不登校の僕の家にクラスメイトがやってきた
降谷蒼一郎
プロローグ
「今日も朝に起きれなかったか」
部屋の窓から中学生程度の子たちが学校から帰っているのが見えた。
テレビをつけたらニュース番組がやっていた。時刻は17時30分のようだ。
ニュースでは3年前に起きたモール立てこもり事件のドキュメンタリーが放送されていた。
「この事件が起きたの確か今日だったよな」
当時はえらく騒がれていたのを覚えている。
連日ニュースで放送されていた程だ。
「まぁ今の僕には一切関係ないか」
カレンダーを見たら日付は5月19日だった。
一般的な高校生は中間テストにおわれている時期だろう。
何もやることがなかった僕は学校から届けられたプリントを見て数1の教科書を開いた。
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