嘘のようなほんとの話(病院編)
ハメリュ
第1話
私は3人の子供がいる。
出産の時微弱陣痛で膣の入り口の開きが悪いとは後で分かった事だが。
出産の日10月10日たっても、全然産まれる様子がなくて。その後2週間たったが、産まれなかったので、入院して、朝から陣痛が起こる薬を飲んで、それでも、陣痛がのらなかったら、点滴の陣痛をおこす点滴すると言われた。
私は痛みに強い方だ。
入院したその日はそのまま夕食を取って眠った。
次の日の朝6時から、陣痛を起こす錠剤の薬を1時間おきに6錠飲む。
私はそれでも1日目はお腹がピリピリするぐらいだった…。11時に6錠目を飲んでも、変わりないので点滴で陣痛を起こす薬も3時間した。
1日目の私の陣痛はピリピリで終わった。
その間も、子宮口が開くようにと病院の1番端の階段を昇り降りしてくださいと言われ、一日中、病院内を歩き回りその端の階段を昇り降りしたりしていた。
やっと16時に終了の診察をして、3cmしか子宮口が開いていないと言われた。
その診察は、1時間おきに診察したと思ったが、先生が指で子宮口をグリグリ、グリグリ開いていくのだ。1人目の出産の時は、結婚して直ぐだったし、ほとんど処女なのに、その病院は全員男の先生で、まぁ、妊娠中に何度も、アソコをさらけ出してはいるけど、少ししか知らない人に、グリグリ触られたり、じっーと、見られるんだから、気持ちいいものではない。
その頃は完全予約でもなかったので、その先生がいない時などは、本当に初めて会った先生に、アソコをさらすことになるのだ。
まぁ、こちらも嫌だが、先生も嫌なのかもしれないと思ったり、臭かったら嫌だなとか思ったり。
まぁ、先生は好きでもなく、嫌いでもなくやってるんだろうから、本当にありがたいが。
多分産婦人科の先生は、赤ちゃんが大好きなんだと思う。私も大好きで、産まれた瞬間に、陣痛など忘れてしまう。
あの、鳴き声を聞くと、嬉しくて涙が出る。
先生だけじゃなくもちろん助産婦さんも看護師さんも同じだと思う。
鳴き声が、聞こえる様に全力で協力してくださっているんだと思う。
だって昔は、自宅で産んでた頃もあったんだから、病院の先生は凄いなと思う。
技術は先生のもので、病院のもじゃないから。私は漫画のブラックジャックが大好きだからこんな事を言うのだが。
医師免許を持ってる、持たないに問題がなかったり、もし、病院がなかったら、その時私達は誰に頼むのだろうか?
医師は責任を問われるものなのか?
医師を信頼するから任せる。それは、自分がそこの病院を選び、先生はたまたま、その先生になったのかもしれない、嫌だったら病院は変えられるのだし、先生を責めるのはよっぽどの、本人の故意でなければ、責任は全部病院や国もちろん、自分のせいでもあるだろう。
薬が認可されているのは、国が決めているのだから。
私の体質がそうなのか、注射や点滴は血管が細く針を刺すと逃げると言われて、本当に上手で慣れている看護師さんじゃないと、何度も失敗される。
私的に、痛がりではないので大丈夫だが、いつもやり直しは3回はざらで、一度新人さんなのか両腕合わせて7回、それも途中2人交代してそれでもダメだったので、最後婦長さんという方が手の甲の所で取ってやっとできた。
何年まえだっただろうか、その頃は針を抜いてビニールの針が残るタイプの物だったが、チクチク痛かったのを思い出す。
話を戻すが、1日目の最後の内診が終わり夕食を食べ眠った。
この日は、全くと言っていいほど陣痛はならなかったな、なんて思いながら眠りについた。
次の日は、また朝6時から錠剤の陣痛促進剤を1錠ずつ1時間おきに6時間その後、その日も子宮口は開かなかったので、また点滴を3時間。
その日は、点滴をした後少し強めの陣痛がきて、子宮口は9cm開いたんだけど、先生の内診ではまだ子宮口が硬く、15時で点滴を終わると、陣痛も無くなっていって、何もなかった様に陣痛はなくなってしまった。
もう一度寝る前に内診をした時は、子宮口は、2〜3cmに戻ったと言われ、その日は陣痛でなのか薬でなのか気持ち悪くて一日中ご飯を食べられなかったので、ちょっと、自分でもがっかりした。
もちろん、二日目も病院内を歩き回り、端の階段を陣痛がくるたび、うーっとなりながら、昇り降りをしていた。最初の内診では2〜3cm次に5cm.その後9cmも開いたまま、まだ大丈夫だという事だったので、私は言われた通り、陣痛の時は止まり、一歩一歩進みながら痛みをこらえた。
3日目、また6時に陣痛促進剤を飲み始めた。
流石に3日目は3錠目を飲んだぐらいから、お腹を抑えるくらい陣痛が乗ってきた。
分娩室で待機する事になって足を広げたままだった。
病院の看護師学校の生徒さんが、お勉強なのか、自己紹介をしながら、その部屋にいる事になった。
私は、気を使う方なので陣痛と陣痛の間に話したりしたので、だんだんその後、物凄くお腹が痛くなり自分でも我慢しているんだけど、痛くて起き上がって、身体をよじらせたり、息を止めて我慢したが、どうにもこうにも、我慢の限界だった。
すぐ先生が来てくれて、これはおかしいという事で、痛みをみる機械みたいなので、測ったらしいが痛みの限界を超えているので、帝王切開をするかもと言われ、痛かったが同意書を書けるなら書いてという事で、分娩台の上でお腹を抑えながら、書いた。
どんな字になってたか、全く思い出せないけど。
それからは、先生が子宮口をまた何度となく広げ、看護婦さんがお腹を押して、吸引と鉗子で無事?というか何というか、自然分娩で、息子は産まれた。帝王切開はしないで無事産まれたから良かった。それは、後で色々わかる事があったかだった。
母とその時の旦那が分娩室に入ったが、旦那は直ぐに出て行った。ほとんど二日間何も食べてなかったので、今はもう売って無いけど、大好きだったヤマザキパンのフランスサンド粒アーモンド入りチョコクリーム&ミルクを買ってきてもらって、ガブガブ食べた。
元気な男の子だった。鉗子で頭を引っ張ったので、頭が伸びていたが、直ぐ治りますと先生に言われて安心した。
続きは、病院の地獄の授乳とおっぱいマッサージ!後2人の陣痛促進剤体験、まだまだ続く人体実験とも名づけたいお話だ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます