ハーレム生活な日常

楽音詞

第1話 ハーレム生活な日常の始まり

俺のドタバタ日常ストーリー、始まるぞ


俺の名前は楽音詞(ささねつかさ)S高校に通う高校1年だ。俺には3人程悩みの原因が存在している。1人目が美咲(みさき)姉さん。過去に色々とあって天才ながら引きこもっている。それ   自体は別に構わない。一番困るのは重度のブラコンであると言うことだ。兄貴とかには塩対応で料理もしない。しかし俺にだけは甘々で優しい姉さんなのである。よく風呂にも乱入してくるので肉体的に疲労が溜まるっての。姉さんは俺以外の男に興味がないと言う程俺に恋愛感情そのものを持っている。そんな姉さんには彼女がいる。姉さんは百合派らしい。2人目がそんなみさねぇの彼女である月守月華(つきもりるか)である。俺の1つ上なのだがみさねぇに襲われてから百合に目覚めてそこから付き合うようになった。隣に住んでいる月華はよく家に来るのだが俺とみさねぇな関係を知っているので何もうわないが最近はみさねぇが猫にご執心な為嫉妬の矛先が俺に向くのだけは勘弁してほしい。そして一番の問題である3人目俺の彼女の鈴音結依(りんねゆい)は同級生で俺と同じS高校に通っている。結依はよく俺を誘ってくるのだがそれがまーあざと可愛いから何も言えない。何がとは言わないけど!と、とにかくこんな奴らに囲まれた俺の日常は傍から見ればどっかのゲームの主人公なんだとか………。


バレンタイン。それは好きな相手に思いを伝えたりする日。まー本来そんな日ではないんだけど。俺はみさねぇと結依からチョコを貰っていた。いつもはみさねぇだけだったが今年から彼女に貰える嬉しさがあった。

「詞〜。どう?私のチョコ♡」

「んっ?うん、美味いよ」

「それだけ?!」

結依は俺の膝を枕にして横になりブーブー文句を行っている。コレが可愛くてついつい悪戯しようとするんだけどね。

「へいへい。結依の愛が感じられるよ〜」

そう言ってやると一気に赤くなる結依。照れてる。やっぱ可愛いな、こいつ。結依はそこそこモテそうなのだが生憎無口で皆怖がっていたりするので話しかけられることも少ないから結依を狙うやつが少なかったのだろう。ならなぜ、俺が付き合っているのかと言うと………共通の趣味から仲良くなり最近振られたんだよね〜的なことを話したらいきなりキスされて付き合いたいと言われたことがキッカケで付き合うことになった。結依は中学の頃から俺のことが好きだったらしく付き合うとなった初日襲われそうになったのは言うまでまない………。

みさねぇはそんな俺達をみて複雑という表情をしていた。

「………詞には幸せになってもらいたいわよ?それでも、ね?流石に、ね?」

「………いいじゃん。みさねぇだって隣で月華とギシアンしてるじゃんかよ」

「ひゃう!」

(反応かわいいかよ)

「そうなのですか?お姉さん!」

結依はキラキラとした瞳をみさねぇに向けている。何に期待してんだお前。

「おっお姉さっ……あ!アレとコレとは話が違うわよ!」

「そかそか。とりあえず出てって。結依と2人にしてほしい」

「わ!わわわわかったわよ!!」

とみさねぇを追い返す。まー別にいたす訳でもなくただ添い寝してやるだけなのだが。第一まだ高校生なのだ。だからハメ外すとろくな事にならないに決まってる。



これからどうなることやら………。みさねぇ、月華、結依。この3人とことん振り回される毎日が目に見えるようだった。

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ハーレム生活な日常 楽音詞 @tukasaks

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