たかが詩じゃないか

詩音 悠

『荒野の果て』


風薫る春の宵 

涙も受け止めて

こころありのままに 

緩やかに舞い落ちる 

桜の花あびて 

一人 歩いてゆく

人生という荒野の果て 

正直に生きた誇りを胸に

あゝ 時には夢につまづき  

あゝ 時には愛に流され

恥じる事ない俺の生き様



大空を飛ぶ鳥に 

我が身を重ねては

こころ羽ばたかせて 

ひたむきに一筋に 

夜明けを待ちあびて 

一人 歩いてゆく

人生という 荒野の果て 

情熱をいつも抱き続けた

あゝ 時には嘘に傷つき 

あゝ 時には愛に包まれ

揺らぐ事ない俺の生き様



いつの日も花は咲く 

覚悟を決め遥か

こころ信じるまま 

思うまま突き進む

望みが叶うまで 

一人 歩いてゆく

人生という荒野の果て 

哀しみもいつか 力に変えて

あゝ 時には道に迷って 

あゝ 時には愛に戸惑い

飾る事ない 俺の生き様

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