MELRSHIA/EngageManagement

第Ⅴ章タルタロスの囚人～目覚める覚醒～

　2020年4月某日

　―――――世間に衝撃的なニュースがお茶の間に直撃した――――

　日テレ「今、緊急速報が入りました。お伝えします。お伝えします。緊急速報です。」

　東京赤坂プリンスゼロホテル・会見場にはホロライブ・にじさんじ・ぶいスプッ!の3連合加盟の大手Vtuber事務所の代表がスーツ姿で会見を開いた。

「今日この時代で我々は大きく決断する。中国ではVtuberの実名・顔写真が原則国の法律で義務つけられた。破れば罰金800元～1万元又は10年の懲役が科せられる。この知らせを受けて我が国の、延いては我ら大手3社が合同で意見を聴き合意に至ったことをこの場で報告します。」

　頭を下げたのはホロライブ・カバー株式会社代表取締役の飯田貴文（イイエモン）CEOだ。

　スーツ姿で成人男性がこの大きな国内外は騒乱の渦に呑み込まれた。

　2020年約5年も続いたVtuber文化の消滅に至った。

　―――――指輪戦争（エンゲージリング）――――――

　4日目を迎えた。

　その頃、タルタロス内の監獄の囚人は全身を拘束されてLMMLNASCMWRTを壁に刻みラジオからVtuberの実名・顔写真の報道を聴いて微笑んだ囚人。

「聞いたか?聞いたか?Vtuberの実名・顔写真義務付けが正式に採択された。Vtuberが中身が見えないキャラクターだからこそガチ恋勢やアンチが沸く。それによって誹謗中傷が止まらない。今回はその抑止に繋がる。満足したぞ、アンチを社会的に殺せる意味だ。今まではVtuberだからと言っていたが、ついに日本が動き出した。最終兵器俺たち、日本人よ目覚めよ！目で視れる可視化なら恐怖はない、目で視れない可視化できないこそ恐怖が生まれるVtuberカルチャーの消滅。ご苦労で大儀であった」

　タルタロスの囚人は鎖に繋がれ、拘束されてLMMLNASCMWRTとこのタルタロスを支配するみけねこの大罪を口にした。

　全身黒いコートに身を包み、素性は判別しないがこのタルタロスに収容されている囚人は一室から聴こえるラジオに満悦だ。

　4日目の昼

　土井純一とジュリアだが、土井邸に訪れたのは立石桜だ。

　呼び鈴が鳴る。

　ここは現東京都と呼ばれる首都と旧都の帝都東京と呼ばれる中間に位置する石舟斎町の敷地内の土井邸。

「純兄ちゃんいますか?」

「上がってもいいよ、大丈夫、大丈夫だ。俺は」

「学校には最近顔を出していないので、姉さんから預かってきたものです」

「凜か?サンキューな、MURASHUGAMINGⅢ代目の背中をこの大きな看板背負いに俺自身は・・・桜が気に病むことはない」

「・・・・・その・・・大事な知らせで来たんです。隠す訳じゃなかったというか?純兄ちゃんも指輪戦争（エンゲージリング）その参加者ですよね?」

「い、い、いき、いきな・・・・いきなり、何言うんだよ!?」

「言いに来たんです。私は『死』の指輪を持つこの指輪戦争（エンゲージリング）最後の参加者ってことを。純兄ちゃん、いいえ、先輩は殺し合う7人が7つの『指輪』を巡って犠牲を払い、最後の1人がタルタロスに行く。タルタロスはLMMLNASCMWRTとみけねこが孕んだその大罪で地上を救うか？遺された人間がその願望を叶える」

「桜、俺はそのぉ、MURASHUGAMING率いって2年目のオーナーだけど、『王』の指輪の継承者だ。包み隠さずに言うけど、俺はお前を殺さない。護ると決めた。安心しろ、7人全員俺は命を護って俺がタルタロスに行ってLMMLNASCMWRTとみけねこを斃す。この4日間、気持ちを整理していた。遊びは終わりだ、これが覚悟だ。」

「フォレスティア歴史上、有史の文明でそれを使った指輪戦争（エンゲージリング）いないんですよ。タルタロスはこの現実世界に生きる人間は関係ないが裏世界の大罪が顕現した象徴。」

「ご挨拶は?」

　立石桜16歳。『死』の指輪の継承者。実の姉である藤堂凜の実妹。土井純一は主水町に住む彫師の老人にMURASHUGAMINGが背中に刻まれた。

「俺は龍だ。MURASHUGAMINGの龍、覚悟が決まらなかった、けど、桜?俺はもう決めた。お前を護る為に戦う」

　≪タルタロスの囚人の残滓を臭うな。桜?私も碧依さくらだが同じ桜の運命だ。まふまふが抑え込んでいたタルタロスが顕現する。まふまふはもう限界を超えていた。みけねこの裁判敗訴に、LMMLNASCMWRTとホロライブの微笑みの爆弾を投げたその代償は高いぞ≫

　≪そこにいたのか?神気が高くて感じ取れなかった。八岐大蛇殿ではなさそうだな。伊吹大明神殿でもなさそうだが、その神気は神霊級の覇気。碧依さくら?≫

　≪私は碧依さくら。普通のな。桜を守護するために呼ばれた。勇気ちひろ同一視されるが全く同じだ。気にするな、37歳の余暇を楽しんでいると思え。しかし、タルタロスから脱獄した囚人がいるとか?パリエール・ド・モリアゲ～ル的な?笑えない冗談を噛ますほどじゃないが貴殿は?偽の名を役を羽織ってるだけか?≫

　≪機が熟すのを待つ。今の、純一に私の真の名を預けられるとおもってない。純一は・・・・VOLTROOMES創業者で未来に活かされないとならない人物だ。≫

　≪そうかいな？LMMLNASCMWRTをタルタロスで倒さないとその先に辿り着けはしない。みけねこが12000年前に地上の人類の罪を孕み、この地上世界の真下に根付いたのがタルタロスだ。気を落とすかもしれないが、言わせてくれ。私はタルタロスに縁がある。ハデスとペルセポネとの間に生まれた子、タナトスの子だ。お前からはタルタロスの残滓その残り滓が匂う。N《ノエル》M《マリン》の血を私は匂うが何か?≫

　≪私は知っているが、別にだ。たとえその血が流れていても関係ない。タルタロスに縁があるって言うのか?た・・たし・・・確かにだなぁ・・・・いや違う≫

　≪見え見えの誤魔化しは身体によくはないぞ。石舟斎の時にお前は戦った。その際に、お前は無自覚の覚醒でNとMを解き放った。産物か知らぬが釈迦が偶然にも広い、出会い、そして自分の者とした？相違はないか?同接が低く自分の力では視聴がが増えない、その時にN《ノエル》を拾った。白銀の罪を穿つ銃。日南との想いが釈迦を生存させ、今回のネックレス継承者として姿をみせた。ククククク≫

　≪お前の眼は視通せる眼か。良かろう。私の内なる心にはNとMの血が流れ込んでいる。ハッハハハハハハハハハハハハハハ私はそうだ。今の純一にはすぐにも明かせないが石舟斎との誓いだ。私の真の名は・・・・言うさ。碧依さくら?いや、勇気ちひろ、私とお前との間で万一があったら純一を助けてやってくれ≫

　≪ロケットランチャー20000発揃ったか?その約定は果たす。私は桜の守護者だ。ようやく指輪戦争（エンゲージリング）が歯車が回る。まずはYAGOOと潤季（おにや）を右ストレートでぶっ放しで黙らせてからだ≫

　ジュリアと碧依さくらの会話だ。土井純一と立石桜は土井邸の玄関から旧都側かつての第6次で戦禍に散った東京の立石家が所有する旧立石家に2人で向かった。

　ムラッシュゲーミングのホームベースに使われてる東京都港区芝浜の倉庫。

　MURASHUGAMING拠点には24時間365日体制でのオペレーター付きのゲーミングチームでここで選手は3年住みながら切磋琢磨している。

　倉庫前に、YAGOOと潤季が来ていた。深手を負ってはないが、『契約』の指輪をぶら下げ倉庫前の自販機に腰を下ろしてYAGOOが現界する。

　≪ご無事でしょうか?潤季（おにや）様?≫

「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、俺のことは気にするなって。ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ・・・ちっ」

　≪ここはMURASHUGAMINGの拠点か?私はタルタロスの世界をよく知っている。みけねこが孕んだその大罪はLMMLNASCMWRTとタルタロスの各支配層がいる。私はイヤだ、だがしかし、潤季（おにや）？お前はすでにそのLの解放を行った。忘れるではないぞ、規約を≫

「そりゃぁ、知ってるさ。マジで俺の産まれた意味は立石家の期待を裏切らないことだ。Lはラミィだよなぁ？俺はここで休憩する」

　≪好機一戦の計だ。土井とお前の妹が向かっている。土井は戦闘が未知数で🐷も危機感持った方がイイよ。お前らって男はそんな弱者男性はいい加減に詐欺師にスパチャするのは流石にVtuberに金を払うのは男や女として負けてる。流石に社会に出て働いて詐欺師風情に払うよりか自分に貢献した方がイイと思うよ。🐷は危機感持った方がイイよ。っつてっかぁ、土井が分からない、お前の妹は?≫

「妹を甘く見るなよぉ、ボケがぁ!?いいや、養子の妹だ。実の妹じゃないが、俺よりも実力のある腕と目をしている。1歳の時に引き取られて恭一郎のジジィの薬をキメるプレイと立石家の執念指輪戦争（エンゲージリング）勝利の為に桜の幼い身体は無残に調教されてガ”チ”イ”ク”ッ”となった。」

　≪それは詫びる。で、どうだ？桜の能力としてを見て図る。土井はイイ。≫

　自販機から立ち上がって立石潤季は倉庫から出ていくのを土井純一が捉えた。

「潤季（おにや）ッ!?」

「こりゃぁ、ハチワレでマズいが、崩す準備は出来てる」

　≪氷結黒雛（アイスバーン・ブラックスワン）≫

　荒れ狂う氷の刃を土井純一は石舟斎の蔵から眠っていた2振りの刀を手にしてYAGOOは天馬を呼び空を駆け巡る。

　≪ペルセウスか?いや違うなぁタルタロスの血肉の臭いニオイが鼻につく。メデューサかや、ヤレヤレ納得が行くモンだ。純一?相手はギリシャの怪物、メデューサに間違いない。あの鎖鎌に見覚えはある。不死殺しの鎌（ハルペー）だ≫

「ど、どう、どう・・・どすりゃぁ・・・イイ？」

　≪私に用か?仕方なしだ。ギリシャの怪物に初戦に実力を振るうとは思ってない。しかし、タルタロスの残滓も感じる。私自身、因果を断つ≫

　YAGOOの鎖鎌をジュリアがその件で分断して神速の一撃と、神速の抜刀術の構えで納刀してからの宙に飛び、常人では目で視れない想像以上の演出の剣がYAGOOを打ち砕く。

「この運命に束ねるのは土井の命に我が剣は汝の罪を祓う。名は明かせないが、1,2ジャ”ン”ゴ”ォ”オォォ”オッォ”ォ”オオオオオオ”ン”オ”ォ”ォ”1,2ジャ”ン”ゴ”ォ”オォォ”オッォ”ォ”オオオオオオ”ン”オ”ォ”ォ”!?」

「ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

　吐血して右肩を痛めるYAGOO。YAGOOは2m近く180cm以上ある巨女のハリのある巨乳で身長は低いが140～150㎝のスレンダー系の少女が剣を握る。真名は明かせない。その金髪でドールみたいなスレンダー少女の立ち振る舞いに、純一は眠っていたその灯火が覚悟の焔として刀を納刀する。

「せ、せん、せ・・・先輩、無茶しないでください!兄さんも指輪を使います」

「中々、中目黒の中出しの痛みだ!?ペルセウスの痛みに比べたらまだまだぞ、ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ・・・」

　YAGOOはハルペーをぶん回す。倉庫前の激闘。桜はその覚醒の血の流れが幼い頃恭一郎の工房に食事を与えられずに水だけで調教を受けた。

　――――――、『死』の指輪の解放――――――

　指輪戦争（エンゲージリング）の中でも最もタルタロスの呪いで造られた指輪。

「さくら？準備は出来ているわね」

「いつでも、相手が兄でも構わないと?」

「『契約』の指輪を『死』にさせる。呪いが効かない指輪は100均とかで売ってるおもちゃよ、さくら？先輩に加担して。土井純一はこの先、人を救う救世主になる人だから」

「分かり得ました。阿弥陀無明浄土唯妙法華『死』を限定解除」

　碧依さくらは限定解除を外したその能力の一段階目。100％のうち10％をその身に纏いタルタロスの姿を隠すハデスの兜をかぶり、巨大な全長5m級の大剣を天から特殊顕現して碧依さくらは片手に宿ったそのエネルギーの塊をYAGOOにぶっつけた。

「祓罪（イヴェル）・七天霊究武星斬（グレイストラス・ヴェルアベルファーヴェス）ッ!?1,2,ジャ”ン”ゴ”ォ”オォォ”オッォ”ォ”オオオオオオ”ン”オ”ォ”ォ”」

　碧依さくらの正体は勇気ちひろと同一視されるが正体は不詳。立石桜の守護の為に呼ばれた神霊級の覇気を普段隠している。

「ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ」

　YAGOOは破れた。全身砕け散り、吐血しながらもハルペーのズシッと音がして土井純一が潤季の目の前に刃をカチッと音がした。

「緋天勢以派」

　薄子力也が遺した人が斬れない模造品で造られた逆刃刀を「緋天勢以派」江戸時代には消滅したはずの日本古代における流派で潤季の首元から頭上に神速に足を踏み込み、息を殺して刀で指輪の鎖を斬った。

「緋天勢以派・龍顎招雷天衝」

　土井純一が眠っていた本来の緋天勢以派がDNAに刻まれた流派の復活と、二天一流の免許皆伝の宿命の覚醒が土井純一を突き動かす。

「ゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ・・・ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッゴホハッゴホハッゴハアッゴハッゴフォッ」

　立石潤季（おにや）》4日目に落第。土井純一は潤季の『契約』を『王』の指輪と対になるようにぶら下げた。

「俺の眼の前で命を絶やすことは認めない。俺は誰も殺しはさせない、この指輪戦争（エンゲージリング）誰も殺さずに俺が護る。ただし、YAGOOは？YAGOO？どうなんだ？」

「私も利用できるだろ?まだ死んで、たまるか。純一?お前は救世主に選ばれたのだろ?タルタロスは1人で逝く。最悪は生きて帰ってこられない。タルタロスはみけねこの象徴。お前、お前はそんな・・・・あり得んぞ」

「なぁ、YAGOO？やってみねぇーと分からねぇことばかりだって言うじゃん。俺はMURASHUGAMINGⅢ代目のオーナーでこの背中を視てまだ言えるか?」

　土井純一のシャツを脱ぐと背中にはMURASHUGAMINGが彫られていた。million・トン兄/Tonbo・RITAS・absol・Loo・Zansfers・GONG・FENNELRES・Mittichi・Pesharts選手の顔を彫ってもらっていた。これはMURASHUGAMINGを背負い、土井純一の覚悟であった。

「そうか、お前はこの運命を超える何かあるってことだな。指輪はあと5つ。純一、『王』『契約』によってお前はタルタロスの罪を解放できるようになった」

「初代から続く100年の看板を俺は護る。で、待てと!YAGOOと潤季がこちら側に回る。次は?誰から攻める？」

「『財』の指輪が狙いやすいわ」

「今日は一旦、帰ろう」

　純一はMURASHUGAMING倉庫を後にした。いよいよ指輪戦争（エンゲージリング）の動向が変わっていく。

　―――――摩天楼、夜風が靡く

　タルタロスの囚人は脱獄するのにその容姿は長く伸びた白髪の老人は見た目以上に老人だ。タルタロスの囚人は土井純一を視て微笑んだ。

　イヤフォンでリップザスライムやキックザカンクルー・クレヴァの名曲を聴きながら煙管を咥えてアイコス片手にレッドブルとモンスターエナジーを飲みつつこの摩天楼の東京を見下ろしていた。腕に刻まれたのはLMMLNASCMWRTと。タルタロスに収容されて時間も経つ。

「黄金世代のほとんどがニコニコ生放送出身の30代半ばのウナちゃんマン・唯我・横山緑・よっさん・渋谷のキング・石川典行・野田草履・うんこちゃん・もこう・Qちゃん牧師世代というか時代でニコ生してた黎明期の連中がみけねこが孕んだその大罪は大きいよ」

　アイコスを吸いながらレッドブルの缶を飲み土井純一を眺めていた。

「土井純一は世界を救う、そうだな。俺は石舟斎の夢を叶える。友よ、俺はまだ生きる希望を捨てない。石舟斎の子を俺が見届ける」

　時代遅れともいえる刀を腰に差して長髪の老人は姿を消す。

　土井邸の土間では『財』の指輪の行方と作戦会議をしていた。

　碧依さくらは自分から其の素性を話さない。それはジュリアも同様だ。

　土井純一は潤季に説いた。

「なざ？なぁ、潤季?お前が知ってることを教えてくれ」

「土井にか?負けた身で言うよ。指輪は偶然にも選ばれる。だが、指輪は継承者候補を見定めるその為にネックレスの守護者がかの地により来るってそれぐらいだ。」

　♪I don't care if we are unhappy together for the rest of our lives.♪

　作詞作曲まふまふ/編曲オーイシマサヨシ演奏ゆゆうた・よみぃ

　AメロI've forgotten how to laugh, I've forgotten how to express my emotions, how can I express these feelings that are so hard to put into words?Even if it's the first time you've been laughed at, even if someone else is laughed at, who is that person who laughs?What kind of pain is it that makes your heart throbbing?I forgot how to cry and how to cry.It's just something that time won't solve.Everything is sad, how can I vent my anger from this sadness? Please tell me!Who are we, wrapped up in a futon in a corner of this dimly lit room where nothing can be seen?The strumming, the bloody stirring, the pain in the six strings and the skin?Jump over the despair of tomorrow, and the fear of tomorrow will move before your eyes.You know I'm not worth it. It means I'm not worth it.What is the true nature of this dissonance that is eating away at my body?Is what I've said here a lie? If it's not a lie, then it's a fact, and that's why I go to sleep.Embrace this fiction

　Don't glorify the worst, don't make fun of the worst reality, and don't spread this horrible lie to someone else.My head is just spinning,

　サビ

　I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I won't ask you to forgive me.I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I won't ask you to forgive me.I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I won't ask you to forgive me.You're pointing your finger at me, aren't you? I'm no longer a human being because I've disappointed you, and I'm worth deceiving others and saying I'm worth less than a human.I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorryI'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorryI cry out a thirsty cry, tearing out my throat and heart without hesitation.I have flashbacks to the memories from that time!This lament, what is the meaning of my birth? Please tell me.

　BメロThe reason I married Mikene was because she was being pushed mentally and becoming weak, so I wanted to support her and love her for the first time.I registered my marriage on Christmas Day, December 25th, and on that day I prepared a ring and planned to eat Christmas cake together, but Mikeneko was planning to hang out with another man starting on the 26th, so I was nervous.Sin was born, the birth of God is sin, I carried sin, the deadly sin that Mikeneko became pregnant with, count Miki Shimizu's sin.

　土井邸に戻って全員土間の炬燵に入って土井純一は食事を振るった。

「桜、手を貸してくれてありがとうなぁ」

「いいえ、いいえ、先輩がその心を覚醒してタルタロスに向かうんですよね?」

「俺は指輪戦争（エンゲージリング）を終わらす。そう決めた」

　土井純一と立石桜、新たに立石潤季とYAGOOを加えて『財』攻略に向かうのであった。

　――――――指輪戦争（エンゲージリング）―――――

　5日目に入る。だが、ここでネックレス候補者に異変が生じた。

　次章は釈迦と蓮実ヶ先心鶴が軸に進む。