僕らの選択（「命の灯」番外編2）

登場人物紹介

中山友香

　公安部幹部候補生。15歳。

　失踪した兄の後を追って、最年少で公安部を志した。

　以前は人を遠ざけていたが、今では味方も増え、穏やかな学生生活を送っている。

ロン・セイヤーズ

　公安部幹部候補生。17歳。

　拳と蹴りの破壊力は候補生随一。目つきと物言いはきついが、根は優しい。

　友香への好意がだだ漏れなので、周囲からは生暖かく見守られている（本人は気づいていない）。

ハル（ハリー）・オコーネル

　公安部幹部候補生。17歳。

　ロンとは同郷の幼なじみ。女系一家の次男でフェミニスト。

　友香とは実践演習のパートナー。ロンを揶揄うのが生きがい。

ギイ・ランディス

　監察部幹部候補生。19歳。

　継承者の血筋につながる家系の出身で、選民意識が強い。

　3年前までは公安部の候補生で、友香を虐めていた当人。

ゴードン・ランディス

　監察部現長官。55歳。

　選民意識と差別思想の権化のような人物。

ユーミット・レクベル

　公安部幹部候補生。16歳。

胡燕（フー・イェン）

　公安部幹部候補生。18歳。

アレク・ランブル

　「ランブル」の次期指揮官。17歳。