デパートの小さな映画館とレビューコンテスト

デパートの中にあるのが自分にとって最も身近にある映画館です。ほぼ子どもの頃から存在しているのでかれこれ四半世紀以上経営されている老舗。


この劇場で観た思い出深い映画としては『学校の怪談2』があります。岸田今日子さんが演じたろくろ首が恐ろしく印象的で、階段の下から首だけ伸ばして「あたしの時計返して」と薄く微笑みながら子どもたちに呼びかけるシーンが長らくトラウマでした。それこそ当時は親がふざけて「あたしの時計返して」と言うと、それすら怖くて耳を塞ぐ有様でした。階段を降りているとき、ふと気づけば階下に言い知れぬ気配を感じることがあるほど、いま思い出しても怪演です。


大変趣深い劇場なのですが、思い出補正が強いのですかね。シネコンの超大型スクリーン・ドルビーデジタルの大音量に慣れてしまうと少し物足りなさも感じるものの、ジュースもお菓子もわりと自由に持ち込み可なのでずいぶんアットホームな姿勢で鑑賞できます。お客さんはもっぱら近所のお年寄りの皆さんのようです。


最近は準新作映画も上映してくれるようになり、嬉しい限りです。気になっていた作品が上映されていたのであとで観てこようと思います。


それはさておき、県の読書推進班がまた面白い企画をしているようです。


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あきたレビュー大賞2022

https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/67265


「その本を読んでみたい」と思わせる書評を募集し、優秀な作品を選考するレビューコンテストを実施します。

好きな本を読んでレビューを書こう!


1.応募資格

 18歳以上(高校生を除く。)であり、かつ、


2.書評対象

 小説・エッセイなど(漫画・絵本は除く。)


3.応募要領

 ①字数は800字以内を目安とする。

 ②書評は日本語で執筆すること。

 ③次の事項を書評作品冒頭に必ず明記すること(これらの事項は字数に不算入)。


・書評対象図書名及び著者名

・応募者の郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、職業(学生の場合は学校名)

・募集を知ったきっかけ(ポスター、ウェブサイト名など)


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基本的に秋田県在住というのが応募資格の大前提となる企画ですが(県の企画なので当たり前ですが)、県内に在住の方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。


最優秀賞は図書カード3万円分のほかにトロフィーまで贈られるということで自分も作品を吟味して応募してみようと思います。


もし「この本読んで応募してみて!」というのを教えてくだされば、もしかしたらその本を買って読んで応募してみるかもしれないので、応援コメント等で気軽に教えてくだされば幸いです。

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