だけの本も、字だけの本も、もらったら、これは何だろうと、その人間は調べるかもしれない。

どうやって、調べよう。携帯を持っていれば、写真を撮って、この字は何語か、単語の意味は?続くと文章は?なんて、無限の考えが浮かんでくる。

もし、その子が寒くてその本を火で燃やしても、その本で何かを包んでも、その本で血や涙やお尻を拭いても、何に使ってもみんな嬉しいはず。

 昔、私が母に連れられてある宗教の場に行っていた時、良く夏休みは夢ポッケと言って、小さい巾着袋に、メモ帳やおりがみ、鉛筆、髪を結ぶゴム、ちょっとしたおもちゃなどを入れて、恵まれない世界の子に送ってた。

私は子供ながらに、この鉛筆はきっと他の事で使うかもという、期待と喜びがあった。

何に使ってくれても、嬉しいなっと考えてた。

もし、生まれて一度も本を見た事も、触った事もないなら、一冊の絵本にでもあったら、字が読めないとしても、それは一生の宝物だろう。もちろん、本だけではないけれど。

世界にはまだまだ、この世に生まれて本を見た事も、触った事も、あることさえ知らずに、戦争や餓死、貧困で早く命を落とす子はいます、

そんな子供の1人にでも、新しくなくていい、そのまま、みんなの想いや願いが入った絵本や本を読んでもらえたらななんて思った。

それが、今日のあったらいいな。

本は、重いからな…

なかなか無理かな…

世界中が、協力して子供を大切に育ててほしいと願います。


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