応援コメント

第378話:「魔法の一言:4」」への応援コメント


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    素晴らしい!

    あの一言をここまで上手く使うとは
    脱帽であります。

    クラウス殿の御膳立ての上で
    この言葉を口にするからこそ
    劇的な効果を得られる。

    この展開に、私は眼から鱗が落ちる気がしましたよ。

    単なる思い付きの「今のところは」を
    綺麗に物語へ落とし込んでいて
    熊吉様の創話力が並々ならぬ物であると
    感服いたしました。

    私ならクラウス殿の御膳立てを飛ばして
    両公爵が愚物に見えるストーリーに
    している気がします…。

    査問会に関するクラウス殿の行動は
    正に黒幕と言った有り様で、面目躍如と
    言った所。

    対してうちのクラウス殿。
    黒幕にしては目立ち過ぎてますかね?(笑)
    まぁ、あれは自分が目立つ事で
    裏工作を気付かれ難くする効果を
    狙っている所もあるのですが。

    さて、両公爵はどうするのか?
    皇帝陛下の発言はあるのか?

    次回以降を楽しみにしております。
    (^-^)/







    作者からの返信

    隼 一平様、いつもありがとうございます!

    お楽しみいただけて、嬉しいです!
    熊吉も無い知恵を絞って必死に考えた甲斐がありました!

    実は、本作での謀略面は、けっこう戦国策という史書を参考にしています。
    合従連衡が有名ですが、それ以外のもいろいろな計略が乗っていまして、「事前にうまく相手の意識を誘導して、求める結果を得る」というのは、そういった昔話を参考にしながら作らせていただきました。

    隼 一平様のところのクラウス殿は、婿殿のために親切に教え導いている感じがして、熊吉は好きです!

    本作ではこうしてエドゥアルドは両公爵からの矛先をかわしたのですが、この査問の結末は、少年公爵にとっては望外のものとなります。
    査問会で堂々と自身の製作について語り、そして(クラウス殿の助力ありきですが)見事に謀略かわしたエドゥアルドを高く評価したとある人物が、彼のために大きな決断をします。

    そしてその決断が、帝国に新たな動乱の火種をまき・・・
    というのが今後です。

    これからもお楽しみいただけますよう、がんばらせていただきます。
    どうぞ、よろしくお願い申し上げます!