第ⅩⅤ章TUTORIAL

 5人がタルタロス・煉獄にて葉加瀬ハヤト・夜見冬雪・加賀美れなと応戦してる最中土井純一はと言うと。

 みけねこが孕んだ大罪そのものであり、それはCover株式会社のタルタロスの≪A≫BIGENING起点となる。12の罪とかつて指輪戦争エンゲージリングが行われたのは惑星ニビルとのマルドゥーク・ファンス・エヴァンス・ジュリア・ヴェスタニエとティアマトの戦い。

 土井純一は第1層の下腹部に居た。

「お、おお・・おかえり、凛、桜」

「土井君にみんな?待たせたわね。第Ⅷ魔法習得したわ。エイボン直伝ね」

「私もですよ。これ以上、遅れて足手まといは御免ですから。純、純兄ちゃんに後れを取らせる訳にはいきませんから」

「イイ、イイ・・・別にヨォ、おーん、桜、無茶だけはするな」

「無茶はしませんよ、純」

「LMMLNASCMWRTは12の罪。ここタルタロス最初の関門」

 凜だ。第1層の下腹部の奥に門が視えた。

 最初の門の向こう側がLが待っている。かつて惑星ニビルと惑星マルドゥクの戦いが古代バビロニア神話≠シュメール創世記の神話に酷似しているまたは同一視されてる指輪戦争エンゲージリングが元々何の目的で行われたかというとみけねこの魂を鎮めるために惑星マルドゥクはティアマト。惑星ニビルをマルドゥク。

「あのバロック建築の劇団☆新幹線の門が視えるだろ?タルタロス最初の門だ。待ち構えてるのはLだろ?んまぁ、俺の視点で言うがLも強い。ガンバレルーヤで、オメェらの実力が均衡じゃ釣り合わねぇ、俺も力を貸すよ。このおおえのたかゆきもな」

 アイコスを吸いながら第1層は地熱が燃えてる。ここは灼熱の焔の最中門が凍えている。一瞬にして極寒の極点で身体の温度調節が出来ない。

 おおえのたかゆきはアイコスを吸いながら進んでいく。先ほどの景色とは灼熱とうって変わってのここは極点以下の極寒の地。

「タルタロス第1層は広い。灼熱と思ったらここは極寒の地」

「だろうなぁ、どうする?試練を受けるか、受けないか。いや、でもなぁ、試験を受けよう・・・俺はぁ正直、今回俺が受ける。若者に任せておく訳にはいかんぜよ」

 おおえのたかゆきは存命する魔法使いから魔法を教えてもらってない生粋の一般人だ。しかし性の剣の使い手である。渾沌遍くこの時代に性剣使いはおおえのたかゆきただ1人。

「こうしよう12人の罪を俺達が討ち破る。最悪は最悪だ。LMMLNASCMWRTはみけねこが孕んだその子供たちは大罪人。Cover株式会社のそれは踏み入ってられない伽藍の向こう側に堕ちる。そもそも、LMMLNASCMWRTは俺の意見だ。お前らVtuberも視聴者から頂き行為している生活をさせてもらっている身だ。西新宿プレジデントタワーマンションのキャバ嬢殺人事件(詐欺頂き女子)も叩けないというかそれと同様の行為を行っている。言っただろ?既婚者で女性のほとんどと言わないが頂き行為の詐欺まがいをするのは7割相当だ。Vtuberを嫌う1番の理由はニコニコ生放送出身の30代~40代が平均レートの7割。10代~20代は稀だ。とて!?っつうてもニコ生で未成年淫行したニコ生主銀行員のとてじゃねぇ、ツイキャスやTwichから引き抜きでVtuberになった場合もする。けどなぁ、全員頂き行為に走って弱者という立場の人間からお金を搾取するに間違いはない。Vtuberの真実を言ってやる。俺は覚醒して未来の先を見通せる能力に至った。120%彼氏・彼女がいる。同棲している。結婚して子供がいる。スパチャ、お前らからのお金はその子育て費や彼氏や彼女の場合はコンドーム代に使われる!?いい加減目覚ませ、夢から覚ませ!全ての人類諸君よ!!!!同情するのは男性側だ。俺は絶対にこの世から頂き行為やVtuberがガワ被って弱者男性や女性彼阿スパチャを金銭を受託するのを俺は認めない。Cover株式会社・みけねこと同じ過ちは絶対にない。それが俺の言い分だ。それで刺されても、殺されようが文句のぐうの音もないはずだ、詐欺師のようなガワを被ったVtuber、オメェらに騙されて数十万・数百万・数千万と言った大金の気持ちわかるか?楽して人からお金をいただく意味を考えたことあるか?だからこそ殺意の衝動を抱いてる。殺されてもそれは大義名分だ。ヴァーチャルという言い訳や絵を被って動かす、脱税・詐欺・結婚詐欺・頂き行為を正当化してるだけだ!?俺はこのような社会をぶっ潰す、1000万近くをキャバ嬢に大金を愛する車やバイクを売ってキャバ嬢のガールズバーの開店祝いや本気で結婚の談議で渡した金が挙句に50近くのおっさんがストーカー呼ばわり社会的に殺されたの同然やねん。俺は今回の51歳男性は100悪くねぇと思う。視聴者も、Vtuberから目覚めよ!?目を覚ませ!?詐欺師から目を覚ませ、俺は逃げない。俺はこの指輪戦争エンゲージリング終結後に新時代の新世界を築く。Vtuberの頂き行為や詐欺行為を完膚なきまで潰す名目の企業だ。みけねこやCover株式会社・ENYCOLLARES・BREAVRYGROUPADMINISTRATORは過ちを繰り返した。俺はそうはさせねぇ」

 後にVOLTROOMES創業する土井純一である。

 土井純一はこの2年後にフォーブス誌が選ぶ世界に影響を与えたベンチャー企業100選に選ばれることになる。

「お前の気持ちが理解できたわ、純一」

「土井君がそう叶えたいって気持ちね。確かに弱者の男性や女性を救うに一票。土井君?本当にCover株式会社・ENYCOLLARES・BREAVRYGROUPADMINISTRATORを本当に解体させる気?確かにみけねこや指輪戦争エンゲージリング産んだ真の元凶はジェラフバルト卿と惑星ニビルと惑星マルドゥクの戦いよ。それは分かる?」

「それは分かっている。覚悟が違う。俺が成し遂げて見せる!?」

 ここは第1層の氷点以下の極点に位置する極寒で吹雪が荒れ狂う増Gの罪人の屍や骸を超えて門付近に来るとおおえのたかゆきが手を振る。

「生きて帰ってくるが先か、俺も死んでいるか?仲良く地獄で働かされるどっちかやねん。ホナ、俺がLを討つ。」

 門の向こう側に入って行った。

 中は祭壇と神殿だ。タルタロスは地下空間における別地球疑似の星核。なるほど祭壇と神殿に火が灯される。

「36000年周期を迎えたか。私は待ち草臥れたぞ。私はこの長き幽閉の身。どうかな?A面からのオペレーターでコントローラーの仕事。B面のスパイク設置。私の名前はL。みけねこが最初に孕んだ罪にして私は氷。A’ェ”≪A’≫BIGENNINGの起点が解けた時間だ。さぁ、試練を始めようか、名を申せ」

「俺はおおえのたかゆき。社長をやってる。39歳三重の子供部屋おじさんがみっともない真似できへんやろ、L?いや、ラミィ、そう言えばそうか。みけねこが最初に孕んだ氷塊。ラミィ?Vtuberが頂き行為で既婚者で中学生の女子が2人やっけ?自分のおかんが頂き女子って聞いたらどう反応する?ガワさえ被って詐欺師集団の猿真似かよぉ、俺がこの手で崩す」

 水色透き通る青空の長髪に琥珀色の眼。100㎝超えの爆乳に巨尻。くびれでLは祭壇から立ち上がって長槍と盾だ。

 おおえのたかゆきは魔法は2020年の現代唯一授かっていないが性の剣において性剣使いとして13拘束解放は扱える。

 ―――――タルタロス第1の試練――――

 Lの罪

 ラミィVSおおえのたかゆき

「氷魔穹血刃」

「リ”-サ”ル”やぞォ」

 氷の刃が回転伴って連続で斬りこまれる斬撃回避におおえのたかゆきは避けて、足を踏み込んで剣を特殊に召喚。

「俺は魔法に縁もない。だがなっ、性剣はEDは与えられたギフテッドやねん」

 ラミィの氷が続く、氷の造形。氷で造られた獅子・象・豹・龍。さらには氷の薔薇で造られたハンマーに氷の剣が天井に浮かんでいる。

「2重召喚制限ダブルサモンズ・リミテッド

 ラミィのそれは氷の滅神・滅悪の変形だ。ラミィはこの時点であらゆる物理・魔法はこの場において無効とする。おおえのたかゆきはアイコスを吸う。

 当時愛読していたのはRAVEだ。深呼吸して首元にかけていた十字架を振る。

(埒が明かねぇ・・・あぶない配信者で済まなかったな。オヤジはもう死んでいる。俺に遺されたのは全くこんなところで死んだら地獄逝き確定。元より死んでるんだっけ俺?39年間生きてる生身の俺だし。さて、いつまでたっても・・・・魔法は授からないが親父の十字架だけは変わっちゃいねぇよ)

「どうした?」

「終わりにしようや」

 アイコスを吸うおおえのたかゆきは氷の造形を回避して十字架を振ると、変形した大剣で24年前に愛読していたRAVEがインスピレーションに浮かぶ。

「氷刃・紅蓮王塵祖師枝琉」

 オ”ラァ”オラァオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ”オ”ラァ”オラァオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ”ッ!!!!

 おおえのたかゆき、目覚めていたのはもう1人の彼であった。精密な動き・一寸狂わないコントローラーにして的確なオペレーション。そして他を覆す破壊の一撃。

 アイコスを吸いながらおおおえのたかゆきは歩み出す。

「時間は5秒止めた。そして動き出す」

「な、なんだ!?」

スーパープンレク人やけど何か用か?」

「グハッウハッ」

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

 Lは膝をつく。動きが掴めない。先ほどからこの時間という時間が止まって見える。

「不可能だ!?時が、時が止まっているだと!?」

「せや、俺は俺に唯一のギフテッドや。はよう、ケリつけるわ」

 動き出した世界が廻る。おえちゃんの大剣がLを穿つ。

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

 LMMLNASCMWRTのうちLの罪を消滅確認。タルタロス第2層の道が開かれる。

 みけねここと潤羽るしあがインターネットの深層闇WEB掲示板に遺言として遺したCover株式会社にとっては禁忌の絶望のパンドラであった。

 ―――――タルタロス第2層―――――

 土井純一たちが順調に最下層に向かっている。

 ここは海の潮騒が騒ぐ。地下空間でありながらもここは海底よりも真下。第2層は海。砂浜を移動して修道院を拠点にベース造りだ。

「次は私が行くわね」

「え?桜が行くのか?無茶するよ、俺は。Mってことはここは海。海賊か。ジョリー・D・ロジャーの海賊旗が目立ってるな、そういや」

「だから、私の番。海賊だからね、相手は。マリン船長?みかりんのM、ニコ生クルーズ泥船でも小舟海賊団とマリン一味か」

「情報が少なすぎる、下手な行動はしない方がイイ」

 土井純一はこの大海原を海の音だ。桜の切り札である第13聖典武装術式は第Ⅲ魔法とリンクして共鳴数に応じてその武器を変形していく。

 土井純一はこの時は18歳。その2年後にVOLTROOMES創業する。

 加藤純一の覚醒の影響か土井純一は少しうつむき加減になる。桜は修道院の屋上にいた。ここは海岸線が展望できる修道院跡。

 第2層は海。タルタロス唯一の海だ。

「ちょっとは休憩や羽を伸ばしてもいいんじゃないか?」

 純一が言う。ここから純一は修道院跡の地下に行き、第2層の地図は海・海中や島等の島々であると考えて蠟燭に火を灯す。

「ここにいたのか、純一」

「くるるか?みんな、どうしてる?」

「桜と凜は水着。一応、護衛には碧依さくらがついてるから心配はしないで」

「姉妹水入らずだ。邪魔はしないでくれ」

 土井純一はここの修道院跡の書架の机の埃を払い、火を灯して潮騒の音が聞こえる。くるるは展望台が視える塔に向かっていった。なんだかんだ、と。

(俺はウッ)

 心臓が灼ける痛みをして、身体から汗が流れる。イエス・キリストのエクソソームの影響が今になって露見している。顕著に顕れてきている。

 土井石舟斎湊純は俺を救ってくれた。修道院書架の床を這って起き上がって落ち着くかどうかここは修道院騎士が食事する食堂の跡だ。

 椅子に座って目を閉じる。

 ―――――水着か――――――

 桜は大人風のラグジュアリータイプ。高校生令和JKながらも黒紫の上下のビキニを着て胸が揺れて凜は少し桜を避けていた。

「き”も”ち”ぃ”ィ”」

 ここの海は塩分濃度難く浮かぶ。修道院外の砂浜では女性陣の水着で休息時間だ。

 しかし、この修道院で予想外の人物と純一は会う。

「また、会えたね?純一」

「どちらっすか?」

「ジェラフバルトだよ。B.E.S.P.O.確かにBREAVRYGROUPADMINISTRATORを創設に手を貸しただけだよ。勘違いと世間は間違っているだけだよ。僕は、呪われてる。命に嫌われている。生命すらも奪ってしまう、この手がね」

「え?俺がか?」

「いづれ、純一僕と戦う時が来る。今はまだない。LMMLNASCMWRTの内Lを斃したけどここはMが2人いるよ」

 雲のような人だ。ジェラフバルトは去っていた。純一は修道院の廊下を歩いて海岸線には2隻の大艦隊その数200隻以上の艦隊がこのタルタロスの海を無限の海原を荒れ狂う。

「ヨーソロッ!」

 大声からの射撃。純一はパルクールして壁をよじ登って周囲は絶望的だ。ここは海のこの修道院は包囲されていた。

(マズい事態になってきた。マリン船長?みかりんか、けいおんの律の声真似が上手かったな。今はどうでもイイ。考えろ、考えろ、30代のおばさんとここはピン留めだ。手を打つか)

 息を静かに呼吸を落ち着かせる。この様子におおえのたかゆき・もこう・おにやが即座に反応して船目掛けての攻撃を容認。

「おい、あっちからの射撃行為だぞ!?船を落とせ、オレの釼は。ワリィ、否でも待てと!?」

 おおえのたかゆきはLの解放条件として長髪の茶髪に30代女性のバストLカップの女性を特殊顕現。共鳴の御霊を剣に付与。時間稼ぎを任されたのはもこうだ。

「第Ⅳ魔法-終活定義ロストエンチャント・オデッセイ-」

 もこうが努力で自力で辿り着いた魔法の定義。失われた時代のジェラフバルトが魔法の原始をⅦタイプも産み出したが第Ⅳは「命」つまりは「星」である。

「船長までの距離を時間観測で0.0.5秒迄ってとこかな」

「200隻の大艦隊だぞ、まぁ、俺もシャバイと分かっているが、もこうさん1人に任せる訳じゃ・・・・俺も!」

 おにやは修道院のベルを鳴らす。200隻の大艦隊が一斉に修道院に向けての発進に土井純一が聖ミカエル像までに来ると、ジェラフバルト卿が天使の剣前に座っていた。

「一つ大事な話を言い聳えていたよ。第3層から第8層まではタルタロスの構造上螺旋3重構造だよ。第1層と第9層は一つの地殻の核の上に形成されてる大樹の幹の根だ。その幹の枝分かれを第3層から第8層だ。それに、200隻の大艦隊って数が悪い。Mはマリンとまつりか。うん、純一?気にすることはないさ」

 ジェラフバルト卿は見た目が20代~30代の青年で長い黒い長髪に法衣を重ね着て黒いコートを羽織ってサンダル姿。革手袋をしている。

「凛!?桜!?」

「碧依さくらが傍にいる。くるるも、護衛に付き添いだろ!?」

 もこうが言う。近くまで船が来ている。もこうの魔法は「星」収束とこの大海原で動けるのは海賊である彼女たちが主導権を握っている。

 船長と思しき女性が甲板に立っている。

「ラッシュラッシュラッシュラッゴーラッシュ、アーホイ、ヨーソロッ!?見慣れない顔の連中だな?しに来たのか?オーバーラッシュに攻めるなら命はないと思え」

 状況が深刻だ。Mことマリン船長だ。

「おい、こうなったら切り替えできねぇぞ、兄さん!?」

「驚きだよ、こっちが。おにや?船の攻撃を避けるぞ。」

 もこうとおにやは修道院のベルを鳴らすと、天使の剣前にいるジェラフバルトは包み隠していたその覇王の覇気を解放する。

「Mに挑むのか?」

「それもいいだろう、純一?第Ⅵ魔法の清水美紀はもう聞こえない。存命している魔法使いが現ヴァチカン教主長官の聖地エルサレムを任せられてるニュイ様。ニュイ・フランヴェルジュ・ド・ヴェスタニエがこの令和の時代において最期の魔女にして・・・・と言ったところかな」

「いや待てと!?ニュイ・フランヴェルジュ・ド・ヴェスタニエってマルドゥーク・ファンス・エヴァンス・ジュリア・ヴェスタニエの実姉の事じゃねぇか?」

「純一、君は姉さんにも・・・RASHUに無意味だ。姉さんとはいづれ逢うし、そして戦う運命が待っている。熾天使の異名を持つ姉さんは無尽蔵の魔力と人類の域を超えてる。流石は僕の姉だ」

「それは、イイ、けど・・・・ジェラフバルト待てや!?おい、マリン船長と小舟海賊団の大艦隊が200隻、0番隊から13番隊の正体それぞれが悪名高い、お前はジェラフバルト書の悪魔を産んだなら本人が知ってるんじゃね?」

「もう時間が来た。済まないね」

 消えてゆくジェラフバルト。土井純一は決断する。

(伝説の海賊として知られるなら人類史でその異名は聞いたことがある。小舟海賊団船長名前は黒髭で有名だ。黒髭?小舟の異名だ。エドワード・ティーチはイギリス出身の海賊。風貌が黒い髭だからこそ「黒髭」と呼ばれている。その黒髭はニコニコ時代のみかりんから地震を奪った。その揺らぎは世界の地響きとかつて世界が海に沈みその大陸の断片が今の地図。かつての世界は10000年前に滅んだ。マリン船長、みかりんをアドバンス召喚で世界の暗闇から暗黒を抜け出した戦士の1人だ。リリースしてアドバンス召喚して俺の今能力で考えろ!?)

 小舟海賊団とマリン海賊団の旗がすぐ目の前に旗が風で靡く。

「『王』の指輪・・・そうか」

 純一は海岸に歩んでいく。砲撃が止まぬ降り注ぐオーバーな砲撃と修道院の門は頑丈に耐えている。純一は『王』の残滓をこのタルタロスに顕現させる気だ。

「幻影でしか、自分が会ってない継承者がいる。」

 虚ろ向きだな。純一は左手の『王』の力が海を割る。

「どういうことだ!?」

「海が割れた!?」

「そうかよ、桜!?第2の罪を祓ってこい」

「えぇ、この真下の祠よね?」

 桜は開いた空洞の祠に入って行った。純一は息を整えて天使ミカエル像の上に立ってミカエルの剣を抜くと封じられていた第Ⅳ魔法の「星」が解き放った。

 もこうはマリン船長のアン女王の復讐号リベンジ・オブ・クイーンズアンに乗り込んで、第Ⅳ魔法の存命する唯一の使い手で継承者である海星クララ&チクラの「星」と「命」に感謝をして想いを拳に解き放つ詠唱を行った。

「弟が時間稼いでるのが今だ!?桜は?純一」

「問題ない、桜は無事に第2の罪を祓いに行った」

 純一は修道院が砲撃の受けてる中、ジェラフバルト卿の姿はいない。海中からくるると凜が水着姿で戻ってくると桜は碧依さくらと一緒に祠に行った。

「もこうが第Ⅳ魔法を?」

「くるる、そうだ。失われた定義の中でも『星』は命を孕ませて生きてる。海星クララ&チクラはむらまこだ。梨民ジャンヌ・ダルクでくるる?知ってるだろ、だからこそだ・・・もこうがこの詠唱に成功した同時に第3層に行ける」

 タイミングが重要であった。純一は7使をエイボンから聞いてる。

 もこうの凡才は普通の凡才ではなく凡才の天才肌で天才の結晶が第Ⅳ魔法を魔法使いが到達できる最高到達地点の限界値を超える最高のオワコンの向こう側でなぜ今?そうまでして魔法使いの弟子であるもこうはその覚醒のドラムが雄叫びを上げる。

 もこうの素質をかつてB.E.S.P.O.に属して910INCを出て隠居している30代独身未婚でスーパーの弁当を食べている海星クララ&チクラに教わったのは「星」。ジェラフバルト卿の7つの魔法を創世した内「星」。

 ――――不登校引き篭もり時代――――

 立石豊もこうは潰瘍性大腸炎を国指定の難病を患って自宅に引き籠る時代祖父である立石恭一郎の薦めで海星クララ&チクラがもこうの家庭教師として気づかないうちに魔法の基礎を教え込んだ。引き籠る中、夏期講習・冬期講習合わせて将来の投資として海星クララ&チクラは1980年~2010年代を代表する魔法使いとして登録はされている。

私はそう呼ばれていた。ジェラフバルトが産んだ7大魔法の内私は4番目の魔法しか芸がなくてね。4つ目ってよく聞かれる質問だが、意味不明な定義が偽証な魔法だよ。もこうくんさ?イメージだよ。これ。第Ⅳ魔法はこの星に生きてる者が星のイメージを描く。生きてる証拠っての?生きてる実感さ、ジェラフバルトはおそらく絶望の淵に立ったんだろうね」

「先生、俺は兄さんとも違う。モノガチガウ。平凡パンチな凡才さ。俺だけだよ。国指定難病の潰瘍性大腸炎患ったの。おかげで俺は不登校の引き籠りの兄さんだ。義妹には言うてない、それだけは兄のエゴが赦さねぇ」

「まぁ、そんなのは気にすることねぇっつての。ギャハハハハハ精神で乗り越えてゆけ!クラブの意向であくまで使やれやれ、第Ⅳ魔法の後継者っていねぇからな。私ぐらいの面倒くさいが、もこうくんさ?数少ない・・・・クカなんよ」

「じゃ?俺は弟子ってこと?先生宜しくお願いします!?」

「教えることは1つ。生きる気持ちを頭に描いてイメージしろ」

 もこうはこうして現代で唯一の第Ⅳ魔法の魔法使いであるそう呼ばれているが海星クララ&チクラに弟子入りとして引き籠りから抜け出して高校生活を送れる元不登校生で引き篭もりの陰キャだったもこうは今では随分と違う。

 詠唱が始まる。

 土井純一は覚醒のもこうのそのドラムが聴こえる。自分と同じだ。自分の場合は石舟斎がヨルダンの聖ヨハネ修道院教会の地下からイエス・キリストの頭蓋骨を盗み瀕死で輸血が必要な俺にイエス・キリストのエクソソームで俺は活かされている。

「Grazie a Dio, prega Dio, creazione, dammi le stelle di questo mondo per creare e la saggezza del mio desiderio di vivere.Il mio sangue, il mio cuore non subiranno sconfitte e il mio spirito tornerà in cielo e diventerà la voce delle stelle che salva quella persona.」

 これが第Ⅳ魔法の詠唱。ジェラフバルトが産み出した定義が消失した魔法。もこうは解放するドラムが周囲にその解放の音楽が聞こえる。

(1つ、もこう君に関係ないかもしれないが聞いてくれないか?地球の本来ってのはかつての断片でBBADだからこそ2060年、世界はこの豹変する。ジェラフバルト卿には実姉がいる。第Ⅵ魔法の唯一の後継者にして魔法使いが目指す起源・根源の真なる深淵の者をニュイ様と言う。ニュイ・フランヴェルジュ・ド・ヴェスタニエはマルドゥーク・ファンス・エヴァンス・ジュリア・ヴェスタニエの実姉にして唯一の血縁者だ。私はジェラフバルト卿率いるB.E.S.P.O.と戦うにあたりこの地球は3度も海に沈まされてこの地上に2つのアトランティス太陸のアトランティス帝国とムー大陸の太陽神ラ・ムー大黒物産店のディスカウントスーパーのラ・ムーやコスプレイヤーのRaMuじゃねぇ、そっちじゃねぇけどよぉ、ムー大陸のラ・ムーに住んでいるレムリア人とアトランティスは海神ポセイドンの末裔海の民が戦争を起こした。これはエンキとエンリルの兄弟の争い。エンキは知恵・魔法・生命・海・水の神としてシュメール神話最高神の1柱。エンリルは嵐・風・豊穣の1柱人の姿をしている。正義と悪、絶対的な正義と絶対悪の世界だ。第Ⅳ魔法の定義ってのはほとんどが失われた意味の中で言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISON)

 海星クララ&チクラがもこうに言い忘れていたことをふと、解放のドラムが聴こえる中もこうが思い出した。

 この世界のそれは知られていない決してそれを明かしていない。

 もこうが遂に覚醒したのは第Ⅳの後継者であるその覚醒の条件は潰瘍性大腸炎で入院して入院中にむらまこが1度だけお見舞いに来て引き籠りになって魔法の先生として立石家に来て・・・そのすべてが点と線で繋がった。

「モデルはエンキだ。俺の覚醒の最高到達地点が今だ!?」

「ようやくか、おにや?気づいていたか、もこうが凡才だって言うけど、エンキの覚醒には条件があった」

「まさか、俺の弟がそのエンキだったなんてなぁ」

 おにやだ。この200隻の大艦隊を大海原の海賊相手に。

 LMMLNASCMWRT・・・・・この長い戦いの末に土井純一と一行はタルタロスの螺旋を乗り越えた。

 ――――――タルタロス・焚火台――――――

 MELSHIA/EngageManagementのOPの冒頭部分だ。

 土井純一とその仲間たちが焚火をしている。

 つまり、ここまでは土井純一の回想であったのとチュートリアルであった。

「ここまで本当に長かったな」

「純一、本当にここまで来たんだな?」

「最後に良いか?みんな、ちょっと聞いてくれ」

「どうした?純一」

 土井純一は立ち上がって至高天エンピレオを指さす。

 これまでの振り返りを淡々と話をしていた。

 くるる、YAGOO、碧依さくらの3名は2060年の世界からこの2020年にやってきた。おおえのたかゆき、もこう、おにや、桜、凛。

 土井純一はいよいよ最後の戦いの地となるタルタロス最下層。

 焚火が揺らいでこの戦いも随分と長かった。

「くるる、話しておきたいことがある。俺さ。この戦い終わったら・・・その・・・」

「ん?どうした?はっきりと言わんか」

「あぁ、そうだな、俺さ。決めてることがあった。もうずいぶんと避けられない関係になっちまった」

「純一?」

 土井純一の真の終わりに向けての戦いの序章だ。ジェラフバルト卿は2060年ここから40年後世界は終末に向けて動いてる。

 土井純一の人生の戦いである。18歳の俺。

「純?俺が言うには2060年、お前が殺される。それだけだ。」

「そうだった、VOLTROOMES創業者の暗殺って世間を震撼する大ニュースだよ。私たちはそりゃぁ、2060から来た異邦人よ、純一」

「純一が暗殺される。VOLTROOMES創業者はジェラフバルトの手によりと」

「そして世界がリセットされてここ2020年から再び戻される」

「ということはこれは夢?もっとこう嚙み砕いて言うなら、俺は何度も死んで巻き戻されてる感じってか?先が視えないゴールだな。然し」

「そういうことだ、お前自身とっくにもう死んでいる身だ。世界に、VOLTROOMESを遺してな。多くのストリーマーが交流を介する世界中の多くの配信者がお前に感謝だ。誰も恨みや殺意を抱いてなどない」

「その一方で、ENYCOLLAR・BREAVRYGROUPADMINISTRATOR・Coverの正規3大Vtuber事務所の解体並びにこの偉業の裏には純一、お前は生涯を費やしてジェラフバルトを斃す準備はしてきた。惜しくもな、B.E.S.P.O.はソイツを赦さなかったわけだ」

「2060年、俺は死んでいる。そして世界は何度もリセットを繰り返す。くるる?お前は俺を知っているな?もう包み隠すな、何を言われても驚きはオドロンだぜ」

「私はお前の子孫だ。こう言えばいいのか知らんが土井純一と立石桜の娘の孫だ。私は2060純一?詳しいことは言えないが分かってほしい」

 くるるは焚火を囲いながら土井純一の子孫という衝撃な告白。YAGOO、碧依さくらはジェラフバルトに立ち向かう人類の希望であった。

 ―――――2060年・某所―――――

 世界に存命するのはわずか7名の魔法使いのみ。古い円卓に空いた席が目立つ。

 ジェラフバルトは世界最悪の魔法使いにして黒魔導士。B.E.S.P.O.は?元正規Vtuber事務所兼e-スポーツ事業・XR事業・IR事業・インターネット事業を主にしていたBREAVRYGROUPADMINISTRATORがB.E.S.P.O.は13名のジェラフバルトが自らを殺せるジェラフバルト書の悪魔を超える1国を制圧できる傭兵。

「どうだろうか?むらゆき殿?」

 煙管を咥えて革サンダルにビールを飲む成人女性。2060年という世界で2030年頃から活動し始めたのがむらゆき。エイボンの弟子にして第Ⅴ魔法のこの2060年代を代表する魔法使いだ。収容中の前任者の水原一平は隠居の身に伏せて、水原一平から任されたのがむらゆきだ。

「イイ、イイ、それにな?2020年の土井純一についてだが、気にするな。さっきから視ている。まぁ面倒ごと増やされるのだけは勘弁くだせぇよ」

 煙管を吸いながら笠を被り椅子に靠れる女性。

「それでは、この場はどうするのですか?BREAVRYGROUPADMINISTRATORは闇に堕ちてこの世界を転覆或いは大いなる回帰グレート・リセットですよ。私たちのこの世界は分断されてもう半分を人は遍く絶望の始発点の意味を込めて/という。どう手を打っていいか、おかげでヴァチカンの移転にも私が留守中に状況変わりすぎですよ」

 第Ⅶ魔法最後の継承者にして存命する最後の魔法使いである天澄セナ。

 エンリル・himariの人類史正当なる直系筋の子孫。2060年時のこの円卓に姿を見せたのは彼女一人で闇事務所の殲滅や現ゲヘナ同盟傘下のグループは500を超えるがその500事務所を滅ぼしたのがここにいる天澄セナである。

「まぁ、むらゆきさんの言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISONも分かるんですよ、しかし・・・信じて送り出したくるるちゃんとYAGOOおっさんと碧依さくらちゃんは?まぁ期待はしてるんですけどね」

「無駄話か?まぁ、判断は任せるよ」

「遅い時間にご苦労様ですよ、海星クララ&チクラ」

「むらゆき、ワリィ・・・というか、ここではと呼んでくれないか?私もアトランティス先刻帰ってきたばかりだ。まぁ、海の民の遺志って堅いなぁ。うん、そりゃ・・・第Ⅶ魔法によってこの地球は3度も氷結になり、3度も海に沈んだ。この結果は?今、生きてる世界はその海に沈まされた大陸の断片で人間は植物から生を受けた。ガチめな答えだよ」

「そうか、そうか、ではは?」

「いや、待てと!?ヴァチカンの教皇や枢機卿に許可すらも取ってないまだ試作段階を承認ってガチイクな冗談じゃ済まされねぇよ!?」

「席に、座りたまえ。セナ」

 ニュイはずっと話を聞いていた。暇な時間な為ゲームをしながらのこの時代最後の魔女はモンスターエナジー3缶も一気に飲み干してアイコスで一服してから杖を鳴らした。

「SUMOMO-XXの件か?アレってのは?ジェラフバルト対抗策にEUのCERUNが独自開発した反重力濾過装置の疑似素粒子の原子力の炎を易々と導入は危険だ。ヴァチカンからも警告文が送られる」

 爆乳のくびれが目立つ銀髪の魔女。第Ⅵ魔法の最後の後継者であり、正真正銘最後の魔女はアイコスを吸いヴァチカンから送られてきた警告文にどう返すか迷っていた。

【Caro signor Sena Amasumi.Non abbiamo mai sentito parlare della logica alla base dell’introduzione di quest’arma su larga scala.Non l'ho mai ammesso nemmeno una volta.Non accetteremmo mai di poter far esplodere un altro sistema solare di particelle pseudo-subatomiche e creare una stella simile a questa Terra.Non è necessaria alcuna ragione.Per quanto riguarda la guerra tra Lord Gerafwald e B.E.S.P.O., la giudicherò nella sede appropriata e aspetterò il verdetto.SUMOMO-XX, l'arma anti-Gelafwald che il mago ha ingannato i ricercatori europei del CERUN facendoli ingannare con i loro fondi di ricerca, non potrà mai essere introdotta allo stadio di prototipo.Sena Amasumi, conosco molto bene tuo padre.Junki Tateishi (Oniya) ha una bella personalità, ma poiché è un discendente di Junki e Moe Iori, il capo della famiglia Iori, ha chiuso un occhio su questo incidente, ma questo incidente finirà in un modo artificiale? disastro invece che disastro naturale?】

 これがヴァチカンから送られてきた原文だ。明らかにこれは警告だ。

 エイボンが黙って天澄セナを見る。

「SUMOMO-XXは世界から戦争の根を断ち切る究極の平和平気だ。ジェラフバルトをここで終わらすが先か、人類がB.E.S.P.O.に負けるか?2択だ」

「そう先立って死んだのがまふまふの馬鹿だ。まふまふと同じ二の舞は御免だ。みけねこをこの術では終われるはずもゆくまい」

 エイボンはそれを読んでいた。歴代20人いるエイボンの名を襲名している現在20代目のエイボンはアイコスを吸いながら2020年時の記録を眼にこの遺っている魔法使いは決断を先送りにしようと思っていた。

「ダイナミックに、まふまふは自分でやれることを精一杯しただけさ。怒りのデスロードってヤツもなんぼのもんじゃよ。まふまふのミスはもう二の舞になる。SUMOMO-XXの件についてだがアレは原子炉の炎は危険を上回っている。世界は沸騰化して氷結化して、この地球はもう寿命スレスレだ」

 エイボン書を机に置いてアイコスを吸いながら目を瞑る。

 2060年迫りくる脅威に魔法使いは決断を迫られていた。

 ―――――2020年・タルタロス内――――――

 土井純一最後の戦いが始まる。

 2060年から来たくるるは自分の子孫でYAGOO・碧依さくらはジェラフバルトと戦う解放の戦士だ。

 次章は土井純一VSみけねこと続く。

 断章ⅢForEverMURASHUGAMINGに続く。


 


 

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