第4話自信が失くなる
就職活動をしていて僕には、条件がある。
腰の手術をしたが治らず、立ち仕事は出来ない。また、重いモノも持てない。
トイレが近いため、いつでもトイレに行ける事、副作用で口渇が酷いのでこまめな水分補給ができる事など、いくつも難点を抱えている。
その条件を満たす会社は少ない。
だから、障がい者枠を狙うしかないのである。
しかし、過去に障がい者枠で入社したら、奴隷の様に扱われた。
僕は完全に就職については自信を無くしている。
これならば、まずはA型作業所で働きながら、秋の障がい者枠の市職員の試験に挑もうかと考えているが、A型はいい思い出がない。
だから、最近、良くなってきた精神がブレ始めている。
悪夢は見るし、お腹は壊すし、頭が痛い。
こんな身体で働こうとするのが無茶なのかも知れない。
今、自分の身体に自信が持てない。
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