坂が多いと、いろんな風景が楽しめそうですね。立つ場所の高さが変われば、同じ風景も違ったふうに感じられそうです。私の住んでいるところは、山裾の丘陵地帯が平地になる辺りで、まっ平。広々とした田んぼと畑が広がっています。その畑も続々と建売住宅が建っている最中です。手入れの行き届いた庭と、こざっぱりした古い平屋。庭木が切られてしまったのは残念ですが、そんな家でのんびりと暮らしてみたいものです。
作者からの返信
そうなんです。階段を上り下りするとよく分かるのですが、見える景色が高さによってがらりと変わるんです。それから音も。この階段は南斜面にあるので日当たりも良く、それで木も気持ちよさそうだったのです。
同じことを思ってました! この先住まないのなら、庭木の手入れもするので実費で家を貸してもらいたい、って。喉元とは言いませんが、食道くらいまでは言葉が浮かんできてたかもです。そんなこと言われても植木屋さん困ったと思いますが笑。
「はずだった。」で嫌な予感がしていたら、やっぱり切られちゃったのですね。残念。
他のエピソードにも言えることですが、筆力のみならず満つるさんのコミュ力の高さがそのままこのエッセイの面白さに直結しているなと思いました。
作者からの返信
切るならせめて花が咲いた後にして欲しかったけど、花を見たらそれはそれでもっと切なくなりそう。
筆力! わーい\(^o^)/ 圭以さんに褒められたー✨
だけどコミュ力は違うと思う。これはコミュ力ではなく、おば(さん)力、だと思う。大阪のおばちゃんの「飴ちゃんあるで?」みたいなやつ。面の皮と腹肉ばかりが厚くなるのよ……、厚くなって欲しいのは財布なのよ……(T^T)
当家の向かいにも数年前まで桜を植えたお家があって、毎年楽しませていただいていたのですが、お住まいだった方が引っ越されたらすぐ更地に…。あっという間に次の家が建ってしまいました。
寂しいですよね、折々に見てきた木がいなくなってしまうのは。
ただ木の話とは別に、その階段の、両手を広げればそのまま風に乗って…の一文に魅せられました。しだれ桜がもう見られないのは残念ですが、ぜひその場に立ってみたいです(※高所は平気です。笑)。
作者からの返信
寿命まで生きていられる木って実は多くない気がするんですよ。家の庭木は建て替えなどで今回みたいになりますしね。勝手に植えて、勝手に切って。そう考えると、同じ命なのに申し訳ないなぁ……と。
以前、書いたエッセイでも紗矢子さん「高い所、好きです♪」って教えてくれてるんですよ。それでこの階段通る時の2回に1回は脳内にナウシカのメーヴェが出てくるんですが、メーヴェ出てきたら「あ、紗矢子さんだ」までがワンセットになりかけています✈笑
見慣れた風景が変化する瞬間を目の当たりにするのは、胸が締め付けられますね。
その階段に立ち、両手を広げて薫風を感じてみたいものです。そのまま堕ちてしまいたい☆
バンジーはやりたくないけどね ( ̄∇ ̄)
作者からの返信
そうよ。いつもいるのが当たり前だったMr.がいなくなってた間、私の小さな胸は締め付けられていたわ。おかげでやけ食いしてたから検査数値が墜ちてたのよ、きっと。
バンジーは私も無理。