夢の中で見た遊園地。気が付くとその遊園地へと来ていた。

しかし、煌びやかな夢の中の遊園地と違い、目の前に広がるのは朽ち果てた廃墟のような遊園地だった。

一緒に来ていた弟が、いつの間にか居なくなっていた。辺りを探すと、遊園地の真ん中にある大きなお城へと向かう弟の背中が見えた。

走って追いつこうとするが、なぜか歩いているはずの弟に追いつけない。そうしているうちに城の中へと弟は入って行ってしまう。

恐る恐る中へ入ると、入ってきた扉が開かなくなってしまった。それだけでなく、四つん這いになった白い着物の幽霊や血だらけのピエロが襲い掛かってくる。

主人公は、偶然手に入れたマントをかぶると、しばらくの間幽霊からは認識されなくなることに気が付く。

主人公は無事、弟を連れて城を脱出できるのだろうか。

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