にゃんデイ~ある日の猫たち~

九戸政景

神社猫の一日

 とある朝、神社の本殿の床下を寝床にしている猫は丸まっていた体を伸ばすと、目を細めながら大きく欠伸をした後、後ろ足を軸にしながら前足をピンと伸ばし、気持ち良さそうに体を伸ばした。

 そして、床下から出てくると、天気を確かめるように空を見上げてから神社の境内を歩き始め、まるでリズムを取るかのように尻尾をゆらゆらと揺らしながらしばらく境内を歩き回った。

 十数分後、境内を歩き終え、猫が階段の上に置かれた賽銭箱の前で静かに座っていると、鳥居の前に一人の人物が現れた。その人物は鳥居の前で一礼してから境内に入ってくると、石畳の端をゆっくりと歩き、賽銭箱の前にいる猫の姿を認めてからにこりと笑う。


「やあ、おはよう。今日も良い天気だね」


 青いジャージ姿の男性は賽銭箱の前に座る猫に対して挨拶をしたが、猫はにゃあと鳴いただけで他には何も反応をせず、その様子に男性は苦笑いを浮かべる。


「あはは……今日もクールだね、君は。まあ、君は小さい頃からあまり鳴き声を上げない子だったし、そういう子だと考えるのが良さそうだ。とりあえず、朝ごはんをあげるから、少し待っててくれ」


 猫の頭を撫でながら言った後、男性は社務所がある方へと歩いていき、猫がその様子をジッと見つめる中、社務所の中へと入っていくと、猫は寝そべりながら空を見上げ始めた。

 そして数分後、男性がエサを載せた皿を置いて再び社務所へ戻っていく中、猫がエサをのんびりと食べていると、鳥居の前にまた別の人物が現れ、男性と同じように鳥居の前で一礼をした。

 そのまま石畳の端を歩いてくると、ベージュのコートに青いジーンズ姿の黒いポニーテールの女性は猫を見ながら優しく微笑み、目の前で止まってからしゃがみこんで自身の指先を猫の鼻へと近づける。


「おはよう、猫ちゃん。今日も朝から冷えるけど、君は寒くない?」


 女性からの問いかけに猫が一言にゃーと答えると、女性は嬉しそうに笑いながら猫の体を頭から足の方へ向けて優しく撫で始めた。


「そうだね。君は寒い中でも色んなところへお散歩に行ってるし、寒さはへっちゃらかもね。私達人間は私みたいに厚着をしないと、寒くて大変だから、君が少し羨ましいよ。まあ……羨ましい理由は他にもあるんだけどね」


 猫を撫でる女性の表情はどこか浮かない物であり、猫は女性に体を撫でられながらもそんな女性の顔をジッと見ていた。

 そして、社務所から白衣と紫色の袴に着替えた男性が出てくると、男性は女性の姿に少し驚いた表情を浮かべた後、すぐににこやかな笑みを浮かべながら女性へと近づいた。


「やあ、おはよう」

「あ……お、おはようございます」

「今日の巫女のバイトは昼からだったと思うけど……何か用でもあったかな?」

「用事……という程ではないですけど、別の用事を済ませに行く途中で通り掛かったので、お参りついでに猫ちゃんに会おうかと思ったんです」

「あはは、なるほどね。この子を見ていると、なんだか気持ちが穏やかになるし、今日も朝から頑張ろうという気になるから、朝に会いにくるのは良いかもしれないよ。

 ウチの神社は特別大きくもないし、参拝者も近所のお爺さんお婆さんくらいだけど、宮司として頑張れるのはこの子とたった一人のバイトである君のおかげだよ。いつも本当にありがとう」

「そんな事……私もここでバイトをさせてもらえて本当に助かっているのでお相子ですよ。

 小さい頃から神社やお寺が好きで、休みの日には色々なところへ行く方ですけど、周囲の友達にそういう人がいない上に異性からも変わり者として見られてあまり近寄る人もいませんでした。

 けど、ここにいる時はそういう話を宮司さんと出来たりこの神社独特の空気感を味わう事が出来るので、私もすごく楽しくて嬉しいんです」


 女性が心から嬉しそうな笑みを浮かべながら言うと、宮司の男性は安心したように微笑む。


「そうか……しかし、神社仏閣が好きなだけで判断するなんて、最近の若い男達は見る目がないなぁ。好みなんて人それぞれだし、人から後ろ指を指されるような物でも無いんだから、それくらいそうなんだと思えばこんなに素晴らしい人とお近づきになれるのに……」

「こんなに素晴らしいって……そんな事無いですよ。私より可愛い子や綺麗な子なんて普通にいますし、特別料理が出来たり知識が深かったりするわけでも無いですし……」

「人の魅力なんてそれだけじゃないよ。たしかに容姿が優れていたり何か特別出来る事があったりするのもアドバンテージかもしれないけど、一緒にいて楽しかったり落ち着けたりすると言われるのもちゃんとした良さなんだ。

 こんなおじさんに言われて気分が良いかはわからないけど、私は君がここでバイトを続けてくれているのは本当に嬉しいし、休憩時間に色々な神社や寺、それらにまつわる歴史の話を聞かせてくれるのは楽しいと思っているよ。君のお祖父さんとウチの父が元々知り合いだった事で、バイト先として斡旋されたのがここだったとしてもね」

「宮司さん……」

「あ……そういえば、これから用事があると言っていたのに引き留めてしまってすまないね。それじゃあまたお昼に」

「は、はい。それじゃあ失礼します……」


 女性は最後に猫の頭を一撫でしてから立ち上がると、頬をほんのり赤く染めながら宮司の男性に一礼し、そのまま神社を去っていった。

 宮司の男性がその様子を見送る中、猫がその隣に座り込むと、宮司の男性は微笑みながら猫を抱き上げる。


「あんなに素晴らしい人でも好きになってくれる男がいないなんて……やれやれ、最近の若者の好みというのは難しいんだな。私なら彼女みたいな女性に好かれていたら、本当に嬉しいと思うけどなぁ……」


 宮司の男性が苦笑いを浮かべながら言うと、猫は宮司の男性に対して冷たい視線を向ける。


「……ん? どうしたんだい、私の事をジッと見て……もしかしてそろそろ近所のパトロールに行くから降ろしてほしいのかな? そうだとしたらすまなかったね。ほら、早速行っておいで」


 宮司の男性がしゃがみこみながら猫を降ろすと、猫はじろりと宮司の男性を見てから鳥居の方へ向かって歩いていき、そのまま鳥居を出て、近所のパトロールに出掛けた。

 春が近くなったとはいえ、まだまだ雪が降っていたり路面が凍結したりしている中を猫は特に気にする様子もなく進み、辺りの様子を見回しながらのんびりと歩いていった。

 それから十数分後、前方から楽しそうに話すジャージ姿の四人組の男女が近づき、猫が立ち止まってその場に座ると、猫の姿に気づいた一人の男性が少し驚いたような表情を浮かべながら立ち止まる。


「あれ……猫がいるな」

「あ、本当だ。この辺りにも野良の子っているんだね」

「ですね……猫ってこの辺りは多いんですか?」

「そういうわけじゃないですけど、時々なら見かけますよ。それにしても、まるで像みたいにピクリとも動かないな……足から根っこでも生えてるのかな? ねこだけに」

「……ただでさえ寒いんだから、寒いギャグを言うなって」

「あはは、めんごめんご。まあ、このままここにいても猫の進路を邪魔しちゃうし、俺達もこれから練習があるわけだからそろそろ行くか」

「だな」


 男性が頷きながら返事をした後、四人の男女はそれぞれ猫に対して別れの言葉を口にした後、再び話をしながら歩いていき、猫も再びゆっくりと歩き始めた。

 他の猫と挨拶を交わしたり近所の住人達から声をかけられたりしながら細い道などを歩く事数十分、通り掛かった公園の遊具の足元で休憩をしていたその時だった。


「あっ、猫だ! 皆さん、あそこに可愛い猫がいますよー!」


 突然聞こえてきた少女の声に猫が顔を上げてからそちらへ視線を向けると、目を輝かせながら近づいてくる短い茶髪の少女とその後ろからゆっくりと歩いてくる四人の少年少女の姿があり、猫は逃げる事無く少し眠たそうに欠伸をし、茶髪の少女は猫の目の前で静かにしゃがみこんだ。


「わぁ……やっぱり可愛い……! まあ、アイドルである私ももちろん可愛いですから、可愛いと可愛いの乗算でスーパー可愛いになっちゃいますけどね」

「はいはい、そうですねーっと。けど、この猫……人間に慣れてるのか全然逃げないな」

「はい。私達が近づいても逃げない辺り、他の人も撫でていたりエサを与えたりしているのかもしれませんね」

「そうかもね。猫、撫でてみる?」


 短い黒髪の少年が隣に立つ仮面をつけた長い黒髪の少女に問いかけたが、少女は首を横に振りながら携帯電話の画面を少女に見せ、それに対して少年は微笑みながら頷いた。


「うん、そうだね。この猫も散歩の休憩中かもしれないし、邪魔にならないように僕達もそろそろ行こうか」

「そうですね。部活動で使用する備品の買い出しに行くところでしたし、早く行きましょう。この寒さの中、ずっとここにいるわけにもいきませんから」

「うん、そうだね。という事で……今なら可愛い後輩の手を温めるチャンスですよ? このチャンスを逃すのは惜しいと思いませんか?」

「いや、まったく惜しくないな。さあ、早く行こうぜ」


 その少年の言葉に茶髪の少女がムッとしながら文句を言い、それを他の少年達が宥めながら去っていくと、猫はもう一度欠伸をしてから体をぶるぶると震わせ、再び歩き出しながら公園を後にした。

 そして、薔薇の装飾の手鏡を持った少女達や二人の子供をつれた男性、仲睦まじいカップルや手を繋ぎながら歩く少年少女と出会いながら歩いてきた道を戻っていくと、猫は鳥居を潜って境内へと入り、手水舎の中を布巾で拭いている宮司の男性に近づいてからにゃおんと鳴き声を上げた。


「ん……ああ、おかえり。今日もたっぷりパトロールをしてきたようだね。そろそろお昼時だし、彼女が来る前に昼食を済ませてしまおうか」


 そう言いながら宮司の男性が手水舎の掃除を終えてバケツと布巾を持って社務所へ歩いていくのに続いて猫も社務所へ向けて歩いていき、揃って社務所の中へ入ると、宮司の男性が入口近くの暖房をつけてから雪駄を脱いで畳の上に上がる中、猫は暖房の近くまで寄ってから毛繕いを始めた。


「ははっ、やっぱり君もこの気温じゃ寒いか。それにしても……彼女も大丈夫だろうか。防寒対策はしていると思うが、今年は例年よりも寒さが厳しいし、温かい物をすぐにあげられるように昼食の準備をしながらお湯を湧かしてくるか」


 心配そうな表情で宮司の男性が奥にある給湯室へ向かい、猫がその様子を見ながら欠伸をしていると、入口のドアが開き、寒さで頬を赤く染めた女性が中へと入ってきた。


「ふぅ……寒い寒い。あ……猫ちゃん、こんにちは。君も寒いから、今は暖かいところにいるみたいだね」


 女性がしゃがみながら冷えきった指先を猫の鼻へ近づけ、猫が指先の匂いを嗅いでいると、奥から宮司の男性が姿を見せた。


「ふぅ……あ、お疲れ様。用事は無事に済ませられたかな?」

「あ……はい。用事といっても、友達と買い物に行ったり話したりしてきただけなんですけどね」

「そうか……あ、寒さで体は冷えてないかな? 今、お湯を湧かしているから、何か淹れてくるよ」

「あ、大丈夫で──」


 その時、猫が軽やかに飛び上がって女性の肩に乗ると、その衝撃でバランスを崩した女性の体はぐらりと揺れる。


「あっ……!」

「あ、危ない……!」


 女性の体が後ろへ倒れる前に宮司の男性が女性の手を掴み、どうにか自分の方へ引き寄せると、女性の体は勢いよく男性の体へとぶつかり、猫がヒラリと飛んで床へ着地する中、そのまま後ろに倒れこんだ男性に女性が覆い被さるような形になった。


「はあ……よかった。大丈夫かい? 怪我とかはして──あ!」


 宮司の男性は女性の身を心配していたが、自分達が現在どのような状態になっているか気づくと、恥ずかしそうに顔を赤くする女性を見ながら自身も顔を赤くしながら狼狽うろたえ始めた。


「ご、ごめん……! え、えっと……ど、どうしたら良い物か……!」

「あ……わ、私が今退くので少し待って下さい……!」

「あ、ああ……」


 宮司の男性は落ち着かない様子で答える中、女性は少し名残惜しそうに体を起こし、それに続いて男性も体を起こした。そして、女性が顔を赤くしながら宮司の男性をチラチラと見る中、男性は申し訳なさそうな顔をしながら静かに土下座をした。


「ほ、本当に申し訳なかった……!」

「え……や、止めてください! 別に私は怒るつもりは無いですし、あれは私がバランスを崩したからですから!」

「それでも……許可無く君の体に触れてしまったのは間違いないし、訴えられたりバイトを辞められたりしても仕方ないと思っている。本当に申し訳ない……君のお祖父さんやご両親に対して何と言ったものか……」

「宮司さん……」


 土下座を続ける宮司の男性を女性は見つめた後、猫をチラリと見ながら声を出さずに何かを言ってから再び宮司の男性へと視線を戻した。


「……それなら、私のお願いを一つ聞いてもらえますか? 私は本当に怒るつもりもここのバイトを辞めるつもりも無いですけど、お願いを聞いてもらう事でこの件を終わらせた方が良い気がしますから」

「……わかった。私に出来る事であれば何でも聞かせてもらうよ……」

「……それじゃあ、今度私と一緒にお出掛けをしてください。それが私からのお願いです」

「え……?」


 宮司の男性は驚きながら顔を上げた後、顔を赤くしながらも微笑む女性に対して話しかけた。


「ほ、本当にそれだけで良いのかい……? 私は君に対して本当に申し訳ない事をしたのだが……」

「本当にそれだけで大丈夫です。休憩中にお話する事はありますけど、宮司さんとお出掛けをする事って無かったので、私は宮司さんと朝から夜までお出掛けがしたいんです」

「それくらいお安い御用だが……どうして私と出掛けたいんだい? 私と出掛けても周囲から変な目で見られるだろうし、若い人の流行りには疎い方だから変な事を言うかもしれないよ……?」

「大丈夫ですよ。宮司さんと一緒にいるのは楽しいですから周りの目なんて気にならないですし、私は宮司さんとだから一緒にお出掛けがしたいんです。だって、私は宮司さんの事が……」

「……事が?」


 宮司の男性が聞き返す中、女性は少し緊張した様子で一度口を閉じると、自分の胸に手を当てながら深呼吸をしてから決意を固めたような表情で静かに口を開いた。


「私は宮司さんの事が好きなんです。だから、私は宮司さんと一緒にお出掛けがしたいんです」

「……え? わ、私が……す、好き……?」

「……はい。宮司さんが私をそういう風に見ていないのはわかっていますけど、私は参拝客の人が気持ちよく神社に来られるように掃除を頑張っている宮司さんを尊敬していますし、カッコいいといつも思っています。

 今日も友達に相談をした時もみんなもっといい人がいるとか一回り以上も歳が離れた人を好きになるのは信じられないって言いましたけど、歳や見た目なんて関係無いんです。

 私は自分の夏の暑さや冬の寒さの中でも自分の仕事に対して熱心になれて、この神社のためにいつも頑張っている宮司さんだからこそ好きなんです。

 他の人じゃなく、宮司さんだからこそ今みたいな事故が起きても怒るつもりもなくて、こんな卑怯なやり方でも良いから一緒に出掛ける約束をしたいんです。私……私は……!」


 目に涙を溜めながら宮司の男性を真っ直ぐに見つめる女性に対して宮司の男性は真剣な表情を浮かべながら見つめ返した後、ふぅと小さく息をついてから女性の体を優しく抱き締めた。


「あ……」

「……すまなかったね。そこまで想ってくれていたのに、今日までその気持ちに気づけずにいてしまって」

「い、いえ……私も、今回の件が無かったら、気持ちを……伝える機会を自分から作れ、ませんでしたから……」

「いや、人生を長く生きている私から気づくべきだったよ。まったく……こんなに鈍感だから、こんな歳になっても恋人の一人も出来ずにここまで来てしまったんだろうな。これでは亡くなった弟にも笑われてしまうよ」

「弟……さん?」

「ああ、君にも話していなかったが、私には歳の離れた弟がいたんだ。ただ、弟が小学生の頃に事故で亡くしてしまってね。

 あまり自分から喋らない方だったし、気づいた時には近くにいる程に気配もないような弟だったが、私は弟の事を本当に可愛がっていたし、弟を亡くした時は心から哀しんだよ」

「そうだったんですね……」

「だから、弟も好きだったこの神社をしっかりと守りたいと思って、職務を真面目に頑張ってきたつもりだが……もしかしたら仕事ばかりで恋人の一人も作ってこなかった私を心配して弟がそのチャンスをくれたのかもしれないな」


 宮司の男性は女性から体を離すと、緊張した面持ちの女性の両肩に手を置いてから真剣な表情のままで口を開いた。


「……情けない話だが、君の気持ちについてすぐに返事は出来ない。だが、君とのお出掛けは喜んで一緒に行かせてもらうし、君への返事はなるべく待たせないようにすると約束しよう。

 君も待ち続けるのは辛いだろうし、私も男としていつまでも引き伸ばすような真似はしたくないからね。良い返事が出来るように善処するよ」

「……はい、わかりました。私、これからもここのバイトを続けながら宮司さんの気持ちが決まるまで待っています。けど、今度からは我慢せずに色々誘わせてもらいますからね? 覚悟しておいて下さい」

「……ああ、望むところだ。さて、とりあえずこの件についてはまた今度にして、今は午後からの仕事に向けて昼食にしよう。お昼はもう済ませて来たかい?」

「いえ、まだです。だから、私もお昼ごはんを作るのを手伝いますね。せっかく宮司さんに気持ちを伝えたわけですから、もっと一緒にいたいんです」

「わかった。それじゃあ手伝ってもらおうかな」

「はい!」


 女性が嬉しそうに答え、それに対して宮司の男性が微笑みながら頷いた後、二人は仲良く話しながら奥へ向かって歩いていった。

 そして、猫はその姿を見送った後、どこか安心したようににゃんと鳴いてから、体を丸めてすやすやと眠り始めた。

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