『溶質快晴』僕の空

衣草薫創KunsouKoromogusa

空虚な心のガラスの目


ダメダメダメ駄目ここには

ナイナイナイ無い必要ない

もう ないないな

ねぇ たいたいな

もう ないないな


空っぽすぎるよ

気持ち悪いほど

光もないし

黒もない

ちっちゃい頃に見に行ったジオラマみたいだ

もうちょっと もう少し前は

いろんな色があったのにな

今は なんだか

灰色にみえるよ

つまらないな


僕の目は「ガラスの目」

何も映らない 反射しない

つまらないよ なにもないよ

もう ないないな

ねぇ たいたいな

もう ないないな

ダメダメダメ駄目ここには

ナイナイナイ無い必要ない


なんにもないよ

僕の心

受け入れないし

通さない

目に映るもの全部「絵」以下だ

なんかもう なんだかんだ

どうでもいいや

それ だけで

興味もないんだ

本当なんだ


僕の目は「ガラスの目」

何も映らない 反射しない

つまらないよ なにもないよ

もう ないないな

ねぇ たいたいな

もう ないないな


ダメダメダメ駄目ここには

ナイナイナイ無い必要ない


本当は 本当はね

僕は何か欲しかった

本当だ 本当なんだ

・・・

僕は腹が減ったように飢えている

飢えている 分かりきった事ではないか


何かを好きになりたいし

何かに興味をもってみたかった

「さようなら。」も悲しみたかった

本当だ 本当なんだ

嘘つきは嫌いでしょ


泣く無く泣く無くここには

ナイナイナイ無い必要ない

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る