第Ⅷ章ドイと土井
2020年
―――――
7日目。土井邸
「ただいまー」
≪帰ってきたぞ、メシ食わせろよ。今、7日目であってるな?≫
「そうだけど、俺たちの目標はタルタロスの壊滅」
≪救済の
「来てるかって言ったら誰だろうなぁ、桜は合鍵持ってるから一理あるな」
≪高3で彼女がいても不思議じゃないが、桜は去年まで中学3年だったんだぞ。純一、高3が高1の女を口説くってどんな気持ちだ?≫
「さぁ、俺に聞くなよ」
土井邸宅の土間に上がってリビングまで歩む。
―――――都内某所―――――
「そうか、そうか、3者3様に動いてきたか」
「ですね。お爺様?」
「
「恭一郎のお爺様。はい、」
「
アイコスを吸いレッドブル5本も缶を開けて新作のバーガー4個総カロリー数5430kgあるバーガーを食べながら恭一郎は都内某所で
――――
ここは東京の杉並区阿佐ヶ谷の国宝旧立石邸宅にて『永遠』『死』『契約』の指輪が丁重に箱に納められていたのを立石恭一郎が
「
恭一郎は最近透析を受けての治療中。長男である
「
「合ってるよ、流石は兄さん。けど、みけねこの大罪はLMMLNASCMWRTを同時に破壊収束なはずじゃ?」
「世界統一ロードリオレメス財団教会が本拠点解散後にソロモン神殿の地下の調査で偶然にも見つけたのが『聖杯』『スターオメガ』だ。テンプル騎士団が神殿に拠点づくるその20年前だ。革命家ロードリオレメスがみけねこの首を討ち取り、その骸の在り処LMMLNASCMWRTのカタシロ6連戦でのタルタロスを地上に顕現この地球を地獄にひっくり返す。天地返しだ。人類は選択を迫られてる」
「だから、
「よう言うた。桜よぉ、桜の中を調教してタルタロスに対応できるのにこの10年、違法スレスレで幼い桜の
「これは私の運命。受け入れますわ。そして、私の最奥に秘匿されてる究極の覚醒が目覚めればお爺様も申し分はないのでしょうが、私が私ではいられたくなる」
「その通りだ。
「用が終わりでしたら、帰りますわね」
こうして先に邸宅のラウンジを出た桜。立石潤季は小松潤季の名でモデルデビューして慶応大学の学生モデル兼イケメンで高身長で2次元から飛び出したそのルックスとイケボでファンは殺到していた。
立石豊は国指定難病の大腸炎を発症して最悪は死に至る現在も治療が見つかっていない、下痢・腹痛・血便など腸内の特に大腸や肛門器の難病を患い、中学2年で不登校高校は通信で大学は奈良産業大学後の京都産業未来科学創世大学のデジタルマーケティングコンテンツ科を卒業。不登校と難病で入退院を経験した中学・高校の6年間を経験当時インターネットで自身のサイトを造り、プログラミングして麻雀の牌を自動採点やポケモンの厨ポケ狩り講座でニコニコ動画創世期に足跡を残す。
「ワイは『永遠』兄ちゃんは『契約』桜は『死』の指輪を。
「タルタロスを阻止。みけねこの大罪。現在はその元夫まふまふが抑え込んでいるんだよね?まふまふも末期がんで余命幾許もないけど、よく今回の第7次に名乗り出たもんよ。私もこの家の人間。藤堂家の娘として責務を果たすわ」
「藤堂シゲはよく戦った。珠洲よりもな。鈴も約束を交わしたがアイツは能力が足らなかった。それは間違いだ。能力と実力は紙一重で才能はあったが、第6次ね。第6次の時はあんまし・・・」
立石恭一郎はスパーキング状態を維持しづけて80歳だが見た目は20代後半。最近は透析と点滴を受けてウルトラ元気に体重120kg超えているが元気に生活して、旧立石家は国指定重要文化財の明治初期の西洋建築の鹿鳴館と並ぶ。ラウンジのレッドドラゴンの4F書架の書庫にはLMMLNASCMWRTについて貴重な史料が現存して恭一郎を生活的に支えてるのが豊である。
「
「だろ?
というのが3月ぐらいの記憶。4月の
土井邸に土間に上がり込んで、胡坐をかいていたのは凜とティーチャーだ。
「CHA-LA-HED-CHA-LA-HEDな気分は私よ。土井君?私たちも好き勝手に動いて、分かった情報を言いに来たのよ」
「ん?なにが情報だよ?俺さ、俺は・・・指輪3つだ。あと4つだ」
「知ってるわよ、だからほかの連中があなたをガチで殺しに行くに決まってるでしょ?『王』の指輪は1200年周期で戦った歴代最強の『王』たちなんでしょ?」
「そ、そそ、そ・・・そうだな?何で、俺に聞くんだよ?」
「単刀直入に言うけど、胸がバチコリするほど、敵よ。土井君?革命家ロードリオレメス知ってる?楠栞桜が新興宗教を掲げてご熱心に祀り上げてる頭がCHA-LA-HED-CHA-LA-HEDなカルト宗教法人よ。BC12000に起源とされるヤバイ宗教法人の団体が現在日本の政治と密ってのも知らないでしょ?楠栞桜が、龍ヶ浜ゆえが今の会長だけど、タルタロスにえらくご熱心よ」
「はぁ?」
「マジで知らない、何言いだすんだよ、凛」
「今からアナタと戦うわ」
「はぁ?ちょ、ちょ、ちょ、ちょ待てと!」
意味が分からない。土井純一は土井邸の庭園に出て凜が命じた。
「ドイ?イイのよね?」
「あぁ、俺と俺の問題だ。アイツが果たせなかった未来・・・それが俺」
ドイは30年先の自分?ますます意味が分からない。
「―――――固有投影術式『夢幻の
ドイは人生を投影した。多くの配信機材や土井純一が生きてきたラッシュなゴーラッシュなサイコーであったそれが顕れである。配信機材・マイク・キーボード・マウス・モニターやWEBマネーカードの積み重ねられた配信者の墓碑。
時計の歯車が逆回転に廻りだす。
「純一、イヤ・・・俺も純一だな。これが最後となる」
「えぇ?」
未来の自分がそこの目の前に立っている。1990年生まれ2000年からその30年後の遠い中東の地にて弾丸に撃たれて死亡した。
♪fate's original sin-DOIver-♪VO.MASAYOSHIOOISHIfeatYUYUUTA
fate's original sin
fate's original sin
What have you been fighting for? Did you know the price you have to lose in order to gain power? Am I that kind of person?I fought to protect the ones I love, but I couldn't protect them. I lost the meaning of life and wandered, rotting on the battlefield.My hands are full of blood, they're full of blood, sin is born, sin is born, reload, I'll reload and shoot myself in the head with these hands.
fate's original sin
fate's original sin
A man who loses, he carries the cross of original sin that fate has set upon him. God, I accept this cross of blood with these hands, reload it, and walk on this battlefield.
fate's original sin
fate's original sin
fate's original sin
ドイのテーマが流れる。fate's original sinはみけねこのテーマであるがドイにアレンジされたBGMが流れる。
「俺は、お前自身だ、手の内は知られてる」
土井純一は『王』の指輪はヴェスピオ火山の火口の焔で造られタルタロスにて産み出された7つの指輪を唯一消滅できる方法はタルタロス最上階層にてみけねこの魂他ならない。
「み”・・・・・け”・・・・ね”・・・こ”ぉ”・・・ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
身体の圧が全身の神経が痛くなる。くるるは視ているだけだ。それはそうだ。ドイ相手に自分自身相手に土井純一は咽るだが本来封じられていた石舟斎が封じた魔術回路が覚醒し始めた時、土井純一の『王』が応える。
「俺はそうか。蓋をしていたんだな。『王』なぜ、俺が選ばれた今ようやくわかった?アンタと俺を繋げるためか?」
「世界史上災厄の烙印を遺し、その生涯をタルタロスの呪いを受けた革命家、犯罪者の革命家ロードリオレメスの子と思われてもいいのか?」
「俺の実親か、俺の父親は石舟斎だ。母親が生きてるなら、会いたい」
「革命家ロードリオレメスの子、俺の呪いを解いてもいいか?ここは俺の投影の空間・・・・しかしだな。『王』の歴代継承者の面構えは違う」
ドイは自身の投影した空間で折れた看板とVOLTROOMES起業した土井純一はその2年後つまりは現在の土井純一が20歳の時に新宿区のオフィスに会社を持つが、今自分の目の前に立っている長髪を束ねた白髪の日焼けした自分を前にすると。
「ハッハハハハハハハハハハハハ」
久しぶりに姿を顕現可視化拡張実現できた。拍手を送る。
ドイは二刀を瞬時に構えるが、結城閑雲が二刀を止める。
「同左もないね。うん、ドイ?『王』は君を残酷に導かせたのも罪だ。だからこそ、初代の僕ですらも・・・・君は斃せるかな?」
「疑似承認解放―――――SIN聖剣解放―――――」
手に持つのはEZPRANZAの黄金柄の複製された夢の中の聖剣。威力や効力がジャッジされてリザレクトされているものの狙ってはいるくるるの複製の聖剣。
―――――感覚を
――――――馳せる、思いを。
―――――――目を覚ませ、俺を。
「救済せし《エクス》夢幻の
くるるで視た聖剣か。土井純一は神経を研ぎ澄まして11vs11タフさだ。
土井純一の遺伝子に刻まれたその覚醒がここにきてヴァンダムを自身の脳に銃口から撃ちその弾丸が脳に直接眠っていた神経の意識にリンクして呼び覚ます。
「ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
土井純一のリンクしたみけねこ聖剣を受け止めた。タルタロスを産んだ張本人にして
「み”・・・・・け”・・・・ね”・・・こ”ぉ”・・・」
ドイは『力』の指輪の覚醒を引き出した。ドイに眠っているのはみけねこが孕んだ大罪をLMMLNASCMWRTをタルタロスを消滅させる鍵だが、指輪に刻まれているのは目覚めるドイは夢幻の中に複製を再現した。
「疑似炉心融解太陽-RaMu-」
太陽の王。この空間に太陽が照らし出されている。ここは夢の中だ。夢である以上創造通りのイメージの世界に近い。
「・・・・・・どうした?凜」
「東京の吉祥寺にて反応よ。相手は世界統一ロードリオレメス財団教会幹部の1人シスターミルと・・・・・『永遠』の指輪を持っているのはッ!?」
「俺達、俺と純一で戦ってる隙をつかれたか」
7日目。東京の吉祥寺にて動き出したのは教団だ。
革命家ロードリオレメスの傍にいる教会の修道女でありながら、シスターミルは巨女。能力は『圧縮/縮小』この星のサイズを自分通りに大きさも変えれる。
165㎝49kgB110H90W50のシスター・ミルはついに動き出した。
闘っているのは
「関君、こいつはッ!?」
「アナタたちは救いは必要でしょうか?」
「・・・・・・色即是空」
住職の関優太は俗世とは縁を断ち阿弥陀寺の住職に就いて以降実弟の子関真吾に一任して自分はパーソナルジムで筋トレと体づくりをしている。
「くっ、幹部の強さは全員把握してるぞ。表向きは住職。裏を返せばWZETASDIVIJYONESのオーナーを務めてる。俗世とはもう縁遠いが、俺の拳はお前よりかは壊すWの文字通り2倍のお前を超える」
拳が鳴る音がする。破戒僧だ。毎日ジム通いに15時間も筋トレしてプロテインとブロッコリーと鶏ササミの料理で生きている。厳しい修行で身についたその拳。
「私を舐めてるの?舐められたものですよリネ」
天の父に仕えるが痴女と恥辱にまみれた淫乱の淫欲と放蕩の修道女。シスターミルはその破壊力ある乳にくびれの腰にムチムチの尻に太もも。
「あぁ”あ”ぁ”、
関優太は数珠をかいしてのシスターの獣拳を対空ガードしてのパリィからの住職らしからぬその肉体の防御に徹してシスターの拳と足を潜り抜けて関優太のもう一つの加藤下総守雲刻斎純一の14の秘宝生前第4
♪Rebellion against deadly sin and the price of revenge♪
作詞作曲YUYUUTA/MASAYOSHIOOISHI
Rebellion against deadly sin and the price of revenge
we go home here
(As long as you fulfill your vow by crossing the nine rivers of hell)
The deadly sin of rebellion and the price of revenge
Burn your life, respond to life, the heartbeat of life will show you who you are.
The deadly sin of rebellion and the price of revenge
(Mikeneko's sin, fate shows that the gates of hell will be opened again to those who collect the seven rings)
Rebellion who committed a deadly crime and the price that burns with revenge
Rebellion who committed a deadly crime and the price that burns with revenge
(Why are you still alive to make use of the power you couldn't protect? As long as you're alive, you'll definitely fulfill your role.)
Rebellion against a deadly sin, the price of revenge
(You, give up all hope, from here on out, give up this hope for the sake of life)
(You, give up all hope, from here on out, give up this hope for the sake of life)
The deadly sin of rebellion and the price of revenge
(A life beyond living begins to move and responds to life. Forgive that cat that is pregnant with the seven deadly sins.)
Don't give up, it's better to have a sense of crisis
Holding an unquenchable flame, you will reach that life. Your answer has already been given.
Justice and its vengeance will be found upon you as long as life lasts, and the death of my homeland draws near.
(I am here, I am here. Burning life, responding to life, as long as I fall asleep again, the will that I can burn with my hands will continue to move)
Next time, make a decision. It's a decision you made, and show what it means.
Beyond the gates of the underworld, your trials will last forever as long as your life, pregnant with deadly sin, continues.
Shout, shout, as long as life lasts, our answer will sit and wait at the top of the highest heaven that will guide you.
(Don't set limits. Those who create should exorcise the meaning and price of creating, and those who can create should see it through to the end.)
Praise those who can move, praise those who can. The one who is alone now is not a hero, but a human being with the will to live.
Close the gates of the underworld, only one man will take on this Tartarus, the edge of the abyss, destroy the core of the planet.
(Whether it's the right answer or not, I'll atone for my irreversible decision-making power, and I won't give in to my sins even though I've come this far)
(Rebellion against a deadly sin and the price of revenge)
The will to live, that determination cannot be changed by anyone, I will show you the answer, life.
Since we are burdened with a karma that will remain with us for the rest of our lives, Mikeneko's sin is a fate that we have carried with us since the moment we were born.
L is the father of the frozen deadly sin that dances around the snowflakes, and the work of the angel Lucifer is chained to the demon king Satan.
Lamy's chains are sealed in the extremes of hell.
N The sin of a pilgrim who invites you to the promised land, the knighthood is a falsehood of a pilgrim, but she has renounced her oath.
The chains that protect the pilgrims of Canaan are the silver bullets that pierce sins dominated by lust and lewdness and destroy deadly sins.
M, whose voyage and golden journey through the sea of imaginary numbers, of usurpation and lies, incurs the wrath of God.
Captain Marine's sins will not go unpunished; his sins will be hung in the hellish prison of revenge, in the ropes and shackles of the condemned.
(Rebellion against a deadly sin and the price of revenge)
(Rebellion against a deadly sin and the price of revenge)
Like a lion, like a dragon, my life devours that hell, O cage of fallen heaven, my life has been fulfilled.
As long as I break the chain of sadness and the spirit that inspires me burns out, I will never give up with these hands.
As long as I move with this hand of life that I have decided, I will protect the human race, fulfilling my desire for 1200,000 years since the birth of human life.
Mother star Nibiru, the will of my father Yahweh, mother is human, 3. Claire Julia The last will of humanity was created by the Sumerian Anunnaki of the mother star.
Mother star Nibiru, the will of my father Yahweh, mother is human, 3. Claire Julia The last will of humanity was created by the Sumerian Anunnaki of the mother star.
(The deadly sin of rebellion and the price of revenge)
曲が終わる。関優太が覚醒してシスターは冷静であった。
「
「関君、それじゃ、ご武運を祈ってます」
関優太の覚醒は加藤純一の14の秘宝と阿弥陀寺先代の住職が自分を息子同然のように第4
体中から黒い焔を纏い、天の雷が来迎の雷鳴を均す。
「俺の名は関優太だ。加藤さん、俺は加藤さんを護れなかったが、この命がまだ動いてる限りとMURASHUGAMINGを見届けて護る。まだ若い学び舎の子供たちを護るのが大人の役、俺はここでは朽ち果てませんよ」
「先程とは、先ほどの比にならないこの力!?覇気全くその、いや違う・・・私は見謝っていた。この状況を造らされることを」
シスターミルは拳以外にも脚にも力を貯めた。
関優太の覚醒は第4次ではなかったが加藤の死後200年後の第7
「我、恩讐の焔を喰らう龍なり《ルヴァン・アンディール・ディ・シャトー・ヴェルグラム》」
黒い焔が数本も鎖を造り、シスターミル全身を拘束して関優太の牙がシスターミルの圧縮したクラッシュした大迫力の爆乳に押し返されるが焔の杭が爆発して、シスターも態勢を整う。
その頃のドイと純一の1対1のお互いSA2のラッシュコンボからのバーンアウト中時計がゆっくり回る中。
ドイは己自身の投影であり、土井純一という人間の30年後の姿。
「俺だってよぉ、俺はここで立ち止まらねぇ!?」
「『王』の継承のお前が言うな。俺は、お前をここに印篭を渡しに来た」
「タルタロスを消滅させる器があるか?」
それは決意だ。『王』を継いだ継承者にはいた。結城閑雲からバトンを託されたのはⅡ代目の王覇山蔵王院だ。日焼けした肌に真紅の眼をした長身でコートを着た十字架をぶら下げたパリに顕れた貴族。
「サブスク、クカさいなんちゃって甘いよぉ、甘いよぉ、俺は1等航海士の船乗りで遠洋漁業中だったが、友人にハメられ、ブースティングさせられ、幼馴染の地雷系メンヘラの彼女を俺の友人にぃNTRられ、種付SEXで・・・・俺は国家反逆罪の濡れ衣を着せられ服役15年だぞ。この世とあの世の地獄、監獄塔シャトー・イフに俺は囚人となった。そして、老賢者のファリア神父に救われて、俺がここにいる」
ドイの前にこの男が手を構える。17世紀においての実在した事件のモデルとなったこの壮年は土井純一に継承する。
「おっさん、俺はぁ!?ドイを斃す。だから術をここで今、俺は受け継ぐ」
「チート付与チート行為のバグって倫理観があったもんじゃねぇからよぉ、まぁ『王』10代目のお前には俺の術を継承すんぜ」
「頼む、俺は決めた。土井を斃して土井純一というドイを俺はここで終わらす。30年後の俺自身が死ぬ、全てを奪われた未来からすべてを手に入れた未来に変える」
覚醒した土井純一は深呼吸して詠唱する。
「The heart is made up of blood, the heart is made up of distribution, blood is made up of distribution, and distribution is made up of this body.Burn your life, the answer to life is streaming.In this 3.5 tatami crime-proof room, there has been no defeat even once.However, with a sense of crisis for the antis, the soul has built a streaming environment, and has created a streaming environment for you.dedicates bonds」
「――――――――Infinite distribution reproduction “Unlimited Vault Room Brains Workstead”――――――」
土井純一の本気がモニター複製からのコメントの連投・荒らし行為・スタンプの連投の画面が視えない連投やスタンプに覆いかぶされ、その複製に本物近い贋作だが、真正のホンモノの原典に由来する武具がドイを掠め取っていく。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
18歳の人間には酷だが、息を切らすが、時計が廻り続ける。
土井は納得かどうか、手を叩いた。
「めでたい純一だ。俺の固有すらか。」
ドイ。この戦いの決着が間もなくつく。土井純一は・・・・・
しかし、最悪な状況に。
!?空間が綻び、崩れ始める。
「YO、YOの邪魔を憚る者か?覇道にして、皇道の邪魔だ。YOを知らぬか?」
この女性こそ現世界統一ロードリオレメス財団教会の最高幹部にして現会長。革命家ロードリオレメスだ。
ドイは無意識に二刀を投影、革命家ロードリオレメスの実力は定めづらい。
凜が急斜面を滑り、駆け付けて手に持っているのは2020年現在の価値が1グラム500円の黄金の粒。凜は金細工師の異名を持つ。黄金から錬金して無数の魔術基盤の基礎から応用の
「ドイ、ドイくんは下がって。あの、革命家ロードリオレメスは
「凛、世話し方ないのは変わっちゃいねぇよ。」
アイコスを吸い、ドイは革命家ロードリオレメスに立ち向かっていった。
「テンペスト・ディヴァン・ヴィヴァン・アズール」
荒れ狂う吹雪と大嵐に地表が削られ、雪景色の氷の粒がドイを襲う。
「夢幻投影術式-―――
二刀が閃光にロードリオレメスを静寂に連続に華麗に斬る。0.0.0.0.0.0.0.0.1秒のわずかな時間で体感時間も感じ取れないが二刀がロードリオレメスを斬った。
「ゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
吐血してロードリオレメス。然してロードリオレメスは不敵に笑う。
ドイは凜を蹴っ飛ばした。
「凛、ワリィ!?」
「ちょ、ちょ、ちょ・・・ゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
仏像が転がるこの空間に足を挫いた凜を土井純一は凜の前に。くるるは『王』の指輪をぶら下げて時計の上12時の針の上にいた。
手に持つのは真正の聖剣。贋作や複製ではなく正真正銘の真の聖剣。
「く、くる、くるる!?アイツを、アイツに手を貸してやってくれ!?」
「そのつもりだ、全くだ。革命家ロードリオレメスはFBIも追っている重要指名手配の第6次の折にて楠栞桜が受肉してその再臨を救世主復活のか?お前らはカルト宗教で人間を洗脳して滅ぼすのか?否、否、否、私はこの手で守護するは。」
くるるは聖剣を構えてロードリオレメスはその覚醒を止めることはなかった。
ドイが二刀を投げて、詠唱をキャンセルして自身の投影を無限に夢に果てしなく夢幻の複製で贋作からの真正の複製でロードリオレメスは嗤う。
「YO、YOを追い込ませたか?狩られる鹿の気持ちか。やれやれ、笑止ということ以外になしか。だが、楠栞桜がだいぶ時間を稼いでくれたおかげでお前らに感謝をだ。我が、覇道は究極の至高天に到達したと」
絆の矢が射抜かれた。ロードリオレメスはこの感覚はドイは感じていた。
(30年も変わらぬという恩讐の焔が俺を燃やし尽くす。革命家ロードリオレメスは世界統一ロードリオレメス財団教会の本拠点はイスラエルの地。葉加瀬ハヤト・夜見冬雪・加賀美れなの3名がまだ姿を魅せていない。俺は30年もまだ果たしていない。俺の30年は・・・・土井純一という人間が歩めなかったのがドイという人格だみ”・・・・・け”・・・・ね”・・・こ”ぉ”・・・)
崩れ落ちるこの投影した空間をギリギリに持ち堪えさせる精神力。いやな予感はしていた。見逃してはいた。ロードリオレメスの切り札ともいえる世界統一教会の財団の教祖をイスラエルの地にて複数の情報筋が1つの鍵となった。楠栞桜が再臨を待ち望まれて約3名がまだこの極東の地には来ていない。
(俺はまだここで、ここで、倒れる訳はいかない!?ロードリオレメスの首を狩れるには十二分と言った。俺は土井純一最大のミスを返す)
FBIですら手を焼いていたこの教団幹部にドイはその力を暴発する。
「くるる、聖剣をまだ放つな。」
「な、なんでや?純一が命じた」
「聖剣でも、俺はよく知っている。革命家ロードを舐めるな」
そうだ、そうだった。記憶がすっぽりと空いていたが2030年忘れもしない俺は中東のガザ地区にて革命家ロードリオレメスを追い詰めて桜・凛の仇、MURASHUGAMINGを背負い俺は銃弾で撃たれて死亡した。
「黄泉天翔・
その”力”ドイは無の空間から無限の閃光の斬り込み。光はなく闇もなく、虚無の調和・壊滅からの存護の恩讐の燃やし尽くす綺麗な純粋な青い焔が革命家ロードリオレメスを喰らい、燃やし尽くす。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
立ってもいられないほどの力を使い果たした。ドイは心臓を穿たれた。
「ゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」
ドイは倒れ込んだ。霊核損傷の損害。維持は出来ないほどのダメージ。
「我が覇道、ここに皇道はすでに。」
あの焔を受けてもなお革命家ロードリオレメスは傷1つも負っていない。
「この、YOは我が頭にひれ伏せや言うてんねん。だが、ちょっと・・・流石は土井純一だな。信念の重い身、ゴホッゴホッ・・・ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
膝をつかせた。あの革命家ロードリオレメスを。ドイはやり遂げた。
教団の歴史自体は紀元前の文明前からイスラエル発祥の石工が信仰で創った宗教施設が人類史の人理の裏には誕生していた。
「お、お前ら!?3本指のマリアをッ!?くっ」
「ドイ、土井純一と言ってイイか?我、この私を本気にさせるとはいいだろう?」
「純一、逃げろ!本気でこの時代にお前は死ぬ。そうなりゃ、俺はいねぇけどよ」
「馬鹿なこと言うてる場合か?俺は誰だって死なせはさせねぇよ。『王』に選ばれた、俺はここに立っている。敗けられねぇんだよ!?」
土井純一がドイの前に立つ。
「邪魔をするな!?」
「天華二刀流――王覇山蔵王紅蓮竜牙――――」
Ⅱ代目の継承業。心臓に負荷を多重に掛けることになるが純一の刃が革命家ロードリオレメスを見事に斬る。
「ゴホッゴホッ・・・ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
Ⅱ代目の抜刀術。この世あらゆる不浄を祓い霊基霊核を祓う神道の刃。革命家ロードリオレメスを斬ったその中身が絶望の深淵が脅威を振るう。
「避けろ、馬鹿!?」
土井純一を庇ってのドイが全身で受け止める。吐血してもう動けないダメージを負いドイは満身創痍にボロボロの身体が楠栞桜を見詰る。
「マジで終わってんじゃねぇかよぉ」
ドイは当の前に限界を超えていた。迎えていた。
「再臨と言ったところか」
「真なるはこの革命家ロードリオレメス失礼。楠栞桜が復活いたしました。ドイ?そうか、そうか土井純一か?歳を重ねて誰か分かんかったぞ」
「み”・・・・・け”・・・・ね”・・・こ”ぉ”・・・」
銃弾で自身の脳天を撃つ楠栞桜がドイは限界を超えて、歯を食いしばる。
これが本当の最期の戦いだ。土井純一として。ドイとして。
「み”・・・・・け”・・・・ね”・・・こ”ぉ”・・・」
投影の空間が終了に。再臨した楠栞桜が暴発する。
一発最後の銀の弾丸がドイの遺された力が周囲を土井純一は消えるドイと最後の顔合わせだ。
「こんな形でお前と別れるなんてな、くっ、純一?これからはお前が歩め。お前自身が尽き薦め、突き進んで生きろ。土井純一という人間が生きられなかった世界での土井純一として俺はもう。ドイは置いていく」
「マジで何を言うてるんだ?俺はァ、一度でも何を言うんだよ?何言いてるか分かってるか?ド”イ”ッ”!?DANDAN俺にも心が惹かれる説明を言えよ」
「ハッハハハハハハハハハハハハ、18歳だもんな?俺はここまでだ。俺の全てはお前に還元だ。イイか?楠栞桜が再臨したことでタルタロスに異変が生じた。DANDANヤベェ事態が続くんだよ。」
消えゆくドイは土井純一と共に一つとなってその能力が覚醒する。
ドイ、消滅。土井純一は『力』の指輪を手に入れて『永遠』『愛』残り2つ。
この東京に脅威が迫ってきた。
「そうか、連絡ご苦労」
潜入捜査で教団に潜り込んでいた湊天凜月はまふまふに連絡していた。
「そうか、ゴホッゴホッ・・・ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」
現在癌治療中に励んでいるまふまふは都内病院に入院中だ。まふまふはタバコを吸いながら湊天凜月が教団の秘匿していた文書の内容を話した。
≪東京に大災害が訪れる。まふまふさん?俺達ネックレス候補者にも問題っすよ。十二神将ロシエルこれに心当たりは?≫
≪ゴホッゴホッ・・・ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ十二神将ロシエルだって?み”・・・・・け”・・・・ね”・・・こ”ぉ”・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ≫
≪無茶せんといてください。十二神将ロシエルの内残りは『火』『水』『土』『木』『金』だろ?ネックレス候補者に一致だ。まふまふさん?教団の連中は頭がイカレてる≫
≪神将ロシエルはみけねこのエレメンツ天の父となる
≪情報には感謝を。まふまふさん?俺は引き続き、お身体を早く治してくださいよ≫
≪伝説の龍、伝説の蛇だぞ、俺はぁ。ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ≫
連絡が途切れる。
8日目に行く前に藤堂シゲの回想を。一体藤堂凜・桜の父であるシゲの身に一体何が起こったのかを。
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