天皇誕生日のため仕事は休み。朝。いつもよりやや早く目が覚める。眠い気もする。

とりあえず朝メシ。コンビニで買っておいたパンケーキと温かいコーヒー。

youtubeでいつも見る犬と猫の動画。

abemaの会見チャンネルに「最近若い男の子のケツが気になる。」とか「満員電車でムッチリしたおじさんのケツを揉んでも犯罪にはならないと思います。」とか「ちんち触ると気持ちいいのなんで？」とか「ケツからカレーでた」「カレーって下痢に似てる」「ンコでた。後輩に写メ送ろ」「世界が平和で良かった」とか、凄く不毛なコメントを投稿する。当然スルーされる。だが別にそれでいい。たまに女子になりきって「今月そろそろパパ活しないと厳しいかも」と書き込むこともある。書き込んだところで何かが満たされるわけではない。何となくやっている。無意味だし、不毛な行為だ。あまりおススメはしない。

何となく眠い気分が続いている。

文庫本を漁っていたら国木田独歩の「武蔵野」を発見。買ったのを覚えていない。相当昔に買って一行も読んでいない本。とりあえず回収し、所収「忘れえぬ人々」を読む。思ったより文章が古びていない。むしろ古臭い言い回しの部分が面白いかも知れない。今の感覚で読むと。自然描写の部分は流石で、パノラマ撮影した風景を、どの部分から語っていくと退屈にならず「うた」になるのか、独歩はかなり心得た人のように思える。

ゲイ動画を見てチンポを気持ちよくする作業に邁進。

家に食糧ないので外出。電車移動。

石原慎太郎「太陽の季節」所収「灰色の教室」を読む。すげえ良い声と表現力で英語の授業でリーディングを行うが、教師に褒められ意味を問われると「わかりません」と答え教室中が爆笑するとか。

昼メシ。つけ麺屋。本屋行く。今使ってるブックカバーに変なシミとか汚れがあるので買い替えようかなと。ウサギちゃんのブックカバー。でもレジがめちゃくちゃ混んでて断念。また三階に上がり、元の場所に戻す。しばらくは変なシミの付いたブックカバーを使わざるを得ない。お前のようなゴミクズに綺麗なブックカバーを使う資格などないと宣言されたようで怒りより悲しみが湧いた。

駅構内で背の低い金髪の干からびたサルのような50～60歳くらいのオバサンに突撃されそうになる。マスクをしていて表情は見えないが目が虚無であった。凄まじい速度で正面突破してくる勢いであったので急いで避けた。

電車移動。コンビニ。つけ麺は腹に溜まる。夕食はいらないかなと判断。ビールと塩や油を使っていないミックスナッツを購入。夜はそれだけにした。

石原慎太郎「太陽の季節」所収「灰色の教室」を読了。内容はハードボイルドな乾いた触感なのだが、文体が意外と、センテンスが長い。一文のなかでグルグル思考を回転させすぎな感じもした。ただ物語構成自体は、もっと一筆書きっぽいのかと思っていたが以外に入り組んでいて、短編ではあるが、分量以上の読み応えはあった。

ビール飲んで眠くなったので仮眠。思ったより寝てた。2時間くらいか。

「マシアス・ギリの失脚」を引き続き読む。石原慎太郎を読んだ後だと、驚くほど文章が上手く感じる……。凄くサクサク読めてリーダビリティの高さに改めて感嘆。ただ池澤さんの国際政治の感覚には若干疑問があるが。（ナビダートという作中の架空小国が政治的な態度を取る時に、日本寄りにするか米国寄りにするかという判断を迫られる、というところとか。国際社会から見たら日本はある種、米国の、東アジアにおける「分身」として位置づけられているのではないか？とか。日本を米国との関係抜きに独立した大国として認識している国なんてあるんだろうかと思うのだが……そうすると日本寄りとは自ずと間接的な米国寄りをも意味しないか、とか。）思うところはあるがやはり文章が透明というかクリアで、読み進めてしまう。

abemaの会見チャンネルコメントに「今日デートしたんか？エッチしたんか？なあ、答えんかいや！」と書き込む。何の反応もなし。「ケツからカレーでたんですけど誰か食べますか」とすぐに書き込む。何の反応もない。本当に不毛だから、こういうことはしない方がいい。

風呂は相変わらずぶっ壊れ状態なので台所の給湯器で頭を洗う。もう一本買っておいた350ミリ缶ビールを飲む。犬猫の動画。

あんまり酔ってない。明日も仕事あるので寝る。

（了）