第7話 白飯は、うまいんだよな。あ、ビールも!
早速、列車で松山に再び移動と相成りました。
今度は、四国入りして山側になる席に陣取りました。とはいうものの、最初は海側になる席をとっていたものの、あとでアジア系と思われる外国人のアベックがすぐ前の席に来たので、まあ、これじゃあな、ってことで、斜め後ろの当たりの席に替えたってところ。でも、そんなに客がわんさか乗ってくるようなことは、なかった。その元凶は言うまでもないでしょうけど、あの疫病ですね。
かかる御時世下、新幹線からの乗継客も少なく、先週の老婦人のような方もおらず、ましてや見送り客なんかもいない。
列車はそれでも、いつも通り、13時35分の定刻に、とは言いつつも、新幹線からの乗継客を待ったため、約5分遅れで出発。
これは後に児島までで1分回復し、松山到着時には完全に「マル=定時運転」へと回復し切っていました。まあ、特急で通過駅も多いし、多度津までは完全複線、しかも宇多津で高松方面からの「いしづち」を併結するため、割に簡単に回復できるから、そう慌てることもないと言えばないところですからね。
さて、本日の昼食は、この列車移動中に、幕の内弁当とプレミアムモルツのロング缶4本、それに、以前残していたつまみが少しあるので、それも。
岡山発車とほぼ同時に、弁当を開け、ビールも開け、早速、横の席のテーブルと目の前のテーブルの二つを開けて、ひとり宴会開始!
この列車、松山までに検札はたびたび参りますが、当方は、岡山発車後にJR西日本の車掌氏に切符を提示しておけば、あとは松山まで問題なく行けます。
児島でいつものように乗務員が後退し、瀬戸大橋に。
以前はそうでもなかったのだけど、この海を越えるのってね、なんか、妙に、高所恐怖症のようなものが頭をもたげてきて・・・、な状態が最近続いておりますけど、でも、今回は酒を飲んでいるので、大丈夫?!
宇多津で高松からの「いしづち」を併結し、さらに、西へと列車は進む。
さっきのアベックは、丸亀で降りていった。
で、ここからなのだけど、なぜかね、中高生の通学客が、乗ってくるのよ。というのが、藤井学園という私立の中高一貫校があって、そこに通う生徒さんみたいね。前回も今回もその動きを見ていて、どうやら、生徒さんたち、新居浜や伊予西条あたりからも通っているみたいじゃ。そこらになると、列車に乗って1時間くらいにはなるわけでね、まあ、ご苦労なことです。
私のほうは、相も変わらず、弁当をつまみに、ビールを飲んでおりますねん。
いやあ、進む、進む、兵隊じゃなくて、ビールが、進む。
結局、新居浜あたりまでには、きれいに、ビールは空になりました。
で、空き缶を窓際に並べて、記念撮影。
この列車、先週もそうでしたが、車内販売はない代わりに、清掃員がこまめに回ってくれます。ほどほど食し、ビールも飲み切りましたので、適当なころ合いを見て、弁当ガラやら空缶やらつまみの空袋などなど、清掃員にすべてお渡ししました。
でまあ、ぼちぼちあとはゆっくりと、時にタブレットでメールチェックをするくらいで、とにかく、ゆっくりとくつろいでの移動です。先週はノートにメモなどしてみましたが、今回はそれもしませんでした。
こういう移動も、あっていいでしょう。
というわけで、16時過ぎの定刻、無事に松山着。
先週と同じホテルに、再びチェックインしました。
(つづく)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます