青春なんかするつもりなかったのに
こたろう
第1話
俺の名前は風間辰巳高校1年生だ。高校生活ももうすぐ1年になる。
今日から3学期が始まるのだがとりあえずめんどくさい。学校ってなんであるんだろうって思ってしまう。
そんなことを考えているといつの間にか学校に着いていた。クラスに入るとみんな仲がいい人とずっと喋っている。同じような話題をずっとして何が楽しんだか俺にはまったくわからない。
「おはよう辰巳!久しぶり!元気してたか!」
「今の俺を見て元気だと思うか?」
「思わねぇよ!」
こいつの名前は神凪快斗この学校にきて初めてできた友達だ。まぁ勉強はあまりできないんだが運動神経はずばぬけているそしてなにより彼女もちだ。
「辰巳もそろそろ彼女ぐらい作って高校生活楽しめばいいのに!」
「やだよ!お前みたいに彼女作って青春とかする気ないから」
「つれねぇなー!辰巳元がイケメンだから髪型セットすれば絶対モテるのにセットしないんだから損してるぜ」
「別にモテるつもりもないしモテたいとも思わないんでな」
「ほんとかなー?今好きな人とかいないの?」
「あたりまえだ!そもそも彼女作る気もないのに好きな人なんかいるわけないだろ!」
「はいはいそーでございますか」
快斗はいつもこんな話しをしてくるので疲れる。最近の高校生はどんだけ恋バナが好きなんだか。
「早く席に着け朝のホームルーム始めるぞー」
教室に先生が入ってきてクラスの全員が席に着いたところでホームルームが始まった。
「今日はこれで学校が終わりです。明日からは普段どうりの時間割なので気を引き締めて来るように解散」
今日は始業式と3学期の予定の説明だけだったので午前中に終わった。快斗でもさそって昼飯食べて帰るか。
「快斗帰り一緒に昼飯でも食べようぜ」
「悪いな辰巳俺はこのあとデートなんだ!」
「あっそ、デート楽しんでー」
「おいおいそっちから誘っといてなんだよその態度 あ、もしかして辰巳羨ましいんだろ」
「はぁ〜俺に限ってそんなことあると思うか?」
「うん!思う!」
「絶対ないから!それよりも早く彼女ところ行かなくていいのか?」
「お、そろそろ行かないとじゃあな!飯はまた今度誘ってくれ!」
まったく忙しいやつだなあいつは、さて俺もそろそろ帰るか。
昼はコンビニでもよって買うか。それにしても内の学校はカップルが多いいのか。さっきから手繋いで帰るやつをよく見る。
いったい何がいんだか。付き合ったて続くかもわからないのによく付き合えるよな。俺は絶対無理だは。
「ねぇねぇ君俺たちと遊ぼーぜ!俺たちと遊んだら絶対楽しいからさぁー」
校門から少しでた場所で内の学校のやつがナンパされていた。うわぁよくナンパなんかするなぁ恥ずかしくないのかよあいつら。
このまま無視して行くべきか、それとも助けに行くべきか、あんまり面倒臭いことには関わりたくないしなぁ、でも無視して行くとなんか罪悪感があるんだよなぁ、はぁ〜助けに行くか。
「あのすいません」
「あ、なんだてめえは!文句でもあんのか!」
「彼女嫌がってますし、ナンパとかよくないと思うんですけど」
「んだとコラ!そんなの俺らの自由だろーが!お前みたいな陰キャのやつに言われたくねぇんだよ!」
こいつら面倒臭いやつらだな。
「あなたたちこそ常識を知ったほうがいいと思いますよ」
ナンパされてた彼女が初めて喋った、それと同時に周りを黒服の集団が囲んでいた。
えーー何これいったいなにがおきんだ。
「お嬢様お怪我はありませんか?」
お嬢様?え、まさかナンパされてた人て………
「ええ大丈夫よ、それよりそこの男二人を早く連れて行きなさい、もう一人の彼はこのあと話しがあるから」
「わかりました」
それから男たちは『おい、なんなんだよこれは』といいながら連れて行かれた。
「私の名前は柏坂真那と言ったらわかるかしら?あなたは?」
「風間辰巳です」
「風間辰巳ね覚えたわ、今日は助けてくれてどうもありがとう」
「あ、はい」
「また日を改まってお礼するは」
そう言うと柏坂さんはその場を去っていた。
後書き
新作です。評価よろしくお願いします。
『誰かと関わる事、それは間違っているだろうか。それとも・・・』こちらの新作良かったら見てみてください。ラブコメです。
青春なんかするつもりなかったのに こたろう @marimo0214
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