凶者への応援コメント
一人称小説の利点を存分に活用している作品だなあと思いました。
まず開始二行で「私」の、およそ一般的ではない思考が描写されており、なるほどこれは「偏屈」だ、と膝を打ちました。
が、読み進むにつれ、偏屈を通り越しいっそ人外じみているような気さえしてきて、気が付けば私は「次はどんな思考をしてくれるんだ」と傍観者から観戦者になっていました。
ところどころでやや難解な表現を使用しているのも、この「私」の特徴を表しているのだなと、納得でした。
「私」が委員長の瞳に魅了されるシーンはとても印象的で、こちらもハッとするような「変化」でした。
ゆっくりと落ち着いた(冷静な)雰囲気から打って変わっての駆け抜けるような展開も、緩急の付け方が実に上手だと感心してしまいました。
恋愛小説は得意な方ではないのですが、M.S.さんの書くものはどうも好みに刺さって抜けません……。
今回も素敵な作品をありがとうございました!
作者からの返信
毎回読んで下さって、本当に感謝しています🙇♂️
最近体調が悪く、また、可笑しな上に展開も支離滅裂になってしまったかと思います。だがそれもまたいいだろうと思い投稿させていただいた次第ですが、高評価を下さって嬉しいです🙇♂️
主人公が彼女の瞳に魅せられる描写の所は文章力的に伝わるか不安でしたが、汲み取っていただけて安心しました...!
次回作はそろそろ本当にハートフルにしようと思うので、好みじゃないかもしれませんがご容赦下さい笑
凶者への応援コメント
『瞳に夜を湛える』
選びぬかれた言葉で紡がれる、狂おしいほど美しいお話でした。
好きだなあ、M.S.さんの描きだす世界。
堪能させていただきました。
ありがとうございました。
作者からの返信
可笑しな価値観とか倫理観、恋愛観のせいで、可笑しな物語ばかり書いてしまうのですが、それでも共感してコメントまでいただける事は本当に嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました!