この不思議な物語のタイトル募集中

@tyosu_su

第1話 物語始まるらしいです


最悪な一日の始まりだ


今日は作家の締切日

小説の編集者の俺は作家の締切日ほど嫌な日はない。

うちの作家は全然破るからだ

破ったらたらなんかあるのかだって?

大アリだわバカタレ。

簡単に言うとな、めちゃくちゃ怒られる。

あれ俺頭の中で勝手に物語始めてる凄い


そう思いつつ、俺は体を起こし窓をあける

外には元気そうに登校している小学生、その他有機物

やっぱ小学生っていいなぁ、あの発育途中なのがたまんないなぁ

と色々妄想し、部屋をでて支度を始める


「おはよ〜、仕事間に合う?」


と言ったのは、綺麗な栗色の長い髪を持つ女性だった


「よゆーよゆー」


と答える俺

あれ?なにかとてつもない違和感を覚える

俺は一人暮らし

彼女なし

ここにいる人…誰?


よくある物語ならここで回想に入り、昨日確か飲みすぎて…

みたいな事になるだろう


だかしかし、回想になんて入らない

なぜかって?ほんとにこんな人しらない

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