簡易人物紹介とメモ書き(ネタバレ注意!)

世界観的なメモ


 色々な姿形を持つ種族が混じって暮らす世界。国は複数存在するが、一つの国(ニンゲン族のみが暮らすニンゲン族主上主義の小さな国)を除いて、どの国もどんな種族もみんな共に暮らしている。人属と魔属の住み分けの為の区分けはあっても差別は(一つの国以外)ない平和な世界。



 一番人口が多い種族は、ゴブリン族。短命である為か産めよ増やせよを地で行くし荒地でも生き残れる強い生命力がある為。その次は卵生で沢山産むので一気に増える多足族(虫系の種族)。その次が自然にぽこぽこ生まれる妖精族。更に次くらいでニンゲン族。



 異なる種族で結婚して子供を産む場合、両親のどちらかの種族になる。たまに先祖返りで祖父母の種族が生まれる事もある。ハーフとかは居ない。ニンゲン族は出産率は高いが、他種族の子供を生みがち。



 ミミック族は珍しいが数が少ない訳でもない。本来の姿が知られていないのは、ミミック族同士の夫婦であっても掟の方を優先するので、その場合普段の見た目は他種族に似せることになるから。



簡易人物紹介


主人公

伯爵令嬢 人属のエルフ族

金髪碧眼の美人さん。おっとりした性格。年齢は秘密。



侯爵令嬢 人属のオーガ族

二本の角が特徴。大柄な体を持つ種族で、彼女自身も大柄。貴族として鍛えぬいた審美眼は外さない。武系統の家なので、将来の夫には強さを求めている。



子爵令嬢 魔属のラミア族

縦に裂けたような瞳孔と大蛇のような下半身が特徴。艶やかな髪としっとり潤い肌が自慢。着飾らせてくれる婚約者にぞっこんである。



主人公の義理の妹 魔属のミミック族

素直な性格。義理の家族が大好き。種族的に自分を愛してくれる相手に弱い。

本来の姿は、ひ、み、つ! ただし、魔属と言われるだけはある姿ではある。結婚後、初夜で『本来の姿』を見せることを約束してる。



伯爵令息 人属のニンゲン族

ちょっと俺様な性格で自信家。外見はちょっとゴリラ顔。体格もニンゲン族にしては良く、剣の実力もそこそこあるので、頑張れば下級騎士くらいにはなれるかもしれない。都会暮らしに憧れて、よく王都に勉学の為と偽って遊びに行ってた。悪友達は王都で仲良くなった遊び仲間(人属系中心)。

人属系の美人なお姉さんが好み。『本来の姿』ってつまり、生まれた時の姿ってことだろ? 初夜なんだから夫として妻の『本来の姿』を見るのは当然の権利だよな!



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