クーラーだ
この家の中の空間は良しだ
綺麗で太陽の光も程よく当たる
こういう家に住んでいる
それだけで良いのだと悟る
今は昼
では、今から外へ出よう
おあ、暑いな
暑過ぎて溶けちゃうね
ちょっと前みたいに自販機でドリンクを買うかな
今回は何にしよう?
いつもどうりの定番のコーラにするかなあ
いや、今日は気分を変えて愛のスコールマンゴーにするかなあ
うむ。それにするかなあ。
わいは愛のスコールマンゴー味を落とした
わいのものジュース
そしてまたお部屋へ戻っていく
わいはゲットだぜ
えへへ
ジュース
誰もが好きなマンゴー
だったらいいけど
そうしてお部屋に戻る
タクトち、土竜ちがこのクーラーの効いた部屋で涼んでいた
おーおーいいなあ
ユー達は涼しそうじゃ
わいもね
さてはて。今日は何をしようかのう。
今は起きたての午前まだまだじゃ。
これからシャドーボクシングでもするかのう
気を見つけるために
それも何やら気がひけるような
んー
やっぱりお話書きかー?
土竜さんの読んでいる本でも見てみるかのう
おわっ
字が難しすぎて何も読めないや
タクトくんは今日は非番のお医者さん
お疲れ様じゃ
では、これから猫でも見ながらお話を書くとするかのうーー
いいのういいのう
捗りそうじゃ
そうしてしばらく夢中になって書いているといつの間にかお昼に。
いいのうーー
いいのうーー
この涼しいお部屋の中で書けるのは本当にいいことや。
クーラーかあー
そよそよと涼しい風を吹き荒らしている
クーラー
それがあるからいい夏を過ごせるよね
うーむ
いいのうーー
この夏、過ごしやすい気候に恵まれているね
比較的涼しいけどやっぱり最近は暑い
うむ
クーラーは必要じゃ
うむ
何となく、クーラーの中を見てみる
おわっ機械だらけ
冷たいのうー
そうして次じゃ
わいは何となくクーラーに言葉を言ってみた
わい「クーラーよ。わい達はもっと涼しくなりたいので、そうするのじゃ。」
と言ってみた
何も起きない
まあそれでいいけど
するとクーラーが急に発光をした
淡い紫色に
えっ?
こんな機能あったっけ?
タクト「いいや。こういうのはなかったはずだ。」
土竜「これはまたおかしなことがあるものなんだね。」
クーラーは紫色に光っている
何やねんこれ
こういう機能は無かったはずやで
ではこれは、、、
するとクーラーはわい達を引き込もうとしだした
クーラーの中に引き込もうと
そりゃなんじゃい
わい達は引き込まれる
クーラーの中に
あの涼しすぎる中に引き込まれるって
わいやばいんでは
タクトと土竜ちは何かに捕まっている
僕もそうしているがこれはなかなか
きついぞ
するとぼくたちはエアコンの中に引き込まれた
引き込まれてしまった
ぼくたちは悲鳴を上げながらどこかへ行く
吸い込まれていく
しばらく吸い込まれていると
段々光が見えてきた
ここ暗いんだけど、光が見えてきたのだ
よっしゃ?
そうして我々は出口に向かう
そして出る
出てきた
ここだ
着いた
どこだここは?
一面中、空が灰色でわい達は雪氷の上に立っているのだが
海見える
それ以上に何もない
何だここは
やばいのか我
二人もいる
そして今一番気になるのはこの寒さだ
寒い
さぶ
と思ったら土竜さんが何かをしていたようでそれほど寒くないのだとか
なるほどなあ
寒くない
寒くない
土竜さんのおかげ
土竜さんの力
ありかたい
わい達でここで相談をする
タクト「なあ、ここやばいよな。何ここ。」
土竜「どこかの南極か北極かなあ」
ええっそんな遠くに
エアコンの中に入っただけなのに
土竜「なー。変だね。ちょっとこれはいかがなものか。」
ねーやばいよね
土竜「ここて萎れていても何にもならないんだ。この周りを探ってみよう。」
探るってどうやって?
土竜「鳥になるよ。それて周りの様子を見てくる。」
いってらっしゃい。
気をつけてね
何かあるといいが
何もないのが困る
タクトくんはおらと一緒
タクト「後ろにも何も無いな」
後ろにはただ氷と海が広がっているだけだ
なるほど
どこも同じか
どこへ行こうかな
暫くすると、土竜さんが戻ってきた
土竜「参ったよ。何も無いね。」
そんな
そんな
土竜「そこまで落ち込むこともないよ。見つけたものもあった。」
何を見つけたの?
土竜「氷に何かのマークが刻まれていたものがあった。」
むーーー
タクト「氷にマークが、、、そうか、そういうことか!わい達は今、やばいところにいる訳ではないぞ。花華。」
えーそうなの?
僕の前の喋り方真似しないでー
タクト「この気持ちを上げるためだ。いいだろ。マークが刻まれていたということはなここに誰かがいるかもしれないんだ。」
土竜「認知されていない所でもないから安心してね。」
なるほど。うむ。
わい達は帰れる
土竜「多分ね。」
うう
土竜「あぁこら。そこまで気を落ち込ませるようなことでもないよ。何しろ僕たちは、国王様が見ておられるのだからね。」
おうよ!
好き好きセンタロウ様。
タクト「その意気だ。では、これからどうするかな。」
土竜「僕はもう一度鳥になって見て回ってくるよ。待っててね。」
はーいよ
ぼくたちは待つ
その間、タクトくんが火を見せてくれた
綺麗だお
そうして暫く待つ
不安になりながらも待った
意識は天に昇りそうになりながらも
すると向こうから土竜さんがやってきた
おや、おかえりーー
土竜「興味深いものを見つけてきたよ。君達も来た方が良さそうだ。この背中に乗りな。」
わいたちは土竜さんの背中に乗る
すると土竜さんは宙に浮いた
すると土竜さんは飛ぶ飛ぶ
景色を空から見てみると
何やらどこまでも氷の地面と海だ
何も無い
どこだここは
そしてあるところへ降下をする
それはマークが刻まれた氷の地面だ
そこに降りる
土竜「最初に見に行ったけど、また見に来たんだ。この地面、何か気になるんだよ。なあ、このマークの上に入ってみようよ。」
何気なく賛成をした
みんなで入る
するとマークが光った
淡く光った
すると周りに何かが浮かび上がってきた
人々のようだ
「なあ何でこういうところに俺たちは来てしまったんだ」
「知るか。何気にレムリア大陸へ来ようとしたらこうな風になっていたんだ。」
「ボス、すみません。俺もう、無理っす。」
その人が倒れた
「おいおいなんてこった!この様になってしまっている時に、、、。右も左も分からないのに。」
みんなは焦っている
「このままじゃあ俺、死にますよ。」
「こら。言うな。とは言ってもどこにも何も、無いな、、、。」
「すまない。俺も何だか、、、」
「クソ。ここで死ぬのは無念だ。せめて、誰かがここを訪れた時のために、、、」
そう言ってその人はここの地面
我らがいる地面にあるマークに沿ってマークを描いている
つまり、わい達が今いるこのマークこそがこの人が描いたマークなのだ
「ようし。ここに、クソ。天よ!ここに我らの無念を残す!いつかここを訪れた者に祝福があるように。そして、俺たちがしたこの経験を、教えてほしい。」
その人は喋り続ける
「なあ、今これを聞いてくれているのか分からないが、もしここに来たら、天に祈ってほしい。君だけでも助かってほしいんだ。良いか?天に祈れ!」
そう言ってその人は倒れた
映像はそこで終わった
マークからの光も消えた
これは、、、、、
今のは、、、
タクト「彼らの無念だろうな。それを刻んだんだ。7
土竜「そしてこうして実際に刻めている。ということはだ。やはり天に祈るべきかな。あの人の言うように。」
そうがいいのか
我もそうしてみることにした
天に祈る
天に
わい達は祈る
お願いします
いや、天というか
センタロウ様だ
ぼくの場合は
センタロウ様
助けて
助けて
ーーーー
ーーーー
ーーーー
ーーーー
ーー
すると周りにまた景色が現れた
今度は人では無いようだ
二人も見る
「ねえ、俺たちはこのまま約束を破ればこの土地は、本当に雪だらけになってしまうのだろうか?」
「そうだと言っていたじゃない。ということは、そうなのよ。私達、別れなければならないのよ。」
「そんな。俺は君をずっと愛していたい、、、、」
「私もよ。愛していたいわ。それなのに、それが許されないのよ。」
「天の精霊様の命令で」
「じゃあ、俺はこのまま死のうと思うよ。君をずっと愛し続けていたいから。」
「そんな!そんな、、、あ!」
その精霊の男の人は自分の腹に刃物を刺した
そんな、、
「今までありがとう。ずっと、ずっと、愛しているよ。」
そう言って彼は倒れた
そうして女の精霊も後を追うようにして彼の腹から刃物を抜き
自分の腹に刺した
「っ、、、! !」
そして彼女も倒れた
彼の隣に
そうして二人はやがて
何も動かなくなった
そこで映像は終わった
今のは
この土地の
精霊だった者達だろうか
土竜「そうだよ。彼らは約束を破ったんだろうね。そのために、ここは氷と雪と海だけの世界になってしまったんだ。」
タクト「そういう解釈の仕方でいいと思う。可哀想にな。ご冥福を祈ろう。」
わいたちは彼らのご冥福を祈った
それにしても
前の映像なんだけど
レムリア大陸って
それってあの、レムリア大陸じゃろうか?
タクト「そのはずだぞ。レムリアってことは。」
ということはだ
いやしかし
あり得ぬ
レムリア大陸が存在していたなど
一体、いつの映像じゃろうか
レムリアって
土竜「あの彼らの服装的には何やら古代っぽい感じはしなかったよね。」
うむ。
変じゃのう
普通にわしの世界線上の時代の服装に見えたが
タクト「ということはだ。ここは別世界線上だと考えるのが妥当だろう。」
うむ。そうだよのう。
精霊達も、いたし
土竜「うーん。精霊達は花華さんの世界線にもいるかもよ。」
別世界線かあ
ロマン広がるが
寒い感じもする
ここはレムリア大陸があった世界線かあ
僕の世界線では沈んでいるとされている感じだから
ここはレムリア大陸なんだなと分かると
何だか愛着を感じるような気も
タクト「そうか。その所悪いが、向こうからなんか来るぜ。」
え?来る?
前方を見てみる
それは竜巻だ
ぎゃあ!?
竜巻じゃあ!
誰か助けとくれーー
土竜「いいや。あの竜巻は!」
えっ?
土竜「この竜巻はいい竜巻だと思うよ。みんなで飛び込もうよ。」
そうしてみんなで竜巻に飛び込むことになった
竜巻が徐々に近づいて来る
さて。飛び乗るぞ。
えいやっ! !
わい達は思い切って手を繋いで竜巻の中に入った
するとわい達の体をぐいぐいと引っ張ってきた
引き込まれた
ひゃああああ!
竜巻の中にいるのだいま
目が回るよりも風が強くて息がしづらい感じだ
竜巻の中に入るってこういう感じなのか
それを実感させられた
そうして暫くしていると
体の風の引っ張りがなくなり
体が楽になってきた感じだが
視界が暗くて何も見えない
いまどうなっておるのだ
いや、風で見えないんだ
しかしわいたちは竜巻の弱いところにいま来ているので若干見える
どうやら緑広がる自然の土地のようだ
空は水色で晴れている
どこだここは?
そうしていると竜巻が徐々に強さを薄れさせていき
わいたちを着陸させた
優しく
そこはどこまでも広い緑の自然と山々があり
人が住まうでしょうところもある
いいところだ
土竜「! ここは、恐らく雪景色になる前のレムリア大陸だ。」
雪景色になる前の!
それは見どころだ
レムリア人と会ってみたいー
タクト「あぁこらこら。そんなに躍起になるな。レムリア人はどうな人かも分からないし、言葉も通じない可能性の方が高いだろ。」
うー
土竜「とりあえずは行ってみよう。」
タクト「いやその前にだ。どうして俺たちは今そういうところにいる?」
あー、たしかに
土竜「あの竜巻だよね。あれは何者か」
わい達を導いてくれたのでは?
天に祈ったから
土竜「なるほどねえ。それでかな。」
わい達は向こうに見えるお家へ行く
すると中から人が出てくれた
いや人じゃ無い
耳が尖っている
見た目は綺麗だ
そして言葉を言われた
「ーーーーーーーーーーーーー」
おぅ、、、
タクト「分からないよな。日本語、分かるか?」
するとその人は不審な目をこちらに向けた
そしてゆっくりと扉を閉めた
ぼくたちの言葉が伝わらなかったんだねえ
ショック
タクト「まあ、いいじゃないか。そういうものだ。」
土竜「しかしそうなるとこれからどうするがいいか。」
うーむ
良いところなだけで何も無いとは
わい達は考える
しかし何も無い
参ったのう
取り敢えず、ここの世界線から脱出して元の世界に帰ろうよ。
暫くここ堪能してから
タクト「それもいいな。」
土竜「うーん。まあ、様子見かな。」
わい達はこの自然を楽しむことにした
レムリアのお魚あるかなあ
土竜「それならあっちに湖があったぞ。そこに行けばいるかもな。」
うっしゃ行ってきまーす
タクト「あっ待て。俺たちも。」
すると湖があり
中に魚が泳いでいたのだが
その魚に違和感を感じた
この魚、何やら知っている魚では無い
おーい二人とも!この魚、見たことないよね
土竜「どれどれ、、、本当だ。こういう魚、見たことないねえ。」
タクト「うわマジだ。何だこれ。」
その魚は目が無くて、黄色と緑のグラデーションがなっており、下半身の尾ひれは段々それっぽくなっていった後、横に一直線な感じだ
何だこの魚は
魚、なのは分かるけど
食べれるかなあこれ
土竜さん
土竜「ちょっとその魚、そのままでいさせてくれよ。どれどれ」
土竜さんが魚の中を調べているようだ
力で調べている
さてはて
土竜「この魚は人間に有毒性は無いねえ。」
ふむふむ。
では、安心して食べれるのかのう?
土竜「うん。そうだよ。焼いて食べてみるかい?」
うむー
タクトくんも興味ありありだ
そうしてわい達はこの魚を焼く
するといい感じの匂いがしてきた
それでは、食べるかのう
すると後ろから何やら声が聞こえてきた
何だろうか
あ!現地人だ
いや精霊だ
彼らがこちらに向かって来る
どうしよう?逃げるべきかな?
タクト「、、、、武器を持っているぞ。そうするべきだ。」
わい達は逃げる
どこかいい方向へ
家とは反対方向へ逃げる
しかしこのまま走っていても何もないところだから埒が開かない
参ったもんだ
どうするべきか
すると土竜さんが鳥の姿になった
土竜「乗るんだ」
わい達は土竜さんの上に乗る
そして飛空
そしてレムリア大陸の上の空を飛ぶ
景色を見てみる
下は
ふむふむどうやら集落とするものはあそこだけではないようだ
あっちにもそっちにもあるようだ
これは美しい風景だ
雪は全くない
氷も
さてはて
これからどうするべきか
参ったもんだ
どこまでも広いこの世界
土竜「今から更に高く上がるよ。」
更に高く、だ
どこまで?
土竜「レムリア大陸を出るよ。そして日本へ向かうよ。そしたら帰れるかもしれない。」
あーなるほど。
いや待てよ
タクト「ここの世界線に日本大陸があるだろうか?」
土竜「あ、、、、!」
土竜さんはガクッと背羽を横にしてしまう
タクト「おいこら!」
土竜「すまないね、、、。でもレムリア大陸は出るよ。」
ふむふむ
出るのかあー
レムリア大陸、よかったなあ
良いところだった
土竜さんはこのまま日本大陸へ向かう
段々上へ上がっていくと分かった
これはレムリア大陸だ
形的にそのようだ
オーストラリアの左
インド洋にある感じ
ああいう大陸は
我が世界線にはない
なんてこった
タクト「あぁ。これは良い光景を見てしまったものだな、、、、」
やはりその感想だよねえ
こういう光景をもっと見ておくといいよ
心に収めてね
ねー
暫く飛行をしているとレムリア大陸は見えなくなっていった
そして東南アジア大陸が見え
日本大陸が何と、あったのだ
あった
土竜「では、降りるよ。」
土竜さんはわいの住んでいる県へ降りていく
徐々に
徐々に
降りていき
降りていき
降りた
田舎だーー
違和感を感じる
これは違和感だ
田舎なのだ
そして風景もなにやら
今風、、、なのだが
何やら
土竜「何かが変だね。」
うん?
タクト「あぁ。どうして俺たちは雪景色になる前のレムリア大陸へ行けただろう。するとこの日本の風景の在り方は何かおかしい。近代的だということは」
あっ
レムリア大陸があるの自体がおかしい
土竜「うーん。具体的にいうなら、雪化粧になっている世界のままのはずなんだ。あのように暖かくて普通に人が暮らしているだなんて」
なるほど。その辺は何だろうなあ
多分、あの大陸だけ世界線がこちらに来てしまったのかもね
タクト「そう考えるのが妥当かな。」
土竜「ではこちらの日本。今ここは。花華さんの住まう世界線なのでしょうか?」
そうなのでは、、?
ちゃうのん?
タクト「見てみようか。」
うっしゃおらも行ってきまーす
おらはここから帰ろうと思った
が
何やら変だ
何だろう
ここは本当に僕たちの住まう世界線か?
バス停が何やらおかしい
書いている文字が何やら何を書いているのか分からない感じだ
タクト「あちゃー、、これは本物の異世界だな」
土竜「どれ。また私が鳥になろう。花華さんのマンションまで行こう。ここからなら行けるよ。」
そう言って土竜さんは再び鳥になり
わい達を乗せた
そして飛行
景色を確認してみる
これはわい達の知る我が県ではないのでは
タクトくんも同じことを思っていそうだ
そうして土竜さん鳥は進んでいく
すると景色が段々わい達の知るような感じのところに来た
マンションだ
中に入る
そして玄関の暗証番号を入力する
しかし開かない
開かないのだ
参ったものだ
参った
土竜「いいんだよ。僕が鳥になって花華さんの部屋の窓まで行くよ。」
あざす、、土竜さん、、、
そしてわい達は鳥になった土竜さんの背中に乗って
わい達の部屋の窓のベランダまで上がり
そこに降り立った
ほうほう
そこは確かに僕の部屋
ではなかった
何というか、別の人が住んでいるような感じだ
うーー
すると部屋の中から誰かが出てきた
しょぼくれた青年のようだ
彼がわい達に何かを投げつけた
何か言っているが、言っている言葉は全く分からない
何と言っているのかしら
すると青年はわい達を捉えた
そして部屋の中は連行をする
あぁ、そこはこちらの世界線であればぼくのリビングだったのだ
そして青年はわい達の目の前に立ち
こちらに顔を寄せた
そして喋る
「今回のことは誰も悪くはなかったよ。よく頑張ったね。」
!
しゃ 喋った
こちらの言葉を
そして青年は姿を変えた
体つきも何もかも全て変わっていく
何だ?
するとその姿は分裂をして
みんなに変わった
アルト、ザン、スバル、カラス、スザ、、みんな、、、、
どうして?
アルト「この姿は映像だよ。」
ザン「あの姿も映像だったんだけどね、五感化干渉できることに成功したんだ。」
カラス「お前たち、よく頑張ったよ。ただ、みんなで心配していたんだぞ。部屋に帰ってきたら急にお前たちがいなくなっているから。」
ふむふむ。
タクト「悪いな。いや何も悪くないが」
スバル「いいだろ。今は早くこちらへ戻って来い。」
土竜「どうやってそうするのか」
スバル「そっちの世界に行く時にやったことだよ。それをするんだ。」
えっ?えーっと
アルト「花華さんがエアコンに喋ったことをまた言って。」
ええ、それだとまたあの世界に行くのかねえ
アルト「いや。行かないよ。安心して。」
おうよ。じゃあ、やってみるかな。
わいは唱えた
「クーラーよ。わい達を涼しすぎる世界へ連れていって」
するとクーラーが光った
淡い光だ
紫色の
ほうほう
すると二人もいい気持ちになった
すふとエアコンが吸引をしてきた
わあああああ!
またあの世界にはいやだよー
土竜「それはならんと言っていたよあの子」
タクト「身を任せてみようぜ。」
俺たちはエアコンの中に吸い込まれていった
吸い込まれた
するとまた暗闇の中をどこかへ向かって進んでいく
進む
進む
ーーーー
ーーーー
ーーーー
ーーーー
ーーー
すると出口が見えてきた
出る
出てきた
そこは
元の僕の部屋のようだった
帰ってきたのか
二人も来た
そこにはみんながいた
アルト「あぁ良かった。おかえり。みんな。」
どうして僕たちの世界線に繋げることができたの?
アルト「センタロウの力だよ。」
なるほどー。
スザナ「よく頑張ったわね。事情はセンタロウさんから聞いたわ。」
スバル「あの大冒険、凄まじかったな、、。あれは本物のレムリア大陸だぞ。」
そうなのよねえやっぱ
やはりセンタロウ様は天から見守ってくれていたのね、、、!
スザナ「そうよ。かなり心配そうに話していたわよ。花華さんたちの雪土地のこと、異世界のこと。」
何だか嬉しくて心が温まった
センタロウ様、好き
土竜「気になるのだが、どうしてそれならばセンタロウさんは僕達を助けてくれなかったのだろう?あの雪景色のところから」
アルト「それは花華さんなら分かってるよね。」
うむ。
センタロウ様は、わい達に学びを与えたいんよ
土竜「学びを?」
そうだよ。
僕たちに冒険をさせたいんよ
土竜「なるほど。それでか。今回もまた、いい学びになったね。」
ねー なったねーー
スバル「国王様からの説明だ。あのレムリアはな、花華の推理のとうりだ。別の世界線のレムリアがそのまま別の世界線に来てしまったんだ。」
スザナ「何となく、精霊さんが貴方達を追い出そうとしていたみたいなの。レムリアから。」
やっぱそうか。
わい達のような異世界人は奇妙か
スバル「そういうことだ。その後、あの世界線からまたレムリアは消えた。」
元の世界線に戻ったのか
スバル「そういうことだ。」
アルト「君達が最初に迷い込んでしまったあの雪景色のレムリア大陸は、ここの時代にまで存在していたらそうなっていたという世界線だ。」
スバル「お前たちが行ったレムリア大陸はそもそも精霊達の住む世界線だったんだ。そこら辺もまた特殊だぞ。」
なるほどー。
人間たちの住まうレムリア大陸もある世界線もありそうだねーえ
スバル「確かにそうだよ。」
アルト「みんながこうして戻ってきてくれてよかったよ。ゆっくり休んでね。」
あーーーい
わい達はその後、大冒険を終えたこのことをみんなと話し合って国王様にも会いに行った
そしてなでなでをしてもらったり休ませてもらったりして
たくさん精神を回復させた
楽しかったかも
そうしてみんなはまた平和な日常へ戻っていった
END
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます