ハムの私とステーキのあなた
あおりげる。
プロローグ 出会い
春休みが明け、また学校生活が始まった。私の名前は、佐羅。今年は、恋愛よりも勉強に力を入れるという強い意気込みを持っている。なぜかって?今年で、中学二年生になるからさ。勉強をしないと受験に落ちる。
そんななか、現れたのはクールなイケメン転校生。思わず、一目惚れをしてしまいそうになった。でも、性格なんかわからないし顔だけイケメンかもしれない。そういう男の子は嫌いだ。
「はじめまして。東京から引っ越してきました。
自己紹介をしている頃、私は、その男の子の呼び名を考えていた。そこで思った。かっこいい、わいわい好きな私とは違う、医者の御曹司、頭良い、、、。いろいろと考えてみると、ほぼ反対に近く思えた。そう、私は、誰とでも仲良くキャラ、だから、みんなから愛される食品ハムと例えるとする。すると彼は、、、ビッグステーキ、誰も手軽には食べられない食品だ。
そんなことを考えていた次の瞬間、私は、頭がくらくらしてきた、そのまま、椅子から落ちて倒れた。
「大丈夫ですか?」
何となく、ステーキ(優輝)の声が聞こえたけれども返事ができなかった。
ーー2時間後ーー
気がつくと、そこにいたのは、ステーキだった。私はわざと聞いてみた。
「優輝くん?」
「はい。葉山家は、日本全国に10つの病院を展開しています。その病院の一つにあなたは搬送されました。目を覚ましたことを父に伝えてきます。」
ステーキの父、"ボスステーキ"が来た。
「念のため色々な検査をしてみます。」
_これが僕らの出会いだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます