第3話 英語に翻訳し反復音読する
先に述べた定型文や話題を日本語で準備したら、次はそれを英語に翻訳する。
ここでよくあるのが「日本語を英語に翻訳するのはダメ。最初から英語で考えろ」というアドバイスだ。確かに一理ある。しかし、オレに言わせれば、それは上級者や中級者に対するアドバイスだ。初級者に対するアドバイスではない。初級者は、日本語 → 翻訳 → 英語、という手順を踏んだ方が結局は早道だ。
さて、翻訳だ。これはグーグル翻訳でもオンライン辞書でも何でもいい。大切なことは「自分が使えるか」ということだ。翻訳した英文に自分の知らない単語はないだろうか。自分の舌がついていけない長文になっていないだろうか。その辺をチェックしておく必要がある。知っている単語だけを使う。舌の回る範囲の短文で表現する。それが大切だ。
自分に必要な英語を準備したら後は練習。ひたすら音読だ。もちろん暗記するのもいい。スムーズに読もうと何度も練習しているうちに自然に覚えてしまう、というのがおそらくは理想だろう。自然に覚えるための音読回数は
ただし、これを1日でやろうと思うと難しい。最近の
そんな簡単でいいのか?
もちろん!
一見、簡単そうに見えるが、ここまでやっただけでも膨大な時間を使うことになる。ゲーム的にやっているから血と汗と涙の努力をした、という感覚にならないだけだ。
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