第ⅩⅩⅢ章立ち向かう光の戦士たち
2060年・REBORNS-MURASHUGAMING-
碧依さくらは集まった
オフィスはMURASHUGAMING新横浜のオフィスの20F~27F部分を借りて、スタジオ併設の物置に椅子を置いて湊天凜月は48歳の誕生日を迎えてもうすぐ50歳だというのに見た目が20代で若く長く伸びた黒髪をポニーテールにしてアイコスを吸いながらタンブラーで水を呑みながら椅子に座っていた。
「YAB死刑囚が脱獄したんだって?正直、日本は渾沌に太陽ですら届かねぇや」
「土井純一が死んでから一気にこの国は均衡を崩したなぁ、だろ?さくらちゃん?」
「えぇ、そうね。そうとしか言いようがないわね。選ばれし太陽の民の血筋のわれわれ日本人が団結しないといけない時代。日本人って世界的に見ても世界最古の民族で伝説としか都市伝説的にシュメール人又はムー大陸のレムリア人の末裔が日本人ってのは口をそろえてみんなが言うてる」
「そうそう、このお茶って紅蜘蛛とか入ってないよね?」
「入ってる訳ねぇだろうがぁ!?釈迦さん、ご冗談を。ネックレスの継承者もよく今まで生きて、生き延びてきたもんさ。とくに、川村大介?母親が超有名人で伝説的なVtuberの湊あくあ、活動真名りんこの子供ってのはどう生きた感じが心地はしたか?」
「俺には親はいないよ。この48年間、孤独な孤城で俺は音楽で戦ってきた。ジェラフバルトの依り代のけんきと最終決戦か。白魔導士エナコも加わるとなると話がやらこしぃぜ」
「まぁ、話は今ぐらいってところかな。釈迦、川村大介、ここに来てくれたこと感謝してる。もう時間がない。最終防衛だ。今の時代、必ずジェラフバルトの首を討つ!?」
「おうよ」
「ただ、不穏な空気が出てね。俺が調査を依頼していたところ、YAB死刑囚のお子さん、べにとRIONが第Ⅴ魔法の後継者で失われた
「ぐりとぐらみてぇなコンビだな。べにとRIONって。そりゃぁ、世間が知る有名人だよなぁ!?APEX・VALORANTでゴースティング・ブースティング・チート・スマーフ行為したんだろ?悪質な犯罪者が公式で実況や解説するんじゃねぇぞ、どの面下げてAPEX・VALORANTプレイしてるんだ?そんな馬鹿がここに来るんだろ?」
「うん、この日本を本気で取り返す!私はこの時代で産まれた。正真正銘にね。2060年、今を生きる人類である選ばれた太陽の民である私が旗を掲げる」
「うっし、俺らは帰るけど、さくらちゃんも用心しなよ。」
こうして釈迦と川村大介が帰って行った。碧依さくらは椅子を片付けて残ったお茶を呑みながらアイコスを吸い外をみつめる。
日本を取り戻す最後の戦いの序章。
白魔導士エナコ≠ティグル・イシュガルディア・ロックスペンサーはジェラフバルト卿との対であり世界自体の綻びを促す白魔法を継承した魔女。
その頃ジェラフバルト卿は東京の監獄に立ち寄っていた。
収容されて刑期を服役中の囚人で死刑囚のYABがジェラフバルト卿≠けんきがこれを機に監獄の監守全員が骸に塵と化していた。
「あちらも動き出してきたって感じだ。君を助けよう。」
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
「俺にかい?」
「そうだ。2060年かぁ、2024年に盗撮・業務妨害・レイプ・公序良俗違反・暴行・詐欺・MIX師の君は長年音楽業界をけん引してきたが多くのVtuber・アイドルや企業に君は頼られていた。それを裏切った。そして君は死刑囚となってここにいる。僕が助けてあげよう」
「なぁ?アンタの名前は?俺が死刑囚って忘れてねぇだろうなぁ!?」
「僕はジェラフバルト。真名をマルドゥーク・ファンス・エヴァンス・ジュリア・ヴェスタニエだ。今はけんきの身体を依り代にしている。で、どうだ?あちらもMURASHUGAMINGは日本奪還に前向きだ」
「せっかくの頂いた命だ。俺の愛刀はどこだ?」
「ハッハハハハハハハ・・・・紅蜘蛛かぁ」
旧東京刑務所の跡地に監獄の宝物庫の金庫に厳重注意で鞘に納められていたのが、千子村正・薄子力也作の衛爾加羅銘紅蜘蛛刀身が紅く染められて焔を放ち長尺の太刀である。かつてはYABがこの刀を手にして、8000名のVtuber・V豚を食って、喰らって狩りに行っていたという事実。
(向こう側からしてみれば人類の生存権は著しく低下している。しかし、油断はできない。碧依さくらが立ち上げた個人事務所REBORNSというVOLTROOMES内に創立した最後の足掻きだ。どうも油断はできない。)
ジェラフバルト卿は魔法の父で同時に世界最悪・最恐の黒魔導士で死の魔法使い。この世界に同時に対を為しているのが白魔導士エナコ。
――――現在―――――
安田女子首都大学工学先進センター・箱舟内
貞方怜那の最終フェーズの調整に天澄セナが訪れていた。
同行人でくるるも付き添いで今回は人類最後の砦にして人類の種が箱舟内に納められている様を見ていた。
「サ”ン”キュ”-ッ”!?いや、これが日本の技術で造らせてるのか?何年かかってんだって話だ」
「まぁ、既に死んでるけどな。私は。約600年計画だ。約600年もこの計画は内密に外部に知られてない。私、個人的なってのモアレだ。」
アイコスを吸い、ライフガード×綾鷹の茶割のジントニックを呑みながら飲んでは片手にアイコスを吸い続けて箱舟の精密な設計を視つつ人類の雌雄の種を運んでいた。
「YABが脱獄か。最悪っすねぇ・・・YABにはべにとRIONという世間や日本が絶対に封じた禁断の極秘に娘と息子がいる。YABは獄中に世間的には有名でAPEX・VALORANTのスマーフ・ブースティング・ゴースティングで相手のランク帯に潜ってわざとランクを下げたり、自分の本アカと違ってサブ垢でのランク上げで。FPSや競技シーンでは大罪人だ。未だに赦されてもない。べにとリオンはYABの子。まぁ、当時未成年で処女だった女に紅蜘蛛を飲ませて寝ている最中に処女を奪って中出しか。それでべにとリオンが産まれた。という、難点でイイか?いや・・・違うよなぁ天澄ぃ」
「事実はどうあれね。赦されない行為だと知ってもね。だいたい、APEX・VALORANTのブースティング行為・スマーフやゴースティングにレート内を下げる。MAPの構造やチート行為の検知を潜り抜けて未来ある選手の卵や希望を内部から崩した大バカ者よ。べにとRIONは。それよりもさぁ、その2人しか認知ないって言うのは元をただせば加藤下総守雲刻斎純一が当人の名前と悪行しか知らないその話題を軽く1000万回以上雑談やAPEX・VALORANTで話していたから、世間体の人間はこの2人が大罪人ってイメージね。元で言うなら、裏では推定8億人ぐらいいるわよ」
天澄セナは第Ⅶ魔法の継承者にして父親が
齢10歳にしてTOEIC1000点を出してハーバード大学主席卒業。生まれながらにして万能の天才。天澄セナが研究に研究に重ねてヴァチカンからは国際違反として厳重注意を受けて世界の新しい兵器となるSUMOMO-XXの設計と選ばれた少年や少女はその装甲を身に纏いジェラフバルト軍との戦争の徴兵を受けていた。
くるるは付き添われてここ貞方研究室に来ていた。
「純の娘かい?」
「そうだけど、私は何も得てないよ。期待するだけで損だよ」
くるるは25歳になって何も見つかっていない日々が続いた。くるるを心配してか天澄セナは自身の研究を手伝わせていた。
「貞方博士こそ、忙しい日々っすねぇ・・・人類の為に働いてるんでしょ?冒険でしょ?」
貞方怜那はアイコスを吸いながらライフガード×ジントニトックのサイダ―割をタンブラーで呑みながらその白衣のコートは黒く染め上げられていた。
既に死亡はしている貞方怜那という人間はこの世にはいない。だが、貞方怜那の意識と肉体は新しい肉体へと転生を循環して今は神としてこの大学の研究室を自宅にして箱舟の建造をしている。
研究室の書架にはオアンネスというFBI(米国連邦調査官)が禁じた極秘ファイルに付箋を張り付けて博士自身くるるに木箱を渡した。
「ジジィが生きてる頃に渡すつもりだった。遅れてすまねぇ。聖剣の輝きはもうその剣は・・・・もうみられへん」
「こんなボロ雑巾の剣渡されてもクソいらねぇよ」
「聖剣を継承できるのはお前だけだ。湖の乙女にも会いに行ってくれないか?聖剣を再び蘇らせる。千子村正・薄子力也の子孫で鍛冶職人の先代MURASHUGAMING第Ⅳ代目オーナーボドカの実姉第80代目刀匠村正・薄子力也の遺志を継いでる吉根ゆりあにこの剣を渡してくれ?」
「SHIRUKOTTEってお”い”ッ”!?くるる、バカ、待て。ブースティングじゃな。お前の気を悪くさせたのは詫びる。聖剣を蘇らせろよぉ。鍛冶職人の住所、天澄セナが案内してくれる」
「まぁ桑名だけどな。桑名に旅行にも連れて行ってやってくれ、天澄ッ!?言い忘れがないようだけど、きちんとくるるを湖の乙女に顔を会わせろ」
「星野リゾートの界・奥飛騨だろ?マジで時間かかるなぁ、くるるをわざわざこっから片道5時間かけて界・奥飛騨までか。まぁ、しゃーなしよぉ、くるる?聖剣が再びオーガニックに輝きを取り戻すことが出来たなら聖剣13拘束の巡礼の鐘を鳴らす試練お前にしかできねぇことよ」
「あしゅみんも余計なこと言わなくていい。界・奥飛騨ってただの旅行じゃねぇのかよ。頭がCHA-LA-HED-CHA-LAやんよぉ、聖剣ねぇ。」
「いや、聖剣鍛冶職人だぞ。この世界で、人類で聖剣や魔剣の鋳造修理やメンテナンスできる職人って吉根ゆりあしかイネからねぇよぉ!?んぁ」
「は――――い」
貞方怜那と別れて天澄セナのワゴンカーに乗ってくるるは桑名に向かった。
2060年・桑名市某所
―――――旧千子村正邸宅跡(薄子力也邸宅)――――――
現在は第80代目刀匠の吉根ゆりあが桑名市を拠点に聖剣や魔剣のメンテナンスをして現在は鍛冶を休業中。
千子村正の菩提寺がある境内の中を通って薄子力也の墓が並んでいる。先代79代目刀匠は江戸時代後期に活躍して安政3年(1856)~明治23年(1890)に79代目刀匠で師匠の薄子力也が吉根ゆりあにその技を遺した。79代目の先代は糖尿病でこの世を去り80代目当家になって以降は鍛冶業務は8割も休業している。
「お兄ちゃんとは連絡も取ってないわよぉ」
「MURASHUGAMINGの君がか?いや、紅蜘蛛を打ち鍛えのたのも君だろ?YAB死刑囚が脱獄した。僕は星川サラの命でここにきている」
「KGUも何してるんだかねぇ、KGUは久邇宮朝倉内親王と星川サラの綸旨によって創らせたんだろ?おおよそ、友禅?お前の差し金か?」
「ハッハハハハハハハ・・・ハッハハハハハハハ」
茶化して笑うマトリョーシカの織乃坂友禅。旧幕府の重臣で袴を着た刀を2本床に置いて友禅は用件があって訪ねてきた。
「KGUは皇學館大學は旧神宮皇學館大學と國學院大學は星川サラの命によって誕生したこの地上唯一の教育機関だ。しかしねぇ、ゆりあ殿?君の兄上にもだが、妖刀をなぜ造らせた?」
「兄からの言伝と捉えるが?まぁ、鍛冶職人が御客の注文をキャンセルする訳ねぇだろう。YABは当時17歳の若者がMIXを志した若者に記念として紅蜘蛛を造らせたって訳だ」
「・・・・・・・紅蜘蛛の試作か?」
休業している最中にシフトとしてバイト20年間清掃員としても働きゴミ処理や清掃関連の書籍の著書も多数手掛けてクリーンセンターのバイトとして最近鍛冶職人9割休んで昼間から居酒屋で飲みながら4畳半の防音室で10インチのモニターとマイクでPCで配信している。主なプラットフォームがTwich・YouTubeで配信するか桑名市駅前の商店街の居酒屋で酒を呑みながら朝の開店前に並びひたすら打ってる状況。工房のゴミ箱に置いてあるのは紅蜘蛛やエクスカリバー・デュランダル・ダインスレイヴ・ダラム・バルムンク・ブリューナク・ティルヴィング・レーヴァンテインなどの試作品や模造品が片付けもしない工房の床に置いてあって缶ビールの空き缶やチンしてあって食べかけの食器やウーバーや出前館で頼んだ空の容器に宅配ナッシュの容器が蓋を開けて冷凍食品がまな板に置いてあった。
「兄もMURASHUGAMINGのⅣ代目オーナーで踏ん張ってる。私もやる気出すよ。割に合わないんだよ、今の時代。2060年になって鍛冶職人の仕事の9割は死滅した。今は配信でエロを売るかだぞ、配信でOPPAI出してSEX!SEX!SEX!LIVE生配信で中出しアクメをキメて潮吹いて絶頂でイッてしまう最近は2060年の収入の9割がAVやFANTIAの会員費だ。と、と!とてとつってもニコ生で淫行した銀行員のとてじゃねぇよ、鍛冶を久々に請け負うってやるよ。ウチのガキんちょ108人いるんだぜ?クカ、兄貴も最近は顔魅せねぇけど兄貴なりに頑張ってる」
「では、俺は発つがそれでイイんだな?ゆりあ殿。江戸後期からあの安政の大獄を生き抜いて幕末最後の刀匠であるあなたには敬意を。」
織乃坂友禅は刀を腰に差して邸宅を後にした。動き出す太陽に選ばれた民が集う時に我々日本人が光の戦士であること。
くるるはワゴンカーの助手席に揺らされて6時間後に桑名に着いた。
天澄セナは現代のダ・ヴィンチとして万能の天才が邸宅の駐車場に車を止めてくるるはサントリー天然水2ℓを呑みながら邸宅の門の前に立つ。
リュックにはボロボロの木箱に納められた輝きがない聖剣を背負って邸宅のインターホンを鳴らす。
ピンポーンピンポーンピンポーン
♪ドラゴンエネルギー♪
「はーい、どちらさん?そもそもアポなし?鍛冶は休業中だよ」
「私はVOLTROOMES所属でMURASHUGAMINGの天澄と申します。天澄セナです!?」
「あっ、えっ・・・えっーと、土井純一の孫娘のくるるです。」
「⁉――――――――ッ」
ドアが開いて髪の毛がボサボサでヒョウ柄のコートを羽織って黒紫の紐パンツ姿でドアを開いてサンダルでこっちに歩いてくる女性。
「お噂に聞いてますよ。天澄セナ博士、くるるさん!?聖剣についてだろ?」
「私は基本的にそんな時期かい?笑えねぇよ、笑えねぇったら・・・聖剣がもう一度輝きとその聖剣は素材がいる。周回だ!金リンゴ齧ってまでも周回だ!?石削ってまでも素材周回だ。聖剣の素材は・・・ヒヒイロカネと湖の乙女から授かる」
「だろ?湖の乙女ってどこにいるんだ?」
「そんなもんも知らねぇのかよ、界・奥飛騨だ。逝くぞ」
そこで繋がった点。吉根ゆりあは108人の子供がいる桑名の梁山泊で有名人だ。ここの邸宅の敷地は東京ドーム10個分の広さとグラングリーン桑名は桑名駅前の第2期の敷地内には高級ホテルや商業施設が併設中で観葉植物や緑が生い茂ってる。
「今から?」
「早い方がイイだろ、くるる」
この人は世俗との関係を断って約500年が過ぎた。江戸時代後期で多くの妖刀や名刀を造りその一振りでも国宝級の一品。現在は鍛冶職人を休んで、パチンコやスロットを開店同時にスタートダッシュしていい台に座って酒を呑み、アイコスを吸いながらLIVE配信では紐パンの下着姿でAPEX・VALORANTをプレイしつつ、FANTIA用の会員限定のコンテンツとして収録や撮影もしている。
黒いコートを羽織って煙管を咥えて、サンダル姿で車のキーを界・奥飛騨まで桑名から5時間も高速乗って一般道でも遠い。
「私の愛車だ。最近は車運転する前は飲んでねぇよ。代わりにアイコスは吸うけどな。聖剣をもう一度蘇らせてやるよ」
「あざっす!?ざす」
「界・奥飛騨に逝くのか」
こうして桑名から高速に乗って5時間後遂に湖の乙女に会える。
――――――界・
岐阜県飛騨市の奥飛騨の温泉旅館の一角。星野リゾートが手掛ける東海地方初の界ブランドの界・奥飛騨に着いた。
「2060年、完全に日本が陥落する前だ。くるる?聖剣拘束解放の試練として巡礼の鐘を鳴らす必要がある。その資格の前にエクスカリバーの剪定は受けたか?」
「選定?ナンスか?」
「日本の未来を担う為だ。選定の岩場の剣を抜く必要がある儀式だ」
「はい、はい、そうっすねぇ、そうっすねぇ、選定の岩場で剣を抜く必要があるんだっけ?」
「魔術師マーリン殿は?・・・ジェラフバルト卿の決戦が控えてるんだろ?くるる?ニュイ・フランヴェルジュ・ド・ヴェスタニエはマーリンだ。ジェラフバルトの姉で私の数少ない友だ。くるる?ここから先はお前が剣を持って奥に進め」
「タ”ッ”チ”ペ”ン”を出せって言ってんだろうがぁ!?全部刺す、全部出す」
湖の乙女が待つ涼しい空気の風が身体の熱を冷ます。奥飛騨のここは界から徒歩10分の湖の空洞に進むとそこで待っていたかつて聖剣を授けた乙女であるヴィヴィアンである。
「ヴィヴィアンか?」
「そうだが、まずは誰やねん?」
「くるるです。土井純一の孫娘のくるるでぇす」
「あの純の娘か!?よう来た、来た、私が湖の乙女のヴィヴィアンだが?聖剣の輝きだろ、荀彧文若も同じこと聞いてきたな。くるる、お前がこの剣を抜くときに選定の義は終わる。と、同時にだが、荀彧文若という青年もお前に知恵を貸す。だろ?吉根ゆりあの108人いる長男が荀彧文若という青年だ。私は正直、世間を断ってるがね」
「ハァ」
「湖の乙女が本件の確約取ってくれるんだろうなぁ?」
「聖剣を放り投げよ」
木箱に納められてるボロボロの剣を湖に投げるとヴィヴィアンがくるるに輝きを取り戻した聖剣を手渡すと湖に姿を消した。
――――――邸宅・聖剣鋳造の聖火――――
吉根ゆりあが久々に聖火の炉に温度900℃~2600℃の聖火の中に入って剣を打ち鍛えてる最中だ。
約7800000年という歴史がある刀匠の工房は神聖な儀式で刀匠本人しか入れない。
吉根ゆりあが5日間も焔の中で聖剣を鋳造してる間、くるるは無明庵阿弥陀寺の仏間で寝ころびながらシャツ1枚でクーラーがガンガン冷えた仏間でアイコス吸いながら寝ていた。
「おーい、おーい、おおおおーい、聖剣出来上がったぞ」
「うーんうーん」
欠伸しながら完全に寝起きで聖剣を受け取る。
「選定の儀式はお前が巡礼の鐘を鳴らして終える。わかったな?」
「はいよ、はいはい」
「天澄ぃ!くるるを頼んだぞ」
「これで選定の巡礼の準備が出来上がったさ」
これまでのくるるの回想。そして・・・・くるるは聖剣を振り、人類が最後に結集するMURASHUGAMINGのオフィスにいた。
2060年のこれはくるるが聖剣の選定を通ってMURASHUGAMINGには戦い続けた英雄たちが集結していた。
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