第5話 はなまるとゆめ
僕たちは小さい犬を飼っている。"はなまる"と"ゆめ"という名前だ。はなまるが雄で、ゆめが雌だ。はなまるもゆめも、僕たちが3時間以上かけて決めた、とても気に入った犬だ。
この二匹と暮らしていて思うことがある。この二匹はなんだか僕たちみたいな感じなんだ。可愛くて大人しい、ゆめがひかる、しっかりもののはなまるが僕、みたいな感じでだ。
自分自身でしっかりものと言うのは、少し恥ずかしいし気持ちが悪い。けれども、僕と話す人みんながいってくれるんだ。しっかりものだと。だから、人には言わないけど、こっそり自分自身がしっかりものであることを感じている。
はなまるとゆめの話していることはよくわからない。けれども、僕たちみたいなカップルに犬もなるなら、それは紛れもない き せ き だと僕は思う。そして、これからも似た者同士仲良く付き合っていきたいと思った。
_このお話はもちろんフィクションです
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