第7話【小西行長《コニシユキナガ》】
第7話【
慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦で武運拙く敗れた私と石田殿と
石田殿は私を一瞥すると眼が「すまぬ...」
と言っているようであった。
恵瓊殿は語るほどでもない。
-恵瓊殿の首が胴を離れた-
次は私だ。
「小西行長。言い残したき事はあるか?」
「私はキリシタンの教えに従い自害せずにこの場にて斬首戴く道を選び申した。お手を煩わし申し訳ぬが同時に感謝も致す。さぁ、この首を討たれよ...」
私は首切り役に微笑むと眼を閉じた。
斬
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