恩讐みかん
ねもも
第1話
恩讐みかん
江戸時代中期頃、強い怨念を抱いた九州地方のみかん農家の畑に突然変異で呪いの籠ったみかんの木が生えたもの発祥とされる。恩讐みかんを食した人間は徐々に体内が汚染され、最終的に臓物に根が張り腹を突き破りみかんの木が育ち始める。根が張り始めた直後であれば摘出する事で汚染を食い止めることが出来るが、当時の日本では摘出手術の技術が無かったためほとんどの汚染された人間は死に絶えることとなった。
栽培の方法は初めの1本目は突然変異だが、2本目以降は赤子に恩讐みかんの汁を飲ませ餓死させた後、地面に埋めることにより発芽する。その後、赤子の一族の血液を敵的に与えることで成長し約5年で完全に成長する。
恩讐みかん ねもも @nemomo8193
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