第24話 助け?

「みんな!声が大きくて職員室まで声が聞こえていますよ!」


『成宮先生!』


「一体どうしたんですか?」


「成宮先生!僕を助けてください!」


『ッ!』


「分かりました、では夏輝君は私と一緒にお弁当を食べましょう!」


『はぁーーー』


これは······助かった···の?


「じゃあ、行きましょうか!夏輝君」


「えっと?どこにですか?」


「着いてくれば分かりますよ」


『(ジーーー)』


うぅー、みんなの視線が凄いくらいに刺さりまくってるよ、他のクラスの人にも見られてるし、恥ずかしい


「着きましたよ!夏輝君」


「えっと、ここって生徒指導室···ですよね?」


「そうですよ?」


「どうして悪いことをしてないのに生徒指導室にはいるんですか!?」


「ここしか空いているところがないんですよ」


「うぅー、それなら...はい、分かりました」


生徒指導室で先生と二人きりでお弁当を食べるなんて緊張しすぎて顔が真っ赤になっちゃうよー!


(成宮視点)

私は今日驚くことがあった。

それは···朝に転校生を紹介した途端、その子が夏輝君に告白をしたこと!

一体どうして会って一瞬で告白までいくの!

まぁ、告白したくなる気持ちは分かりすぎるけど···それでも、いきなり告白はないでしょう!

夏輝君がそれを断ってくれたのは一生の救いだったけど、はぁ···憂鬱だなぁ〜


ッ!待ってよ、今はお昼休み、なら教室はどうなっているの!様子を見に行きましょう...


待ってよ!、今入って行ったら妙に怪しまれる気がする、あっ!なら


「みんな!声が大きくて職員室まで声が聞こえていますよ!」


これなら自然に思われるよね!


『成宮先生!』


「一体どうしたんですか?」


「成宮先生!僕を助けてください!」


『ッ!』


え、なに、夏輝君は私を誘ってるの?それともお誘いしてるの?そんな可愛い仕草でそんなことされたら···私襲っちゃうよ?

でも、ここは耐えて


「分かりました、では夏輝君は私と一緒にお弁当を食べましょう!」


『はぁーーー』


ふふふ、ごめんね、夏輝君は私と一緒に居たいみたいなの


「じゃあ、行きましょうか!夏輝君」


それから、生徒指導室に入るまで私は夏輝君とどんな会話をしたかどうかは覚えていたい...けど、幸せだったことだけは確か!

んっ!生徒指導室で夏輝君と2人っきり!私、何するか分かんないな!まぁ、もしもの時は···責任とってよね!夏輝君!



_____________________

あとがき

ホントに更新が遅れてすみません!!

ここのところ全くアイデアが浮かばないし、話をどうするかで迷いまくって全然上げれませんでした。明日からは必ず頑張るので応援よろしくお願いします!

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