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一年も半分の半分が過ぎた。いや、まだ過ぎてはいないが、実質そんな気分。あまりにも早い。ほとんど苦しみしかない日々であった。何も楽しくなく面白くもなく、風呂施設のテレビに映るお笑いタレントたちに寒気しか感じないような、そんなグロテスクライフである。これからも変わらないだろう。

電車移動。ロッシーニ序曲集、ショスタコービチのチェロ協奏曲、プーランクのユモレスク等を聴く。「マシアス・ギリの失脚」を読む。

仕事。疲弊。仕事。昼メシはラーメン。いつもの場所で休憩。痩せた青白い男、スーツは着ていない、怪しい感じの男がベンチに座り、にやにやしながらパンのような食物を食べていた。そこに鳩がかなり大量に群がる。ときには男に飛びかかる。男は無表情で、飛びかかる鳩をぶん殴っていた。鳩は、それでも執拗に飛びかかる。しかし、男がパンのような食物を食い終わると、一斉にいなくなった。用済みというわけだろうか。

今日はそんなに寒くない。

Amazonで小島信夫「残光」古井由吉「この道」を注文。

陰鬱な気分が続く。仕事。疲弊に次ぐ疲弊。

うんざりして仕事が終わる。

生きていて、人は何を楽しいとか面白いとか思うのだろうか。笑ったりするのだろうか。わからなくなった。

ニュースは良く見ている。サバイバルゲームのYouTuberだか知らないが、ロシア兵の恰好、ウクライナ兵の恰好、それぞれをして、戦うような画像をサムネイルに使ったのだとか。やばい感性だ。各地のサバイバルゲームスポットから、この方の当施設のご利用は遠慮しますと、出入り禁止の声明。責任を取りウクライナ義勇軍に参加します!と宣言するかと思いきや、すんなり謝罪。どうでもいいことだが。しかし、目立ちたい系YouTuberはウクライナ義勇軍に参加しないのだろうか。素朴な疑問であり、何も、ウクライナに行って死んでくればいいなどと、そのような不謹慎極まりないことを表明したいわけではない。純粋に、ピュアイズムに基づいた疑問である。だが目立ちたい系YouTuberで野蛮な感じの人は嫌いで目障りだからあまり生きていて欲しくないのは事実。精神の歪みが文章に影響しているのは、かなり明確に自覚している。

トイレで生々しい脚を撮影。誰かが猥褻な目で見てくれたら嬉しい。

職場を後にしてカレーを食う。

精神は死んでいる。沈んで腐ったヘドロみたいなもんだが、泣きながら猥褻な動画を見てチンポを擦ることは、今日に関してはなさそうである。


電車移動。モーツァルトのピアノ三重奏5番、フォーレのピアノ三重奏を聴く。

コンビニでチョコビスケットを購入。

ふらふらした足取りの若い男が前を歩いていて怖いから反対側を歩く。

いきなり雄叫びをあげて刃物で刺してきたら怖いし。

帰宅。何となく乳首を撮影。いやらしい目で見てくれたら嬉しい。

はあ、風呂はぶっ壊れている。だから台所の給湯器で頭を洗い、桶に湯を入れて、タオルを濡らし、体を拭くのである。無論、チンポも拭くのは言うまでもない。


※はてなブログの方には「生々しい脚」及び「乳首」の写真を掲載しています。


(了)

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