3話 ××

昼ごはんを食べながら本を読んでいると

目の前に何かが通った気がした

どこから入ったのかそれは黒い猫だった

飼い猫なのか毛並みは整っていた


その時僕はきれいな猫だな〜

どこから入ったんだろ?

くらいにしか思わなかった


猫はこちらを向き____________________壁の中に入っていった


ハクト「いやいや は?まじで何? 見間違い?」


この階段は外に出る扉がある

がすぐ横は壁だ入れるわけが無い


…いやまず壁に入るってなんだよ!!


あれこれ考えていると足音が聞こえてきた


?「ハクト〜勝手にどっか行かないでよ〜」


ハクト「あぁごめんユズ」


?「お前勝手にどっか行くなよな〜先生に呼ばれてんのに机見たらもういねーんだもん」


ハクト「え?僕先生に呼ばれてたっけ?キヨ」


キヨ「おう 夏休み前の式での挨拶についてだってよ」


ユズ「あー ハクト熱で休んでるときに勝手に決められちゃったもんね」


ハクト「は!? まじかよ!!!」


キヨ「まーまー 休んでたお前が悪いどうせまた悪い予兆の熱だ!!

とか言うんだろ? 早く行くぞー」


ハクト「なんで僕の言うことわかったんだよ!?」




そう______________ぼくは普通の高校生だ






?「_________」



ハクト「? 何かお前ら言ったか?」


ユズ「え?さっきから喋ってんじゃん」


キヨ「どうした?なんか聞こえたのか?」


ハクト「__いや多分空耳だと思う」


なんか聞こえた気がしたんだけどなぁ










そして僕は壁の猫のことを後回しにした














?「__面白そうだなぁ  お前もそう思うよな? ベイ」


ベイ「ニャー」


Bae【ベイ】:愛するもの、愛しい子

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

僕の世界 君の世界 夜久黒斗 @kuroto1111

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ