季節のごちそう

ようこそいらっしゃいました。

ここは小烏の台所です。

今日はひな祭りですね。　

ちらし寿司は手間がかかるので、簡単にお稲荷さんにしましょう。

簡単に！なので、揚げは味付きを買って来ました。寿司酢も市販のものがあるので、メーカーさんの努力に感謝して使います。

お米を研いだら、(時間があればザルに上げて)いつもより少しすくめの水、昆布を一切れ、塩をひとつまみ、酒をほんの少し入れて炊きましょう。

すし酢に胡麻とシラスを入れてよく混ぜておきます。

さあ、炊き上がるまでに飾り物を作りますよ。

まず味付き揚げは開いておきます。

うす焼卵を焼いたら細切りにして、面倒なら炒り卵でもまったく問題ありません。鮭フレークを小皿に出しておきましょう。たくあんは細かく刻んでおきます。たくあんがなければコーンでもいいと思います。

何か緑色が欲しいですね。また窓辺の豆苗にお願いしましょう。

ニンジンときゅうりはピーラーでリボンのようにして、少しだけ塩をしてしんなりさせておきます。ゆでエビをニンジンときゅうりのリボンでそれぞれくるっと巻きます。

はい、炊飯器が鳴りました。寿司酢にご飯を移して、切るように混ぜます。

家族の協力が頼めるならしっかり扇いでもらいましょう。誰も手伝いがないなら致し方ありません。スッパリ諦めましょう。

さあ、揚げに酢飯を入れていきます。上に飾りつけるので、七分目くらいで。

一人分の飾りつけです。

鮭フレークと卵を半々に乗せた物を二つ。その一つの上にニンジンで巻いたエビ（女雛）もう一つにはキュウリで巻いたエビ（男雛）

を乗せます。もう一つには刻んだタクアンを乗せて豆苗をひょいと置きましょう。

はい、出来上がりです。

ひな祭りです。

蛤はお高いので、大きめのアサリの潮汁をそえましょう。

お味はいかがでしょうか。

〈今日のお義母さん〉

★★★

日頃食の進まない義母ですが、お稲荷さんは一人分三個食べてもらえました。

可愛いし美味しかったと喜んでもらえました。

子どもたちがいないと季節のイベントも忘れがちですが、作って良かったです。

近況ノートに写真があります

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