登場人物の目線が変わると、異なる物語が立ち上がってくるのが面白いです。そして、毎度毎度貧乏くじを引いてしまう阿佐比君、本当に不憫です。
本編の方の、バレンタインのそわそわする気持ちも共感しながら読んでいきました。誰かくれそうな人はいないか探したり、自分と同じようにまだもらっていない人を見つけたり、丁度いい場面でギャラリーで集まったり……ザ・青春という感じで、ドキドキします。
鵜沼さんサイドだと、獣人たちのバレンタイン事情が見えてきて、興味深いですね。チョコレートがアウトだというのが、結構衝撃的でした。

最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました！

前話では、実は前々から好きでしたって言うパターンかと思ってたのに。舞台裏が、こんなにも身も蓋もないとは。というより、みんな絶対に誤解してる。これがきっかけに本当にくっついたりは……しないのかなあ。

これはひどい。
泣けてきますね。